パスタマシーンの幽霊 作:川上 弘美
相当に短い短編を集めた小説でありました
短編集というにしても、もっと違う何かだ
すごいたくさんあるのに、どれもこれも
ちょっとした小話程度の分量というのが
読みやすくてステキな一冊でありました
内容は、正直なところ、どれもこれも
似たり寄ったりという感じであります
だのに、なぜかどれを読んでも、しっくりというか、
飽きがない、前にも読んだ感じというのがないというか、
いや、あるんだけども、違う話で、そして
とても綺麗に消化できるといった
そんな読後感でありました
基本的に女性が主人公で、
恋愛やら、生活やら、友情やら、何か他愛のないものが、
情景を描くだけのようにして、つらつら、
大きな事件が起きたり、何かが解決したりとか
そういうのは相当に縁遠い、でも
ひとつひとつ、よかったというか、なんというか、
ふんわりとした感動の少し手前くらいの感触が
心に残るという具合でありまして、
ステキでありました
相当にあれこれあったし、
不思議系の話も多いので、なにかれと
語りあげるというのには向きませんが、
出てきた女性のキャラクタが、結構つぼに入ったり、
その妙なしぐさの数々が、情景浮かぶようであり、
なんとも可愛らしげというのがステキでありました
引っ込み思案の人が、他人と触れ合うときに
二の腕をちょっとだけ触って
「さわってみました」
とか、もう、それは萌えだろう
触り返したりとかするのもなんというか、萌えだろう
女子どうしが、きゃっきゃと遊んでいる風景が
ものすごく鮮明に浮かんだわけでありまして
それを思ってにやにやしてしまう
おっさんとしては、なんというか
恥ずかしいけど、いい話というか、文章だと
思い知ったのでありました
全体的にゆるいという、流行の言葉があうんだろうか
もっと違うもののような気がしますが、
まずまず、楽しくふんわり読めました
相当に短い短編を集めた小説でありました
短編集というにしても、もっと違う何かだ
すごいたくさんあるのに、どれもこれも
ちょっとした小話程度の分量というのが
読みやすくてステキな一冊でありました
内容は、正直なところ、どれもこれも
似たり寄ったりという感じであります
だのに、なぜかどれを読んでも、しっくりというか、
飽きがない、前にも読んだ感じというのがないというか、
いや、あるんだけども、違う話で、そして
とても綺麗に消化できるといった
そんな読後感でありました
基本的に女性が主人公で、
恋愛やら、生活やら、友情やら、何か他愛のないものが、
情景を描くだけのようにして、つらつら、
大きな事件が起きたり、何かが解決したりとか
そういうのは相当に縁遠い、でも
ひとつひとつ、よかったというか、なんというか、
ふんわりとした感動の少し手前くらいの感触が
心に残るという具合でありまして、
ステキでありました
相当にあれこれあったし、
不思議系の話も多いので、なにかれと
語りあげるというのには向きませんが、
出てきた女性のキャラクタが、結構つぼに入ったり、
その妙なしぐさの数々が、情景浮かぶようであり、
なんとも可愛らしげというのがステキでありました
引っ込み思案の人が、他人と触れ合うときに
二の腕をちょっとだけ触って
「さわってみました」
とか、もう、それは萌えだろう
触り返したりとかするのもなんというか、萌えだろう
女子どうしが、きゃっきゃと遊んでいる風景が
ものすごく鮮明に浮かんだわけでありまして
それを思ってにやにやしてしまう
おっさんとしては、なんというか
恥ずかしいけど、いい話というか、文章だと
思い知ったのでありました
全体的にゆるいという、流行の言葉があうんだろうか
もっと違うもののような気がしますが、
まずまず、楽しくふんわり読めました