滋賀県の佐川美術館に北斎を見に行ってきました
あの富嶽三十六景が見られるというわけで、
にわか浮世絵ファンとしては見ておきたい
そんな浮かれ方をしながら観賞してまいりました
内容は、この北斎というか、富嶽三十六景に見せられた
リヴィエールなるフランスの画家だか、なんだかが、
エッフェル塔を主題に似たような版画というか、
シルクスクリーンを作ったというその
対比展といいますか、そういう催しなのでありました
まず北斎、
当たり前のようですが、これが本物の赤富士かと
まざまざ、赤富士だけで何枚もあるんだと、
そのバリエーションにも驚いたのでありますところ
それに加えて、よくよく教科書というか、
そこかしこで見た名作といっていいのでしょう
知ってる版画が山ほどあったのでした
さて、鑑定団であれこれ勉強したところ
この版画も摺りが何度目かによって値段が変わるというか
見た目も変わるとの話
今回の展示、それぞれがどうだったのか
はっきりわかるはずもありませんが、
そうやってうがった見方をしていれば、
何枚かは、色が浅いというか、いや、くどいというか、
潰れているような印象を受けたのであります
コレクションのレベルとして今回のがいかほどのものか
さっぱりわかりませんでしたが
そんな、生意気なことも覚えたのであります
で、だからといって、北斎のこれがつまらないなんてことが
あるはずもないわけでありまして、
やっぱり構図といったらいいのか、本当、
一枚の絵で完成しているといったらいいか、
ともかくかっこいいこと極まりない、
これは確かに、なんとなし飾っておきたくなる
そういうものでありました
どれもこれもステキで、富嶽の名前のとおり
富士山が主役といえるわけでありますが、
それでいて、市井のそれこれとかちあわせて
配置が見事といったらいいのか、なんか、見ているだけで
圧倒されるそれが、山ほどだったのであります
その後、北斎漫画も展示されていて思ったのですが
本当、漫画でありますね、イラストにも近い
さりとて、版画で、わずか4色摺りなんだよな
ありとあらゆることに、凄いなと感激したのであります
そして、かたや、そこの着想を得たという
リヴィエールさんのシルクスクリーン、
こっちはもっと現代的というか、イラスト的な様相でありました
童話の挿絵といったらいいか、
そんな印象ながらも、なんか、全体的に暗い、
辛気臭いといった感じであります
それでも、ダイナミックといったらいいか、
切り取った風景といった様相の、エッフェル塔の内部を
影絵のように描いたものだとか、
塔に上ってそれを修復する図だとかは、
これはなかなか、ステキなそれだと思わされたりしたのであります
そのほか、北斎漫画もさまざま見ることができたし、
版画の元というか、版木の展示もあったりして
楽しく拝見したのでありましたとさ
当然のように、同時展示というか
通常展示で、楽焼茶碗と平山先生の絵と銅像も観賞したのですが
それはまた、気持ちがあったらメモりましょう
あの富嶽三十六景が見られるというわけで、
にわか浮世絵ファンとしては見ておきたい
そんな浮かれ方をしながら観賞してまいりました
内容は、この北斎というか、富嶽三十六景に見せられた
リヴィエールなるフランスの画家だか、なんだかが、
エッフェル塔を主題に似たような版画というか、
シルクスクリーンを作ったというその
対比展といいますか、そういう催しなのでありました
まず北斎、
当たり前のようですが、これが本物の赤富士かと
まざまざ、赤富士だけで何枚もあるんだと、
そのバリエーションにも驚いたのでありますところ
それに加えて、よくよく教科書というか、
そこかしこで見た名作といっていいのでしょう
知ってる版画が山ほどあったのでした
さて、鑑定団であれこれ勉強したところ
この版画も摺りが何度目かによって値段が変わるというか
見た目も変わるとの話
今回の展示、それぞれがどうだったのか
はっきりわかるはずもありませんが、
そうやってうがった見方をしていれば、
何枚かは、色が浅いというか、いや、くどいというか、
潰れているような印象を受けたのであります
コレクションのレベルとして今回のがいかほどのものか
さっぱりわかりませんでしたが
そんな、生意気なことも覚えたのであります
で、だからといって、北斎のこれがつまらないなんてことが
あるはずもないわけでありまして、
やっぱり構図といったらいいのか、本当、
一枚の絵で完成しているといったらいいか、
ともかくかっこいいこと極まりない、
これは確かに、なんとなし飾っておきたくなる
そういうものでありました
どれもこれもステキで、富嶽の名前のとおり
富士山が主役といえるわけでありますが、
それでいて、市井のそれこれとかちあわせて
配置が見事といったらいいのか、なんか、見ているだけで
圧倒されるそれが、山ほどだったのであります
その後、北斎漫画も展示されていて思ったのですが
本当、漫画でありますね、イラストにも近い
さりとて、版画で、わずか4色摺りなんだよな
ありとあらゆることに、凄いなと感激したのであります
そして、かたや、そこの着想を得たという
リヴィエールさんのシルクスクリーン、
こっちはもっと現代的というか、イラスト的な様相でありました
童話の挿絵といったらいいか、
そんな印象ながらも、なんか、全体的に暗い、
辛気臭いといった感じであります
それでも、ダイナミックといったらいいか、
切り取った風景といった様相の、エッフェル塔の内部を
影絵のように描いたものだとか、
塔に上ってそれを修復する図だとかは、
これはなかなか、ステキなそれだと思わされたりしたのであります
そのほか、北斎漫画もさまざま見ることができたし、
版画の元というか、版木の展示もあったりして
楽しく拝見したのでありましたとさ
当然のように、同時展示というか
通常展示で、楽焼茶碗と平山先生の絵と銅像も観賞したのですが
それはまた、気持ちがあったらメモりましょう