カフーを待ちわびて 作:原田マハ
ささっと読めそうな一冊と思って手に取ったのであります
先日読んだ楽園のカンヴァスが思った以上に面白かったので
ひそかに期待して読んだというわけでありますが、
あれ、これ同じ作者?本当に?
そんな驚きをもって読み終えたのでありました
なんだろうかな、そうか、こういう作風なのかもともと
そういう、ラブストーリー大賞なるそれだと聞いたのですが、
そんなにラブストーリーか?と、素養がない私には
なんとも、こう、全体的にしっくりこなかった
感想を抱いたわけでありました
沖縄の離島を舞台にしたお話で、
別段社会派のそれとかでもなく、
さりとて、若者、いや、さして若くないんだが
ともかくそういった青年というか、壮年を描いたとしても
重くもなければ、悲しくもないといったらいいか、
なんだろうかな、さらっとしていた
そういう感じであります
人間ドラマとか、そんな壮大なものでもなくて、
だけど手のひら大の物語かというと、
なんかそうでもない、遠い、私からはただ遠い
そういう感想でありました
で、面白くなかったとかそういうわけではなく、
間違いなく、私には流れていない何かだと
そこで繰り広げられているなにかれは、
遠い情景であると、なんとなし醒めてではないが、
そう読んだのでありました
正直なところ、予想できる範囲の事件と
いえなくもない流れだったのでありますが、
そこで迎えたオチというのが、
そこから、何を思ったかによって、
その人の状態が占えるんじゃないかと
かんぐってしまうようなオチでありまして
個人的には、これはなんだろうかな
バッドエンドじゃないのか、もう、輝かしい何彼は
待っていないんじゃないかなと、
暗く悲しいことを思ってしまったのであります
たぶん、あのエンドに綺麗な希望なりを描ける
そういう人が、楽しく、いや、楽しめる
そんなものだったんじゃないかろうか
よくわからんが、そう、遠い情景を見て
思ったのでありました
面白かったけども、なんだろうか
しっくりはこない小説でありました
ささっと読めそうな一冊と思って手に取ったのであります
先日読んだ楽園のカンヴァスが思った以上に面白かったので
ひそかに期待して読んだというわけでありますが、
あれ、これ同じ作者?本当に?
そんな驚きをもって読み終えたのでありました
なんだろうかな、そうか、こういう作風なのかもともと
そういう、ラブストーリー大賞なるそれだと聞いたのですが、
そんなにラブストーリーか?と、素養がない私には
なんとも、こう、全体的にしっくりこなかった
感想を抱いたわけでありました
沖縄の離島を舞台にしたお話で、
別段社会派のそれとかでもなく、
さりとて、若者、いや、さして若くないんだが
ともかくそういった青年というか、壮年を描いたとしても
重くもなければ、悲しくもないといったらいいか、
なんだろうかな、さらっとしていた
そういう感じであります
人間ドラマとか、そんな壮大なものでもなくて、
だけど手のひら大の物語かというと、
なんかそうでもない、遠い、私からはただ遠い
そういう感想でありました
で、面白くなかったとかそういうわけではなく、
間違いなく、私には流れていない何かだと
そこで繰り広げられているなにかれは、
遠い情景であると、なんとなし醒めてではないが、
そう読んだのでありました
正直なところ、予想できる範囲の事件と
いえなくもない流れだったのでありますが、
そこで迎えたオチというのが、
そこから、何を思ったかによって、
その人の状態が占えるんじゃないかと
かんぐってしまうようなオチでありまして
個人的には、これはなんだろうかな
バッドエンドじゃないのか、もう、輝かしい何彼は
待っていないんじゃないかなと、
暗く悲しいことを思ってしまったのであります
たぶん、あのエンドに綺麗な希望なりを描ける
そういう人が、楽しく、いや、楽しめる
そんなものだったんじゃないかろうか
よくわからんが、そう、遠い情景を見て
思ったのでありました
面白かったけども、なんだろうか
しっくりはこない小説でありました