不運のすすめ 著:米長 邦雄
先日の羽生先生の本に続いて、今度は米長先生の本
そしてくしくもというか、たぶん
そういうめぐり合わせの本だったんでしょうけども、
同じ対戦、つまり、名人位をかけたあの勝負について
こちらは、米長サイド、負ける側のそれで
描いてあって、大変面白かったのであります
これと、羽生先生の本と
やっぱりセットで読むべき本でありました
と、そんなわけで、あの大決戦について、
米長先生に油断があったという反省が
またもう、先生らしいと思ったりするわけですが
不運と呼ぶものは、どこがどうであるか
それは自分が決めるのだと
様々な踏み込みをして、泥を被ることもいとわず
誤解についてもじっと耐えてと
さまざまに経て、得たものは大きいというのが
この本の趣旨でありました
凄い面白かったし、人間的な魅力があふれている
なんて、本当の先生を見たことないので
騙されているのかもしれないと思いつつも
その軽快な筆さばきを堪能したのでありました
生き様について、また、それまでの生い立ちを振り返る部分では
それこそ羽生先生と真反対というか、
生意気も度が過ぎるという具合だった様子ですが
実際それに実力が伴い、そしてという感じだったから
これはファンも多ければ敵も多い生き方だなと
まざまざ思い知らされたのであります
凄い、これは生きるという力が違う
その跳ね返りが呼んだのか、
毎日新聞と朝日新聞との間で起きた
名人戦問題なんかは、とんでもないことだったんだろうと
その半分くらいは、先生の人柄が呼んだんじゃないかと
思わなくもないのですけども
それもまた魅力だろうと思い知るのでありました
真骨頂というか、ピークを過ぎてから
もう一度自分を立て直した、作り直したという部分については
本当、尊敬を抱いてしまうそれでありましたし、
そこに羽生先生も弟子というではないが、
塾生として参加していたというのもなかなか
楽しそうというか、凄いことだよなと
ひとつの時代を作った人であったことを
伺うのでありましたとさ
やはり対局の話、勝負の話が面白いものの
人間としての何かという部分にも
ずいぶんと深く触れていて
非常によい本でありました
面白かった
先日の羽生先生の本に続いて、今度は米長先生の本
そしてくしくもというか、たぶん
そういうめぐり合わせの本だったんでしょうけども、
同じ対戦、つまり、名人位をかけたあの勝負について
こちらは、米長サイド、負ける側のそれで
描いてあって、大変面白かったのであります
これと、羽生先生の本と
やっぱりセットで読むべき本でありました
と、そんなわけで、あの大決戦について、
米長先生に油断があったという反省が
またもう、先生らしいと思ったりするわけですが
不運と呼ぶものは、どこがどうであるか
それは自分が決めるのだと
様々な踏み込みをして、泥を被ることもいとわず
誤解についてもじっと耐えてと
さまざまに経て、得たものは大きいというのが
この本の趣旨でありました
凄い面白かったし、人間的な魅力があふれている
なんて、本当の先生を見たことないので
騙されているのかもしれないと思いつつも
その軽快な筆さばきを堪能したのでありました
生き様について、また、それまでの生い立ちを振り返る部分では
それこそ羽生先生と真反対というか、
生意気も度が過ぎるという具合だった様子ですが
実際それに実力が伴い、そしてという感じだったから
これはファンも多ければ敵も多い生き方だなと
まざまざ思い知らされたのであります
凄い、これは生きるという力が違う
その跳ね返りが呼んだのか、
毎日新聞と朝日新聞との間で起きた
名人戦問題なんかは、とんでもないことだったんだろうと
その半分くらいは、先生の人柄が呼んだんじゃないかと
思わなくもないのですけども
それもまた魅力だろうと思い知るのでありました
真骨頂というか、ピークを過ぎてから
もう一度自分を立て直した、作り直したという部分については
本当、尊敬を抱いてしまうそれでありましたし、
そこに羽生先生も弟子というではないが、
塾生として参加していたというのもなかなか
楽しそうというか、凄いことだよなと
ひとつの時代を作った人であったことを
伺うのでありましたとさ
やはり対局の話、勝負の話が面白いものの
人間としての何かという部分にも
ずいぶんと深く触れていて
非常によい本でありました
面白かった