Quiet 内向型人間の時代 著:スーザン・ケイン
なかなか興味深い内容でありました
人間の性質を内向型、外向型という視線でみて、
それぞれがどうなのかという定義をしたあとで、
基本的に、外が好まれているけども、内の人も凄いんだよ
その凄い人たちは子供のときに
たいてい迫害されているから、どうやったら
うまいこと生きていけるようになるか考えよう
とかなんとか、そんなことが
相当にたくさん、深く、精密に書かれていました
なるほどなぁと納得するところもありつつ
さりとてと思うところもありつつ
大変面白い一冊であったのです
しかし、とのっけから否定するわけでもないんだけども、
この内向型という定義が結構くせものだなと
読みながら、何度か思い至ったのでありますところ
あげられる性質、内気、一人が好き、趣味に没頭するとか、
ああ、あるある、完全に俺は内向型だわ
などと判定できそうなそれこれが羅列されているわけですが、
これって、誰にでも当てはまるんじゃないか?
むしろ、外向型という人がいないから、
その憧れめいた、幻想に対してみんなイイネとしているんじゃないかと
感じたりしたのでありました
結局のところ、内向性というのは量の多寡の問題のような気もするし、
そして重要なのは、別に内向的だから優秀というわけではない、
内向的な人の中に優秀な人もいるという話だという
まぁ、もっともなことが、割とミスリードしやすい
そんなお話だったように読み終えて思ったのでありました
危うく騙されるところだった、
自分が優秀だとうっかり信じてしまうところだったじゃないか
なんて、世迷いごとを書いてしまうわけであります
とはいえ、内向的とここで定義されているそれこれの
深く考える、洞察する、子供の頃から相当に神経質というか、
鋭敏にあれこれを感じるといった内容が、
子供社会、大人になっても、マイナスイメージがつきまとうというのは
同意するところでありまして、
世の中そういうものに、もっと寛容になろうというのはよいことだと思い、
この本では、世の中を変える方法よりは、
そういう人がいかにうまく折り合いつけるかに
焦点をおいていたのが、興味深いところだったのですけども
楽しかったのでありました
あとは、アジア人がおおむね内向型であるという考察が
なんというか、大変興味深いと思われたのであります
実際そうなのかもしれないが、
なんというかな、あげられていた、
中国、韓国、インドのそれぞれが内向型で内気だといわれると
なんだろうか、なんか、そうでもなくね?
と思ったりしてしまうんだが、これは洋のそれこれを含めて、
さらに深く、内向型にも段階があるんじゃないか
あるいは、ジャンルが違うんじゃないかと
示唆されたように感じたのでありましたとさ
なかなか興味深い内容でありました
人間の性質を内向型、外向型という視線でみて、
それぞれがどうなのかという定義をしたあとで、
基本的に、外が好まれているけども、内の人も凄いんだよ
その凄い人たちは子供のときに
たいてい迫害されているから、どうやったら
うまいこと生きていけるようになるか考えよう
とかなんとか、そんなことが
相当にたくさん、深く、精密に書かれていました
なるほどなぁと納得するところもありつつ
さりとてと思うところもありつつ
大変面白い一冊であったのです
しかし、とのっけから否定するわけでもないんだけども、
この内向型という定義が結構くせものだなと
読みながら、何度か思い至ったのでありますところ
あげられる性質、内気、一人が好き、趣味に没頭するとか、
ああ、あるある、完全に俺は内向型だわ
などと判定できそうなそれこれが羅列されているわけですが、
これって、誰にでも当てはまるんじゃないか?
むしろ、外向型という人がいないから、
その憧れめいた、幻想に対してみんなイイネとしているんじゃないかと
感じたりしたのでありました
結局のところ、内向性というのは量の多寡の問題のような気もするし、
そして重要なのは、別に内向的だから優秀というわけではない、
内向的な人の中に優秀な人もいるという話だという
まぁ、もっともなことが、割とミスリードしやすい
そんなお話だったように読み終えて思ったのでありました
危うく騙されるところだった、
自分が優秀だとうっかり信じてしまうところだったじゃないか
なんて、世迷いごとを書いてしまうわけであります
とはいえ、内向的とここで定義されているそれこれの
深く考える、洞察する、子供の頃から相当に神経質というか、
鋭敏にあれこれを感じるといった内容が、
子供社会、大人になっても、マイナスイメージがつきまとうというのは
同意するところでありまして、
世の中そういうものに、もっと寛容になろうというのはよいことだと思い、
この本では、世の中を変える方法よりは、
そういう人がいかにうまく折り合いつけるかに
焦点をおいていたのが、興味深いところだったのですけども
楽しかったのでありました
あとは、アジア人がおおむね内向型であるという考察が
なんというか、大変興味深いと思われたのであります
実際そうなのかもしれないが、
なんというかな、あげられていた、
中国、韓国、インドのそれぞれが内向型で内気だといわれると
なんだろうか、なんか、そうでもなくね?
と思ったりしてしまうんだが、これは洋のそれこれを含めて、
さらに深く、内向型にも段階があるんじゃないか
あるいは、ジャンルが違うんじゃないかと
示唆されたように感じたのでありましたとさ