へんな西洋絵画 著:山田 五郎
山田先生が推す、ちょっと変わった西洋絵画を集めた
ビジュアルブックでありました
山田先生の心をとらえて離さないと思われるアンリ・ルソー作品の数々や、
西洋絵画の技巧が極まりすぎておかしなことになっている
なんともいえない面白さをキーにして、
様々な作品を紹介している本でありました
不細工な子供、書き込みすぎた絵画、
リアルなのに、リアルを求めすぎてうそになってしまったもの、
などなど、じっと見ているとゲシュタルト崩壊しそうな、
ちょっと危ういともいえるような絵画がてんこ盛りで
なかなかに楽しいのであります
巧緻さというものは図抜けているのに、
なんか違和感というか、おかしいなぁと、現代の感覚では違和を覚えるそれこれが、
おかしみとしてしまうわけなのであるけども、
これは、あまち品のよいことではないのかもなぁと
ちょっと反省しつつも、その違和があるからこそ
目が離せないのも事実で、おかしいけども、面白い、凄いと
じっと見入られてしまう魔性が、そこかしこにありました
絵画の基本というか、技術、技法、論法というものを
さらり書いているのがよろしいところで、
その絵が狙っていたことなんかを解りやすく説明していることが、
全体の理解を助けてくれて、それがゆえに、
その効果を狙った部分が面白いと、おかしみが増すと、
まぁ理屈っぽく語ってはダメになる典型でありますが、
洒脱に、さらっと、そのあたりを取り上げている文章とギャラリーでありました
リアルすぎると気持ち悪いという
西洋絵画独特のその世界が、どうして書かれていたのか
それをどう思ってみていたのかというのが
考察深くて、当たってるか知らないが、面白いと思えたのであります
山田先生が推す、ちょっと変わった西洋絵画を集めた
ビジュアルブックでありました
山田先生の心をとらえて離さないと思われるアンリ・ルソー作品の数々や、
西洋絵画の技巧が極まりすぎておかしなことになっている
なんともいえない面白さをキーにして、
様々な作品を紹介している本でありました
不細工な子供、書き込みすぎた絵画、
リアルなのに、リアルを求めすぎてうそになってしまったもの、
などなど、じっと見ているとゲシュタルト崩壊しそうな、
ちょっと危ういともいえるような絵画がてんこ盛りで
なかなかに楽しいのであります
巧緻さというものは図抜けているのに、
なんか違和感というか、おかしいなぁと、現代の感覚では違和を覚えるそれこれが、
おかしみとしてしまうわけなのであるけども、
これは、あまち品のよいことではないのかもなぁと
ちょっと反省しつつも、その違和があるからこそ
目が離せないのも事実で、おかしいけども、面白い、凄いと
じっと見入られてしまう魔性が、そこかしこにありました
絵画の基本というか、技術、技法、論法というものを
さらり書いているのがよろしいところで、
その絵が狙っていたことなんかを解りやすく説明していることが、
全体の理解を助けてくれて、それがゆえに、
その効果を狙った部分が面白いと、おかしみが増すと、
まぁ理屈っぽく語ってはダメになる典型でありますが、
洒脱に、さらっと、そのあたりを取り上げている文章とギャラリーでありました
リアルすぎると気持ち悪いという
西洋絵画独特のその世界が、どうして書かれていたのか
それをどう思ってみていたのかというのが
考察深くて、当たってるか知らないが、面白いと思えたのであります