NHK土曜ドラマ枠でありました
原作を以前読んだということ、そして、
新幹線がやってくるシーンの感動は物凄く覚えていたんだが、
正直どんな話だったかさっぱり記憶になかったので
新鮮な気持ちで見られたのであります
いやー、見終わって、台湾行きたいなぁと思ったと
当たり前の感想が最初に沸いてしまったんだが
ともあれ、丁寧に描かれた台湾新幹線の物語でありました
不必要に日本すげー的な話では当然なく、
台湾新幹線を走らせるということ、そこに日本が関わっていて、
また、日本と台湾には、様々なかかわりが今も、昔から続いているといったことを
丁寧にいくつかの物語で描いていたという感じ
このすったもんだがあったのも、
2000年前半の話であったと思えば、
今は昔という感じなんだなぁと、月日を感じずにいられないわけでありますが
その頃は、台湾生まれの日本人も、数多くいたし、
台湾にも、統治時代生まれの人も多くいたと
そういうことなんだなぁと、一種の感動を覚えたのであります
そこに何があったのかというのは、
当事者たちが思うところで、それに思いをはせて勝手に泣いてしまうのは
罪ではないが、何か違うかなと思うものの、いつも
この問題というか、テーマについては泣かされている自分であります
そんなわけで、葉山さんと中野さんの話が
なんというか、凄く印象的で、短い絵なのに、
初の帰国(というべきか)の際に、思わずかつての名残を探して走る
あの背中越しのシーンというのが凄いよくて、
おじいちゃんが一生懸命に走るという姿がまた、
それを思い起こさせるばかりで感動的でありました
また、ここで、過去へのわだかまり、それと向き合うというのが
一方的でもあるが、その感傷はよくわかるのである
これによって、救われるのは本人だけなんだけども、
そういうのが人間が生きるということだよなぁと
最近、常々思うそれが凝縮されたシーンだったと感動でありました
あとは、小説でも印象強く覚えていた、
ぐーたら息子が兵隊いって帰ってきてもグーたらしてて
でも、幼馴染がシングルマザーになって、なんか一念発起するという
このあれこれも好きでありまして、
短いながらに、さらり、彼の人のよさと、
そのきっかけになる新幹線というのがあってよいなぁとしみじみ感じたのであります
そして、一番はやっぱり新幹線界隈のそれこれだったわけだが、
主人公の春香については、仕方ないなぁというくらい
あまりにも美しすぎる記憶と、イケメンすぎる男の存在というのが
そりゃそうだけど、物語としてどうよと思ってしまったところ
小説では、もうちょっと淡いというか、なんだろう
実写化ゆえなんだろう、美男美女すぎるというか
美しいビジュアルがゆえに、なんか、ふられた男が不憫でならないように見えて仕方なかったんだが、
なんとも罪作りであるなと感じたのであります
まぁ、そんな恋愛模様は大した問題ではなく、
仕事と、台湾という場所で働いて、
台湾の人たちと出会って、何か得たのだというのが
なんとなく、形ではわからないまま、伝わるというのがいいなぁと
しみじみ思ったりして、感激だったのでありました
しかし、ロケについて、新幹線の移動シーンとかどうやって撮ったんだろうか、
本当のシーンを加工編集して使っているとも思えなかったので
全面協力でやってもらったんだろうかとか
なんとも、気になるところがいっぱいでありました
あの頃、まだ101がなかったとか、
そうなると台北市街をしれっと映すと、見切れてしまいそうだから
編集や撮影苦労したんじゃないかしらなんて、
あれこれ思ったり考えたりしたのだけども、
それがあってか、田舎シーンが多かったというのが、印象的でありましたところ
台湾の田舎のほうとか、またいってみたいなぁと思ったりしつつ
物語が過去のことを語っているのはわかっていても、
さらにもっと過去の風景という印象を受けたのでありました
今の台湾とはまた違う、現代劇なんだが、日本でいえば平成の話なんだな
時代を感じる物語でありました
原作を以前読んだということ、そして、
新幹線がやってくるシーンの感動は物凄く覚えていたんだが、
正直どんな話だったかさっぱり記憶になかったので
新鮮な気持ちで見られたのであります
いやー、見終わって、台湾行きたいなぁと思ったと
当たり前の感想が最初に沸いてしまったんだが
ともあれ、丁寧に描かれた台湾新幹線の物語でありました
不必要に日本すげー的な話では当然なく、
台湾新幹線を走らせるということ、そこに日本が関わっていて、
また、日本と台湾には、様々なかかわりが今も、昔から続いているといったことを
丁寧にいくつかの物語で描いていたという感じ
このすったもんだがあったのも、
2000年前半の話であったと思えば、
今は昔という感じなんだなぁと、月日を感じずにいられないわけでありますが
その頃は、台湾生まれの日本人も、数多くいたし、
台湾にも、統治時代生まれの人も多くいたと
そういうことなんだなぁと、一種の感動を覚えたのであります
そこに何があったのかというのは、
当事者たちが思うところで、それに思いをはせて勝手に泣いてしまうのは
罪ではないが、何か違うかなと思うものの、いつも
この問題というか、テーマについては泣かされている自分であります
そんなわけで、葉山さんと中野さんの話が
なんというか、凄く印象的で、短い絵なのに、
初の帰国(というべきか)の際に、思わずかつての名残を探して走る
あの背中越しのシーンというのが凄いよくて、
おじいちゃんが一生懸命に走るという姿がまた、
それを思い起こさせるばかりで感動的でありました
また、ここで、過去へのわだかまり、それと向き合うというのが
一方的でもあるが、その感傷はよくわかるのである
これによって、救われるのは本人だけなんだけども、
そういうのが人間が生きるということだよなぁと
最近、常々思うそれが凝縮されたシーンだったと感動でありました
あとは、小説でも印象強く覚えていた、
ぐーたら息子が兵隊いって帰ってきてもグーたらしてて
でも、幼馴染がシングルマザーになって、なんか一念発起するという
このあれこれも好きでありまして、
短いながらに、さらり、彼の人のよさと、
そのきっかけになる新幹線というのがあってよいなぁとしみじみ感じたのであります
そして、一番はやっぱり新幹線界隈のそれこれだったわけだが、
主人公の春香については、仕方ないなぁというくらい
あまりにも美しすぎる記憶と、イケメンすぎる男の存在というのが
そりゃそうだけど、物語としてどうよと思ってしまったところ
小説では、もうちょっと淡いというか、なんだろう
実写化ゆえなんだろう、美男美女すぎるというか
美しいビジュアルがゆえに、なんか、ふられた男が不憫でならないように見えて仕方なかったんだが、
なんとも罪作りであるなと感じたのであります
まぁ、そんな恋愛模様は大した問題ではなく、
仕事と、台湾という場所で働いて、
台湾の人たちと出会って、何か得たのだというのが
なんとなく、形ではわからないまま、伝わるというのがいいなぁと
しみじみ思ったりして、感激だったのでありました
しかし、ロケについて、新幹線の移動シーンとかどうやって撮ったんだろうか、
本当のシーンを加工編集して使っているとも思えなかったので
全面協力でやってもらったんだろうかとか
なんとも、気になるところがいっぱいでありました
あの頃、まだ101がなかったとか、
そうなると台北市街をしれっと映すと、見切れてしまいそうだから
編集や撮影苦労したんじゃないかしらなんて、
あれこれ思ったり考えたりしたのだけども、
それがあってか、田舎シーンが多かったというのが、印象的でありましたところ
台湾の田舎のほうとか、またいってみたいなぁと思ったりしつつ
物語が過去のことを語っているのはわかっていても、
さらにもっと過去の風景という印象を受けたのでありました
今の台湾とはまた違う、現代劇なんだが、日本でいえば平成の話なんだな
時代を感じる物語でありました