ウォーターゲーム 作:吉田修一
スパイアクション小説であります
エンタメにふってるというか、あまり難しいことを考えさせず、
面白い設定と、企業スパイにあれこれが出てきて
楽しく読めるので好きなシリーズなんだが
今回も、水利権を争う話で、なかなか楽しめたのでありました
序盤のダム爆破に巻き込まれたというあたりが
やたらめっぽう面白く読めていたんだが、
今回の主人公と呼んでもいいのか、
AN通信に入らなかった男というのが
もう少しパンチのきいた能力だとか持ってるとよかったと
思わされたのである
けど、まぁそれはそれとして、ただただアクション劇が面白いからよいのだ
あとは、旅好きな作者ならではというか、
あっちこっちの街並みが出てきて、なんとなしそこで飯食ってるという
なにげないシーンがやっぱりうまいな、いいなぁと
本筋と関係ない部分に関心というか
興味をそそられるのがいいところで
別段、あれこれ料理が出てきたわけでもないのに、
現地の飯屋で飯をくうというそれだけが
すごく旨そうに食ってんだろうなという気がしてきて
不思議でならなかったんだが、好きなことを書いているからこその
なんというか、味なのかしらと思ったりするのであった
こういう仕事というか、設定の人が
引退を実際に行えるという優しさでもないが、
ありがちな不幸がないのもまた、
読んでいて安心できるといえばよいか
いいなぁと思ってしまった
デイビッドキムのキャラクタというか、引退感が好きだと思えた
スパイアクション小説であります
エンタメにふってるというか、あまり難しいことを考えさせず、
面白い設定と、企業スパイにあれこれが出てきて
楽しく読めるので好きなシリーズなんだが
今回も、水利権を争う話で、なかなか楽しめたのでありました
序盤のダム爆破に巻き込まれたというあたりが
やたらめっぽう面白く読めていたんだが、
今回の主人公と呼んでもいいのか、
AN通信に入らなかった男というのが
もう少しパンチのきいた能力だとか持ってるとよかったと
思わされたのである
けど、まぁそれはそれとして、ただただアクション劇が面白いからよいのだ
あとは、旅好きな作者ならではというか、
あっちこっちの街並みが出てきて、なんとなしそこで飯食ってるという
なにげないシーンがやっぱりうまいな、いいなぁと
本筋と関係ない部分に関心というか
興味をそそられるのがいいところで
別段、あれこれ料理が出てきたわけでもないのに、
現地の飯屋で飯をくうというそれだけが
すごく旨そうに食ってんだろうなという気がしてきて
不思議でならなかったんだが、好きなことを書いているからこその
なんというか、味なのかしらと思ったりするのであった
こういう仕事というか、設定の人が
引退を実際に行えるという優しさでもないが、
ありがちな不幸がないのもまた、
読んでいて安心できるといえばよいか
いいなぁと思ってしまった
デイビッドキムのキャラクタというか、引退感が好きだと思えた