CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

どうする家康  神の君へ

2023-12-17 20:58:19 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」
無事全話視聴完了しました
今年も序盤は、ドラマの出来としてはらはらしていたけども、
中盤以降は安定して面白くて、すごくよかったと思うのである

最終回はもう総集編というか、いかにも最終回という作りながら
まさかの、序盤キャスト勢ぞろいとか
あのためだけに全員呼んだのか、あるいはある程度のところで撮ってたのか
そのあたりはわからんが、というか、先に最終回撮っちゃうとか
なんかしっくりこない気がするけどどうなんだと思うところながら
ともあれ、懐かしい面々、そして、やっぱりえびすくいというのが
まぁこのドラマであったなとつくづく思うのでありました
紅白で、えびすくいやる気まんまんだったんじゃなかろうか、もしかしたらやるかもだけど

回としては、結構あっさり大阪を片付けてしまったのが
衝撃といえば衝撃だったんだが、
何よりも、戦乱の遺物すべてを飲み込んでやろうという
ある種の歌舞伎めいた家康の所業が、誇張も含めて実によろしくて
怪物がやってきた感じというのが、演出としてひしひし伝わってきて
これはいいなと感動して見入ってしまった
そして、そこからの大阪城での自害フィーバーというか、
ちょっとした虐殺みたいな状態がこれまた、大変だったんだけど
茶々のありようも昇華されて、実に見事でありました
千姫がかわいそうというのは
史実からしてそうだから、もはやどうしようもないのだが
初の叱咤含めて、よい関係を描いたように思うのである

そこからは、まぁ仕舞をどうするかというところで
みんなでわいわいというのは、ありそうだし、いい感じだなと思ったわけだが
あの場に、直政、服部、正信がいないというのは、
そういうときだったんだなとも思わされる一方で、
全員が集まったように見えて、案外後から入ったという人も多かったんだなと
改めて思い出すきかっけとなったように思うのでありました

というか、服部が、本当にふわっとというか
なんか、突然いなくなった感じがして仕方ないのが残念だったが
まぁ仕方ないのか、もうひとひねりというか、なんかあってもよかったんじゃないかなと
もったいなく思ったりするのであります、
結局、ネズミとかなんだったんだ、割とキャラ立てたのになんもなしかよ

あとは、天海が唐突に出てきて
誰だ?と出番終わるまでわからず、これ見よがしに源氏物語出してきたりするなぁと
ぼやっと見てたんだけど、あれが小栗旬だったそうで、
もっとちゃんと見ておけばよかったと少々反省したのでありました
テンションが大泉っぽかったというか、なんとなく、
頼朝ディスってる感じがあったのは、そういうことだったのかと
今更納得でありました

最終回は、綺麗にまとまったなという感じだったし
全体を通しても、面白い大河だったと思うところ
家康なんていうビッグネームを描くというのは、大変なことだなと
一年通して改めて思い知った次第なんだが、
非常に面白い大河ドラマであったし、主演の松本潤さんが
大変頑張っていたと、拍手を送りたいと思いつつ
見終えたのでメモっておくのである

だいたいよかった、そういう感想でよいと思う