CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

NHKスペシャル メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ2

2013-05-22 20:54:20 | ドラマ映画テレビ感想
先々週のNHKスペシャルであります
ちょっと駆け足で、とびとびに見ていたので
しっかりと全部を見てとはいえない状況ですが、
メイドインジャパンがどうしたというよりも、
あの、3Dプリンターという化け物について
思わず身を乗り出して見入ってしまったので
ちょっとメモっておくのであります

製造業のありようというのか、
描かれていることは、日本の復権ではあるものの
日本の中で淘汰が起きる、本当に実力のあるものしか残らない
そういったメッセージでもあったように思われ
なんというか、のうのうとしていると
日本という器からほっぽりだされてしまうのではないか
そう思うような、ちょっと恐ろしい内容でありました
当たり前のことですが、
技術がある人が多いということと、
日本人であるということは同一意義ではなく、
力のある人が、たまたま今は日本人に多いらしいといった
そんな中、まだまだ力はあるのに日が当たらない人
そういう人たちがどうしたら生き残れるか、
あるいは、その人たちが逆襲するにはどうしたらいいか

そんな風に見える
つまるところ、中小企業というくくりなんかで、
何か、日本全体のように見せかけて、それすらも一部であり
その人たちの凄さを見て、自分の足下のおぼつかなさを覚えるのが
本当にこの番組の言いたいところじゃないかしらなどと
思ったり感じたりしたのでありました

国策のありかたなんぞも語られていましたが、
それは確かにマネーという恐ろしい力を得ることができるんだが、
どうにもそのマネーに吸い寄せられる何かが、
本来というか、この表向きの効果と違うところに
流れていくような哀しさを覚えてしまい
まったく賛同できなかったというか、
がんばっているらしいという情景が、いかにも、
ありものというか、なんか、しっくりこない
クローズアップしている、凄い技術のようなそれらとは
何か別のところにあるようなと
そんなことも思ったりしたのでありましたとさ

ま、そんなこともあったりで、
京都に凄い中小企業のスクラムが組まれていて、
そこでシリコンバレー並みの何かを構築しようというのも
なかなか地方自治体の取組としては面白いよな
そんなんやるなら、土地があり立地もよい
滋賀県あたりがやればいいのにと
思ったりもしたんですが、それはそれ

で、最終的には3Dプリンターという物体が、
なんというか、本当、あと数年で金型と呼ばれる産業が
死滅するんじゃないかな、そういう瞬間を見てんじゃないかと
ちょっと心配になるほど恐ろしいものを見て
唖然としたのでありました
機会に恵まれまして、あれの実物を一度見たんですが
まぁ凄い、なんといったらいいのか、
すでに商業レベルに落ち着きつつあるし、あと数年
細かく精密な部品が、人の手から離れるという
至極当たり前のそれを目の当たりにして
テクノロジーをロストしながら、今、誇らしく思っているものも
廃れて消えていくんじゃないかと
危機感を覚えたとか、そんな、ごくありふれた感想でありました

これからは、強度のある樹脂が鍵になるんでしょうね
というか、工場が全てプリンターになる世界も
すぐそこまで来てんじゃないかと思うのでありました

あれ使って、お菓子とか作っても面白そうなんて
思ったりするのであります、チョコレートとかあめ細工にするのね


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