地球の中心までトンネルを掘る 作:ケヴィン・ウィルソン
SF短編集でした
ちょっと暗い話から、青少年がきゅんきゅんきそうな話まで、
幅広くというか、どっちかというとナードよりな感じで
ほほえましく読めたのであります
訳の妙なのか、どこか、考え方というか
発送が日本めいているようにも感じられて
非常に面白かったのであります
とはいえ、やっぱりどぎつい内容も含まれているわけで、
風刺だとか皮肉だとか、そういうのは度外視にして、
弾丸マクシミリアンなる短編については、
読んでいて、どうなるんだろうかと
あまり頭を使っていなかったせいで、
まさに物語同様、その場に立った瞬間にその意味を知るというか
ああ、そういうことだったのかと
後の祭りを味わうといった具合で
かなりお気に入りというか、印象的だったのでありました
ひどい話というか、陰惨きわまりないんだが
鮮烈であります、すごいわ
そうかと思うと、淡い恋心に似た何かを
いくつか彩っているところもあって、
コミカルでもあり、どっか悲しげでもありという具合を
いかんなく楽しむことができまして、
児童文学ではないけども、ティーンエイジャーにも満足な
それだったんでなかろうかなんて
偉そうなことを思ったのでありました
もう一遍、つまらないものを集める博物館に務める話が
なかなか日本的といっていいのか、
そういうのあるなぁと、ものすごく納得というか
深く感じ入ったのでありますところ
先日読んだ、簡単な仕事などない的なそれにも似た感じで、
誰かが、何を、どうとらえることで
それそのものに意味が持ち得るのかどうか
なんて、説明するとかっこいいけど
最終的にはなんじゃそりゃという感じの
気の抜けた話が、読んでいてほっとしてよかったと思うのであります
数学的な知恵を絞った話ではないけども
楽しく読めるSFというのはステキだなと
感心しきり、満足なのでありました
SF短編集でした
ちょっと暗い話から、青少年がきゅんきゅんきそうな話まで、
幅広くというか、どっちかというとナードよりな感じで
ほほえましく読めたのであります
訳の妙なのか、どこか、考え方というか
発送が日本めいているようにも感じられて
非常に面白かったのであります
とはいえ、やっぱりどぎつい内容も含まれているわけで、
風刺だとか皮肉だとか、そういうのは度外視にして、
弾丸マクシミリアンなる短編については、
読んでいて、どうなるんだろうかと
あまり頭を使っていなかったせいで、
まさに物語同様、その場に立った瞬間にその意味を知るというか
ああ、そういうことだったのかと
後の祭りを味わうといった具合で
かなりお気に入りというか、印象的だったのでありました
ひどい話というか、陰惨きわまりないんだが
鮮烈であります、すごいわ
そうかと思うと、淡い恋心に似た何かを
いくつか彩っているところもあって、
コミカルでもあり、どっか悲しげでもありという具合を
いかんなく楽しむことができまして、
児童文学ではないけども、ティーンエイジャーにも満足な
それだったんでなかろうかなんて
偉そうなことを思ったのでありました
もう一遍、つまらないものを集める博物館に務める話が
なかなか日本的といっていいのか、
そういうのあるなぁと、ものすごく納得というか
深く感じ入ったのでありますところ
先日読んだ、簡単な仕事などない的なそれにも似た感じで、
誰かが、何を、どうとらえることで
それそのものに意味が持ち得るのかどうか
なんて、説明するとかっこいいけど
最終的にはなんじゃそりゃという感じの
気の抜けた話が、読んでいてほっとしてよかったと思うのであります
数学的な知恵を絞った話ではないけども
楽しく読めるSFというのはステキだなと
感心しきり、満足なのでありました
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