黒い糸 作:染井為人
結婚相談所が出てくるので、
てっきり、赤い糸にもじって黒い糸かと思ったら
そういうわけでもないが、でも、黒いには違いない
そして、それは糸かどうかしらんが連なっていた
そういうお話で、正直、登場人物のどれだけが死んでしまうんだろうかと
不安になりながら読んだのでありました
小説の作りとしては、ああこういうパターンのミステリかと、
オチのところで、自分の浅いミステリ歴では、初めての体験で、
とはいえ、こういうパターンがあるとは聞いていたそれで、
なるほど、こういう感覚かと、それを堪能できただけでも
非常によかったと思えたんだが、
まぁ、それはそれとして、スリルというか、不安がいっぱいの内容で
なんというか、はらはらしながら読んだのでありました
正直、読み終えて、あーよかったという感じの終わりだけど
そうでもないだろという、不安の種をちゃんと残しているというのが
なんというか、怖い
犯人については、なんとなし目星がつく感じだったので、
ああ、と終わりの方はやっぱりと思いつつもといった感じだったけど、
そこに至るまで、登場人物がいちいちどれもこれも怪しいというか
どっかおかしいような感じがひっかかって、
なんというか、誰も信用できないようでもあり、
ミスリードに見えそうでもありというのが、精神衛生にきわめてよろしくないなと
楽しいんだが、疲れて読み終えたのでありました
最終的にパーソナリティの話としてしまってよいものか、
共感というあいまいなものがテーマの一つとしてあって、
だからこその結末に、割と悲壮感がないというのは
ちょっと納得ではあったものの、
心のどこかで、でもやっぱり、しっくりこないというか
ネタバレになるかならぬかだけど、
殺人をした人物が裁かれない、苛まれないというのは
あまり許したくないなと感じたのである
結婚相談所が出てくるので、
てっきり、赤い糸にもじって黒い糸かと思ったら
そういうわけでもないが、でも、黒いには違いない
そして、それは糸かどうかしらんが連なっていた
そういうお話で、正直、登場人物のどれだけが死んでしまうんだろうかと
不安になりながら読んだのでありました
小説の作りとしては、ああこういうパターンのミステリかと、
オチのところで、自分の浅いミステリ歴では、初めての体験で、
とはいえ、こういうパターンがあるとは聞いていたそれで、
なるほど、こういう感覚かと、それを堪能できただけでも
非常によかったと思えたんだが、
まぁ、それはそれとして、スリルというか、不安がいっぱいの内容で
なんというか、はらはらしながら読んだのでありました
正直、読み終えて、あーよかったという感じの終わりだけど
そうでもないだろという、不安の種をちゃんと残しているというのが
なんというか、怖い
犯人については、なんとなし目星がつく感じだったので、
ああ、と終わりの方はやっぱりと思いつつもといった感じだったけど、
そこに至るまで、登場人物がいちいちどれもこれも怪しいというか
どっかおかしいような感じがひっかかって、
なんというか、誰も信用できないようでもあり、
ミスリードに見えそうでもありというのが、精神衛生にきわめてよろしくないなと
楽しいんだが、疲れて読み終えたのでありました
最終的にパーソナリティの話としてしまってよいものか、
共感というあいまいなものがテーマの一つとしてあって、
だからこその結末に、割と悲壮感がないというのは
ちょっと納得ではあったものの、
心のどこかで、でもやっぱり、しっくりこないというか
ネタバレになるかならぬかだけど、
殺人をした人物が裁かれない、苛まれないというのは
あまり許したくないなと感じたのである
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