CLASS3103 三十三組

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ダウントン・アビー5 華麗なる英国貴族の館

2017-02-24 17:45:57 | ドラマ映画テレビ感想
まさかの第5シーズンもNHKがやってくれた
これは最終シーズンも期待していいんだよなと
てぐすね引いて待ちたいところでありますが
まずは、このシーズン終えての感想をメモっておくところ

第4シーズンが嘘のように、ドラマチックな展開で
わくわくしながら見たのであります
いや、4も面白かったんだが、終始暗かったし、
なんか消化不良という印象だったわけだけども
その元凶といっても差し支えない、バクスターさんが大活躍で
まぁ、なかなか面白かった
個人的に憎めないなと好きなキャラであるモーズリーさんも
あわせて活躍するし、いわゆる、下の階の賑わいがステキなシーズンでありました

同時展開で、様々なことがぐるぐる動いていく
激動の時代というでもないけど、第一次世界大戦後の
ようやく一息つきつつあるという状態が、
まざまざ伝わるというか、いい時代感で勉強になったというか
いちいち面白いなと、嘆息見舞ったわけであります

大きな事件の中では、やっぱりベイツさん夫妻のことで、
前シーズンからの引き続きで、あの卑怯極まりない男のために
アンナがあんな可哀想な目にあうなんて、
この脚本家は、極度のサド思想なんじゃないかと
憤慨してしまう内容でありました
くそう、面白いじゃないか、しかも、
このあたりがクリスマススペシャルで、ほぼ綺麗にまとまるというのが
構成上見事というでもないけども、
なんか凄いいいものを見た、めでたしめでたしなんて
そういう気分で終われたのでよかったと思うのである

あとは、毎回毎回、嫌な活躍の場を広げているトーマスが、
ちょっとというか、だいぶ可哀想な目にあいながら、
それでいて改心ではない、彼らしさを発揮することで
ベビーフェイスになるというのが見事でありまして
面白い物語だなと脱帽したのでありました
キャラクタの転がし方というか、本当にうまい、
とても面白いとしか、言いようが無いんだよなぁ

全体的にいい話ばかりであったと、
いえるほどではないにしても、終始笑顔があったというか、
退廃と躍動が融和してて、見事であったと
惚れ惚れしたのでありました
最終話近くで、もしかしてロバートが死ぬんじゃないかと
冷や冷やしたのでありますが、それは大丈夫だったようで
最終回で死なれた日には、マシューの悲劇再びじゃないかと
本当、不安で仕方なかったんだけども、
ベイツさんの帰還で終わるとか、いい話すぎて、泣いてしまったのでありました

人間のいいところというでもないけど、
デイジーとパットモアさん絡みの話の面白さ、
コミカルさとアイロニー、そして元気というのがステキで、
そうかと思えば、当時流行の社会主義思想について
かぶれてみたり、語ってみたりというのも面白くて
本当にもう、飽きのないというか、毎回楽しみだったシーズンが終わったのであります

バイオレットとクローリー夫人の話も面白かったし
すべてにわたって、満足極まりなかったと書いておきつつ
最終シーズンを心待ちにしたいのである
半年後くらいにでもぜひやってほしいんだが、どうかな


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