クスノキの女神 作:東野圭吾
想いを預けることのできる、不思議なクスノキがある神社を舞台に
いくつかの想いをつなげる物語になっていた
ラストシーンが切なすぎて、思わず泣いてしまったわけだが
一定以上年を食うとこれはきくなと
しみじみ、いつか来るかもしれない未来として
それを読んだのでありました
ただ、この本のテーマというか、ある種の主張に沿うなら
そういうことはおいといて、今、現在というのを大切にしようと思う
そんなわけで、ストーリーとしては2つ、3つくらいが
同時進行しているといった感じではあるんだが
登場人物がそれぞれ、何かしらそれはどうかしらと思わせる行動をとったり
ある意味人間くさいけども、自分が偏狭なのか、
特に主人公のそういう部分が、気になるというか
赦せないとまではいわないが、よくないなと思うところが多いのだけど
それこそが人間だというキャラクタ作りなんだろうか
ともかく、物語を進めるために、盗み聞きみたいなことをいくつかやるので
どうもよくないという気持ちで読んだのである
ある事件が起きるのだけど、その犯人もかばった人物も
なんか、それぞれよくないところもあってという感じで、
一見美談みたいな感じにも見えなくもないといった感覚になるが
どう考えても、よくない、これまた、赦されないのではないかと
思ったりしてしまうのだが、それについては
一応の決着を見るので、まぁいいかと、なんかやっぱり心がささくれるような
そんな気分になってしまったのである
と、まぁ、そんな事件や人物たちをのらりくらり読んでいたわけだが
最終的には、神社のオーナーというでもないが、
主人公が頼りしきりの叔母の状況が変わってくることによって
その姿と、そのありようが、なんというか感動的すぎる
いや、ただただ生きているというそれなわけだが
主張にあったような、今をというものとものすごくリンクして
また、そこに至るまでに一人の少年のこともあったりして
「想い」というものについて深く考えさせられる
凄くいいフィナーレを迎えたなと思わされたのでありました
最終的には、よかったなという印象で終わってしまうので
ちょろい読者だと思ってしまうところでもあるけど
ミステリという部分ではなく、人間の生き方という部分について
はっきりと別れて描かれていて、
そして、生き方の方が、とても印象に残る小説だったと思うのである
想いを預けることのできる、不思議なクスノキがある神社を舞台に
いくつかの想いをつなげる物語になっていた
ラストシーンが切なすぎて、思わず泣いてしまったわけだが
一定以上年を食うとこれはきくなと
しみじみ、いつか来るかもしれない未来として
それを読んだのでありました
ただ、この本のテーマというか、ある種の主張に沿うなら
そういうことはおいといて、今、現在というのを大切にしようと思う
そんなわけで、ストーリーとしては2つ、3つくらいが
同時進行しているといった感じではあるんだが
登場人物がそれぞれ、何かしらそれはどうかしらと思わせる行動をとったり
ある意味人間くさいけども、自分が偏狭なのか、
特に主人公のそういう部分が、気になるというか
赦せないとまではいわないが、よくないなと思うところが多いのだけど
それこそが人間だというキャラクタ作りなんだろうか
ともかく、物語を進めるために、盗み聞きみたいなことをいくつかやるので
どうもよくないという気持ちで読んだのである
ある事件が起きるのだけど、その犯人もかばった人物も
なんか、それぞれよくないところもあってという感じで、
一見美談みたいな感じにも見えなくもないといった感覚になるが
どう考えても、よくない、これまた、赦されないのではないかと
思ったりしてしまうのだが、それについては
一応の決着を見るので、まぁいいかと、なんかやっぱり心がささくれるような
そんな気分になってしまったのである
と、まぁ、そんな事件や人物たちをのらりくらり読んでいたわけだが
最終的には、神社のオーナーというでもないが、
主人公が頼りしきりの叔母の状況が変わってくることによって
その姿と、そのありようが、なんというか感動的すぎる
いや、ただただ生きているというそれなわけだが
主張にあったような、今をというものとものすごくリンクして
また、そこに至るまでに一人の少年のこともあったりして
「想い」というものについて深く考えさせられる
凄くいいフィナーレを迎えたなと思わされたのでありました
最終的には、よかったなという印象で終わってしまうので
ちょろい読者だと思ってしまうところでもあるけど
ミステリという部分ではなく、人間の生き方という部分について
はっきりと別れて描かれていて、
そして、生き方の方が、とても印象に残る小説だったと思うのである
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