もともとBSでやってたやつの地上波放送を見たのでした
表題作のエッセーは読んでいたので、なんとなし面白そうな
前向きになる痛快コメディとか期待したんだが
まぁ、確かにそういう雰囲気もありつつも
結構重めに人間ドラマをしていて、不思議要素もありつつ
面白いドラマになっていました
ドラマ内で小説を書けと言われていたそれが、ひょっとすると本作にあたるのか?
そういう入れ子構造はわからんけども、
役者の演技もよく、演出も妙な感じがマッチしてて
滑ってる感じじゃなかったのがとてもよかった
夢シーンとか、ひたすら、にゃーとか、割と雑なファンシーさを混ぜてくるとか、
お母さんが奇跡を起こしたように見せかけて特になんでもない時に、
物凄くわざとらしくスポット当てるとか
ああいうの好き…
と、まぁ、そういう小ネタみたいな笑いを強引に挟んでくるところが
凄い原作っぽさというか、あの文章のテンションとテンポを
映像化という方法に落とし込んでいたんじゃないかと
かっこいい感想を書いてしまうわけだけども、重めのテーマを
割とあっさりと描いていて、凄くよかったと思うばかり
劇中でインタビュー受けて、インタビュアーの方が泣いてるシーンがあったけど
実際、言葉だけ並べるとかなり壮絶な人生よなと思うのである
それを面白い感じの文章にしてしまえた、才能というか悲劇というか喜劇というか
凄いなと思うばかりであった
個人的に、ドラマオリジナル要素だったと思われる
マルチなる友人のキャラクタと、その関わり合いが凄いよくて
諸々の諸事情に加えて、マルチ商法の家庭に育ってしまった友人とか
ハードパンチすぎやしないかと思っていたけど
あの役者さんのこれまた軽妙な演技が、
まぁ二人ともすごく軽妙でありながら真面目で、おかしいのが滑ってないという
稀有な感じになってたところが凄いと感心したわけだが
ともかくよかった、言葉遣いとセリフ回し、唐突に英語とポルスキを喋るとか
素っ頓狂な設定も含めて、全部いい、すごく素敵、大好きと思えたキャラクタだった
あの見せかけかもしれない友情という、
話しとして案外重そうで、そうでもない、なんともいえない
雑に扱ってそうで、とても大切なという
滅茶苦茶な感じが、このドラマというか、主人公の人生そのものを顕してるみたいで
凄くいいなぁと、あのくだり全部好きだわと思ってみていたのである
ドラマとしては、彼女が退場でもないが、割と色々整理してしまった前後で
認知症のおばあちゃんの部分が重すぎて、
あまりにも認知症演技が上手すぎると衝撃を受けて、かつ、
同時期くらいに朝ドラの方でも、認知症の余さんの演技にあてられていて
身近に二人も違うパターンの認知症患者がおると錯覚するほどになって
ダメージを受けてしまうほどだったんだが
その重さを抜けて、お父さんへの気持ちとかが描かれて
お母さんの想いとか、あれこれ、決して弟が主人公にはならない位置だけど
いないといけない、そういう家族だという愛が描かれていたようで
大変よかったと思うのでありました
ドラマ見て、はじめて、この著者の人が割とアレな感じというか
天才的になんでもできるんじゃなく、割と滅茶苦茶でノリと勢いと元気で
なんとかしてた人なんだなと知れたようでもあり
文章だけでは伝わらない人間ドラマを見た気がしますと
書いておくのである
まぁこれもまた、ドラマを通しているので本人とは異なるものなんだろうが
構成する一部であろうと思っておくのであった
ともあれ、楽しかった
ああ、あと、林遣都が相変わらずぶっ飛ばしてる感じで最高によかった
本当好きな役者だわ、真面目に面白い感じが出るというのが凄すぎる
滲み出るいいひとっぽさとか、わかってなさみたいなのとかの
雰囲気作りが天才すぎると思うのである、もっと見たい役者だ
表題作のエッセーは読んでいたので、なんとなし面白そうな
前向きになる痛快コメディとか期待したんだが
まぁ、確かにそういう雰囲気もありつつも
結構重めに人間ドラマをしていて、不思議要素もありつつ
面白いドラマになっていました
ドラマ内で小説を書けと言われていたそれが、ひょっとすると本作にあたるのか?
そういう入れ子構造はわからんけども、
役者の演技もよく、演出も妙な感じがマッチしてて
滑ってる感じじゃなかったのがとてもよかった
夢シーンとか、ひたすら、にゃーとか、割と雑なファンシーさを混ぜてくるとか、
お母さんが奇跡を起こしたように見せかけて特になんでもない時に、
物凄くわざとらしくスポット当てるとか
ああいうの好き…
と、まぁ、そういう小ネタみたいな笑いを強引に挟んでくるところが
凄い原作っぽさというか、あの文章のテンションとテンポを
映像化という方法に落とし込んでいたんじゃないかと
かっこいい感想を書いてしまうわけだけども、重めのテーマを
割とあっさりと描いていて、凄くよかったと思うばかり
劇中でインタビュー受けて、インタビュアーの方が泣いてるシーンがあったけど
実際、言葉だけ並べるとかなり壮絶な人生よなと思うのである
それを面白い感じの文章にしてしまえた、才能というか悲劇というか喜劇というか
凄いなと思うばかりであった
個人的に、ドラマオリジナル要素だったと思われる
マルチなる友人のキャラクタと、その関わり合いが凄いよくて
諸々の諸事情に加えて、マルチ商法の家庭に育ってしまった友人とか
ハードパンチすぎやしないかと思っていたけど
あの役者さんのこれまた軽妙な演技が、
まぁ二人ともすごく軽妙でありながら真面目で、おかしいのが滑ってないという
稀有な感じになってたところが凄いと感心したわけだが
ともかくよかった、言葉遣いとセリフ回し、唐突に英語とポルスキを喋るとか
素っ頓狂な設定も含めて、全部いい、すごく素敵、大好きと思えたキャラクタだった
あの見せかけかもしれない友情という、
話しとして案外重そうで、そうでもない、なんともいえない
雑に扱ってそうで、とても大切なという
滅茶苦茶な感じが、このドラマというか、主人公の人生そのものを顕してるみたいで
凄くいいなぁと、あのくだり全部好きだわと思ってみていたのである
ドラマとしては、彼女が退場でもないが、割と色々整理してしまった前後で
認知症のおばあちゃんの部分が重すぎて、
あまりにも認知症演技が上手すぎると衝撃を受けて、かつ、
同時期くらいに朝ドラの方でも、認知症の余さんの演技にあてられていて
身近に二人も違うパターンの認知症患者がおると錯覚するほどになって
ダメージを受けてしまうほどだったんだが
その重さを抜けて、お父さんへの気持ちとかが描かれて
お母さんの想いとか、あれこれ、決して弟が主人公にはならない位置だけど
いないといけない、そういう家族だという愛が描かれていたようで
大変よかったと思うのでありました
ドラマ見て、はじめて、この著者の人が割とアレな感じというか
天才的になんでもできるんじゃなく、割と滅茶苦茶でノリと勢いと元気で
なんとかしてた人なんだなと知れたようでもあり
文章だけでは伝わらない人間ドラマを見た気がしますと
書いておくのである
まぁこれもまた、ドラマを通しているので本人とは異なるものなんだろうが
構成する一部であろうと思っておくのであった
ともあれ、楽しかった
ああ、あと、林遣都が相変わらずぶっ飛ばしてる感じで最高によかった
本当好きな役者だわ、真面目に面白い感じが出るというのが凄すぎる
滲み出るいいひとっぽさとか、わかってなさみたいなのとかの
雰囲気作りが天才すぎると思うのである、もっと見たい役者だ