CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

光る君へ  君を置きて

2024-10-20 20:51:31 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
大きく歴史が動いて、そのはざまにある感情が
八つ裂きになるといっていいのか、ドラスティックなそれが見られて
大変満足でありました
痛みがあらゆるところからやってくる
そんな感じだけど、意にも介さないという風にも見える道長の
堂々とした部分と、弱いとも思える部分
両方が見られて、大変満足でありました
そして、娘の気持ちがまったくわかっていないというか
わかっているふりだけだったという現実も突き付けられたようにも見えるが
ああいうこと、よくあるよなと思ってみたのであった
よかれと思ったのにというのが、
気づくこともなく、自身の願望とすり替わっているんだな
他人事のドラマだとよくわかるが、自分だとわからんやつだな
そう思うと、かつて父親がわかってやっていたのとは
道長のそれは内容が違うのかもしれんな

政治劇としては、粛々と進められただけではあるが、
その推進力は、まさに政治というそれなんだと思うと
大変面白いなと思うのだけど、
その強引さが醍醐味とも思えて、
なんというか、ずぶどろのものだなと、それを求めているとも
見ていて感じるばかりであった

さておき、まひろ側は
いよいよ娘の方で何かしらといった感じで、
それは、冒頭にあった、不義のどうしたとつながるのか
ここから、道長が盤石と思った世で、七転八倒するというか、
まひろ、道長ともに、その贖いを求められる展開になるのかと
これもまた、わくわくなのでありました
藤原の次女が、大変まずい感じで、非常に楽しみである

来週くらいで、いよいよ、清少納言も終わりなのかわからんが
啖呵きるシーンがありそうで、楽しみに待つのであった