CLASS3103 三十三組

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八重の桜  敗戦の責任

2013-05-26 20:45:16 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
今回は屈指のよい回だったんじゃないか
思わず、テレビを前に、涙してしまいました
ええ話というか、絶望感が凄く伝わってきて
もう、ハンパねぇ…

三郎が死んだのも哀しいところでありましたが、
それ以上に、会津が死ぬということが決定付けられた
そういうシーンの最後に、修理の死がブラックアウトという
たまらなく暗いシーンに、絶望を煽られました
ああ、あれが絶望というのか
救いのない、とても哀しいことなのか
酷い

さて、それはそれとして
合戦シーンというか、戦闘シーンでは、
まさかの、大山巌の耳たぶが傷む事件をやるとは思わず、
あの大砲は、権助爺のではなかったかなと
思ったりなんだったりしつつも少ない人数ながら
いくつもの爆破シーンで見ごたえたっぷりでありました
予算の問題において、
爆破シーンというのは、人数を集める軍戦シーンよりも
よほどに割がよいのかもしれないなんて
ちょっと考えてしまったりなのであります
見ごたえあるけど、人数少なくていいのはステキなのかもですね

今回は、完全に慶喜が悪いという体で進んでいるので
特段に問題ないとはいえ、その慶喜をおいといても、
やっぱり会津公も不明であったのでないかなと
ちょっと思わされてしまうのでありました
あれが、修理のせいになるという一連のシーンは、
涙なくは語れないというか、許せないという空気のままにという
実によいシナリオだと涙ぐんでしまったわけですが、
殿様もう少しがんばれたんじゃないかと
時代に対しても思ってしまうのでありました

一番よいシーンは、土佐が入城かなわず帰還の命令を持ち帰ったときで
あの歴々が、絶望的に驚くシーンは、
少し間違ったらなんかのギャグじゃないかと思うほどだったけども、
その度肝を抜かれた感と、さらさらと砂の城が崩れていくような
脆さみたいなのも透けてみて、
あのシーン全体がグッドジョブすぎてたまりませんでした
あれは酷い、本当、見事に描ききったと思われます
会津がかわいそうにすぎる

そんなわけで、いよいよ会津戦に針は進むようで
次回以降の八重さんが楽しみなのでありました


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