CLASS3103 三十三組

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NHKスペシャル 神の領域を走る~パタゴニア極限レース141km~

2016-10-25 14:00:02 | ドラマ映画テレビ感想
少し前になりますが、
色々あって延期されていたNHKスペシャルであります
ようやっと見られて、大変満足だったので
メモっておこうと思うのである

いわゆるウルトラマラソンみたいな内容なのでありますが、
本当に極限の土地を走り抜けていくという
もう、何がどうしたんだという、
なんでこんなことをしようと思うのか、
これは参加した人にしかわからない何かの
典型例のようなレースについてでありまして、
とてつもない過酷な道のりを
延々走り続ける人をおいかけた
人間ドキュメンタリーでもありました

この業界で、日本人の中でも相当なアスリートである方を主役にしつつ、
極限に挑んでいく人間の姿をおっかけたという内容でありまして
まぁ、なんだろうかな、凄いなとしかいいようがない
やってみたいような気がせんでもないけども、
絶対やれないなという、このあたりからして
この競技に向いていないことを自覚するわけですけども
2日、3日とぶっ通しで、寝ることもなく140km走りぬけるという
とんでもない荒行であります
それも、平坦な道のはずもなく、高山地帯を走り抜けていき
途中、ジャングルみたいなところから、極寒の稜線を走り、
何も無いただまっすぐの道をかけて
ようやくゴールするというものなんだけども
途中途中の難所というか、
くたびれて、気絶するというか、リタイアしていく人々の姿、
立ったまま眠る人だとか、崖を滑り落ちていく人だとか
衝撃的すぎてどうしようもない

ちょっと前に本で読んだ、トレイルランのハードな奴だろうと
思ったりはするのでありますけども、
みんなどういう根性というか、気持ち、心持で走っているのか
何に追い立てられるというか、
その情熱はどこからくるのか、
走って、終えた人たちの朗らかというか、
うれしそうな顔を見るにつけて、わからないけども
羨ましいとはまた違う、人間の、人体の凄さみたいなのを
はしばしから感じて見守った
そんなテレビでありました

最近、個人的に山道というか、山をうろうろしているけども
そんなの目じゃないというか、あれをやっていて、
このハードさは尋常ではないと
恐怖を覚えたんだけども
なぜだか、あの過酷さに身をおくことへの憧憬というか、
畏敬を覚えてならないので不思議なんだけども
凄いレースをやっていて、
これに参加する物好きが、世界にたくさんいるのだなと
しみじみ思い知ったのでありました
面白かったんだけども、伝えられない何かがあるなぁ


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