自転車小屋で仕事をしていると 1本の電話が有りました 新たな作業依頼です
それがフレームの塗装だとは思ってもいなかったです
友人の自転車整備をしている時に連絡が有り お願いしたい事が有るのでこれからお伺いします
簡単に迎える用意をして到着を待ちました
先輩のロードフレームの塗装をお願いしたいのですが・・・
一通りフレームを見せてもらい
Kino
私が塗装しても材料代が結構掛るし本職に任せた方が
強い塗装が出来るよ。
来客(後輩)
いや Kinoさんに塗って貰うのが値打ちが有って良いのです。
なんという殺し文句を言うのだ(笑)
殺し文句に弱い私は引き受けてしまうのですが
この時は忙しかったので手が空くまでまって貰いました
その間 フレームが傷まない様に保管しておきました
時間が経ち・・
塗装が出来る時がやって来ました フレームを一通り
見てみます
ヘッドチューブが長いですね フレームは 550mm 位
有るのでしょうか このフォーククラウンの容姿は好きです
シートラグとハンガーシェル こう言う細部の錆って
落すのに凄く時間が掛ります
ブレーキ用のワイヤートンネル W レバーの直付台座
懐かしいです・・ (私の自転車にも付いている 笑)
ブレーキアーチは埋め込みナットが使えます
逆爪のロードエンドはショートタイプ エンド巾は
126mm なので 40年近く前のフレームじゃないでしょか
この様なクロモリのフレームですが まず最初に
フレームに付着した汚れと油脂を落したいので
強い洗剤で洗います
水が豊富に使える所で洗います
洗剤を原液のままフレーム全体にスプレーします
マジックリンと同程度の洗剤です さすがに素手で触るのは
止めておきます
水で良く洗剤を洗い流します
フレームの塗装に全く艶が無くなりました
この洗浄は塗装をする時は出来るだけ塗装面に
油を付けておきたくないから行っています
フレームの水を拭っておきます 油の付いていない
新しい雑巾です
フレームの洗浄が終わりました 自転車小屋に帰ります
自転車小屋に帰って来ました
フレームにステッカーの糊が残っているので拭きと取ります
ペイント薄め液を使いましょう
次回から塗装の下地調整を行いますがその準備が出来ました
ハンガーとシートラグ周り 何時もの事ですがここに
時間が掛ります そのくせ綺麗に出来ないのがここです
ラグの入り隅 ここも処理の難しい所です 今回は小錆が
多いのでそれで時間が食われそうです
ボトルの直付台座 縦パイプにも有りました 色々と見ていると
時代背景が想像出来て面白いです
さて今回のフレーム塗装 後輩が私に委ねる前に剥離剤を使い塗装を剥そうとしたらしいです
でも剥離剤が全く効かなかったとか・・ 自転車の事を良く知っている彼がそう言うのなら
強い塗装は残し下地に使いましょう、と言う事にしました ただパイプを磨くだけでは無く
現在の塗装も必要な所を剥しながらの作業になるので時間は掛るでしょうね
このシリーズ、次回もお付き合い下さい
次の作業 【 フロントフォーク 塗装下地調整 プラサフ 】
それがフレームの塗装だとは思ってもいなかったです
友人の自転車整備をしている時に連絡が有り お願いしたい事が有るのでこれからお伺いします
簡単に迎える用意をして到着を待ちました
先輩のロードフレームの塗装をお願いしたいのですが・・・
一通りフレームを見せてもらい
Kino
私が塗装しても材料代が結構掛るし本職に任せた方が
強い塗装が出来るよ。
来客(後輩)
いや Kinoさんに塗って貰うのが値打ちが有って良いのです。
なんという殺し文句を言うのだ(笑)
殺し文句に弱い私は引き受けてしまうのですが
この時は忙しかったので手が空くまでまって貰いました
その間 フレームが傷まない様に保管しておきました
時間が経ち・・
塗装が出来る時がやって来ました フレームを一通り
見てみます
ヘッドチューブが長いですね フレームは 550mm 位
有るのでしょうか このフォーククラウンの容姿は好きです
シートラグとハンガーシェル こう言う細部の錆って
落すのに凄く時間が掛ります
ブレーキ用のワイヤートンネル W レバーの直付台座
懐かしいです・・ (私の自転車にも付いている 笑)
ブレーキアーチは埋め込みナットが使えます
逆爪のロードエンドはショートタイプ エンド巾は
126mm なので 40年近く前のフレームじゃないでしょか
この様なクロモリのフレームですが まず最初に
フレームに付着した汚れと油脂を落したいので
強い洗剤で洗います
水が豊富に使える所で洗います
洗剤を原液のままフレーム全体にスプレーします
マジックリンと同程度の洗剤です さすがに素手で触るのは
止めておきます
水で良く洗剤を洗い流します
フレームの塗装に全く艶が無くなりました
この洗浄は塗装をする時は出来るだけ塗装面に
油を付けておきたくないから行っています
フレームの水を拭っておきます 油の付いていない
新しい雑巾です
フレームの洗浄が終わりました 自転車小屋に帰ります
自転車小屋に帰って来ました
フレームにステッカーの糊が残っているので拭きと取ります
ペイント薄め液を使いましょう
次回から塗装の下地調整を行いますがその準備が出来ました
ハンガーとシートラグ周り 何時もの事ですがここに
時間が掛ります そのくせ綺麗に出来ないのがここです
ラグの入り隅 ここも処理の難しい所です 今回は小錆が
多いのでそれで時間が食われそうです
ボトルの直付台座 縦パイプにも有りました 色々と見ていると
時代背景が想像出来て面白いです
さて今回のフレーム塗装 後輩が私に委ねる前に剥離剤を使い塗装を剥そうとしたらしいです
でも剥離剤が全く効かなかったとか・・ 自転車の事を良く知っている彼がそう言うのなら
強い塗装は残し下地に使いましょう、と言う事にしました ただパイプを磨くだけでは無く
現在の塗装も必要な所を剥しながらの作業になるので時間は掛るでしょうね
このシリーズ、次回もお付き合い下さい
次の作業 【 フロントフォーク 塗装下地調整 プラサフ 】