ロードレーサーのヘッド小物の分解整備をしています 今回はそれをフレームに取付けます
使われている小物は 1インチスレッドタイプ ITA規格のカンパニョーロです
取り外した小物は前回洗浄し綺麗な状態です 今回はこれを取付けます
Campagnolo Super RECORD ITA 規格の小物です
フレームに挿入されている上下のワンの掃除も
済んでいます
メンテスタンドの上でフレームのバックを固定し
ハンドルはワイヤー類が無理をしない様に紐で
吊るしています
フロントフォークと工具類 グリスはカンパの
ピーナッツグリスを使いましょう もう在庫も
少なくなり貴重なグリスです
まずフレームのヘッドチューブの中にグリスを塗布します
これは錆を防止するのが目的で クロモリフレームには
しておいた方が良いでしょう 自転車を長く使う為には
必要です
汚れた指先を拭き取り ヘッドパーツの上部玉押しに
グリスを塗っておきます
ヘッドチューブの下から見上げた 下部ワンです
ここにもグリスを塗布します この時代の回転部分には
グリスは多目で良いと思います
フォークコラムのネジ、スレッドにもグリスを塗ります
やはり錆止めが目的です
フォーククラウンのクラウンレースにもグリスを
塗っておきます
リテーナーです 35年以上経っていますが
まだ曇りも無くとても良い状態です
グリスをしっかりと塗り込みクラウンレースに
入れておきます 表裏の方向が有るので注意が必要です
もう一つのリテーナーにもグリスを塗り ヘッドチューブの
上部玉押しに装着します
ヘッド小物の上部ワンです とても繊細な仕上りです
アルマイトが柔らかく傷の付き易いパーツです 優しく
扱ってやって下さい
玉受け部や内部全体にグリスを塗っておきます
さて用意しておいたフロントフォークのコラムを
ヘッドチューブの下から差し込みます
ヘッドチューブの上にはフォークコラムのスレッド部が
見えています そこに上部ワンをねじ込みます ※ 正ネジです
上部ワンは軽く最後までねじ込んでおけば大丈夫です
舌付ワッシャーを入れます
ヘッド小物の最後は袋ナットです これの内部にも
グリスを塗っています この辺りの回転部以外は
全て腐食対策のグリスです
これを手で締め込んでおきます
ヘッドの回転具合を確かめています もしリテーナーを
逆に入れていたらこの時に分るでしょう ここでは手で
ガタを感じない程度の調整にしておきます
小物の玉押しに 32mm のヘッドスパナを掛けます
袋ナットにはこの様に工具に厚みを持たせたスパナを
使います 上下のスパナが重なってしまわない様に
した物です 32mm です
ここではガタが無いところで袋ナットを締め込み固定
しておきます
回転調整は自転車を組み立ててから行います この状態で
ベストだと思って調整してもホイールを装着するとガタが
出る事は良く有ります ここは最後にするのが良いでしょう
グリスで汚れた所を拭き取っています これは直ぐに
やっておいた方が良いですね
これでヘッド小物の組立ては終わりました でも
なんとも言えない中途半端な状態です あまり長く
見ていたい姿ではありませんね
ぶら下がっているハンドルを取付けましょう
ステムの引き上げ棒と臼を外しました CINELLI チネリの
メッキは薄く直ぐに錆びる物が多いのですが このパーツは
しっかりしたメッキがされています
ここにもグリスを塗っておきます
ステムの下側のフォークコラムへの挿入部はグリスを塗っていても
金属がこれだけ変色しています グリスが無ければ間違いなく
固着していますね こことシートポストは気を付けないといけません
固着させると酷い目に合います
ステムをフレームに差し込みます ハンドルの高さは
分解した時、ステムにマーキングして有ります
引上げ棒には 7mm のアーレンキーを使います この六角穴は
汗に依る錆と試合に行く度に輪行袋を使う為 多くのの回数
脱着してかなり傷んでいます これ以上傷めない様に注意して
作業をしています
ハンドルも最後に曲りの調整をするのでここでは
軽く締め込んでいます これでヘッド小物の取付けは
終りました
自転車整備ばかりして表に出ていないので少し自転車に乗ってみると
公園内の植物が綺麗な枯れっぷりでした
ヘッド小物の手入れが終わったので 次回はハンドルを外した際に取り外したワイヤー類の
復旧を行いましょう 次もお付き合い下さい
前回の作業 【 ヘッド小物 洗浄 スレッドタイプ 】
次の作業 【 ブレーキワイヤー 交換 先端処理 フロント 】
使われている小物は 1インチスレッドタイプ ITA規格のカンパニョーロです
取り外した小物は前回洗浄し綺麗な状態です 今回はこれを取付けます
Campagnolo Super RECORD ITA 規格の小物です
フレームに挿入されている上下のワンの掃除も
済んでいます
メンテスタンドの上でフレームのバックを固定し
ハンドルはワイヤー類が無理をしない様に紐で
吊るしています
フロントフォークと工具類 グリスはカンパの
ピーナッツグリスを使いましょう もう在庫も
少なくなり貴重なグリスです
まずフレームのヘッドチューブの中にグリスを塗布します
これは錆を防止するのが目的で クロモリフレームには
しておいた方が良いでしょう 自転車を長く使う為には
必要です
汚れた指先を拭き取り ヘッドパーツの上部玉押しに
グリスを塗っておきます
ヘッドチューブの下から見上げた 下部ワンです
ここにもグリスを塗布します この時代の回転部分には
グリスは多目で良いと思います
フォークコラムのネジ、スレッドにもグリスを塗ります
やはり錆止めが目的です
フォーククラウンのクラウンレースにもグリスを
塗っておきます
リテーナーです 35年以上経っていますが
まだ曇りも無くとても良い状態です
グリスをしっかりと塗り込みクラウンレースに
入れておきます 表裏の方向が有るので注意が必要です
もう一つのリテーナーにもグリスを塗り ヘッドチューブの
上部玉押しに装着します
ヘッド小物の上部ワンです とても繊細な仕上りです
アルマイトが柔らかく傷の付き易いパーツです 優しく
扱ってやって下さい
玉受け部や内部全体にグリスを塗っておきます
さて用意しておいたフロントフォークのコラムを
ヘッドチューブの下から差し込みます
ヘッドチューブの上にはフォークコラムのスレッド部が
見えています そこに上部ワンをねじ込みます ※ 正ネジです
上部ワンは軽く最後までねじ込んでおけば大丈夫です
舌付ワッシャーを入れます
ヘッド小物の最後は袋ナットです これの内部にも
グリスを塗っています この辺りの回転部以外は
全て腐食対策のグリスです
これを手で締め込んでおきます
ヘッドの回転具合を確かめています もしリテーナーを
逆に入れていたらこの時に分るでしょう ここでは手で
ガタを感じない程度の調整にしておきます
小物の玉押しに 32mm のヘッドスパナを掛けます
袋ナットにはこの様に工具に厚みを持たせたスパナを
使います 上下のスパナが重なってしまわない様に
した物です 32mm です
ここではガタが無いところで袋ナットを締め込み固定
しておきます
回転調整は自転車を組み立ててから行います この状態で
ベストだと思って調整してもホイールを装着するとガタが
出る事は良く有ります ここは最後にするのが良いでしょう
グリスで汚れた所を拭き取っています これは直ぐに
やっておいた方が良いですね
これでヘッド小物の組立ては終わりました でも
なんとも言えない中途半端な状態です あまり長く
見ていたい姿ではありませんね
ぶら下がっているハンドルを取付けましょう
ステムの引き上げ棒と臼を外しました CINELLI チネリの
メッキは薄く直ぐに錆びる物が多いのですが このパーツは
しっかりしたメッキがされています
ここにもグリスを塗っておきます
ステムの下側のフォークコラムへの挿入部はグリスを塗っていても
金属がこれだけ変色しています グリスが無ければ間違いなく
固着していますね こことシートポストは気を付けないといけません
固着させると酷い目に合います
ステムをフレームに差し込みます ハンドルの高さは
分解した時、ステムにマーキングして有ります
引上げ棒には 7mm のアーレンキーを使います この六角穴は
汗に依る錆と試合に行く度に輪行袋を使う為 多くのの回数
脱着してかなり傷んでいます これ以上傷めない様に注意して
作業をしています
ハンドルも最後に曲りの調整をするのでここでは
軽く締め込んでいます これでヘッド小物の取付けは
終りました
自転車整備ばかりして表に出ていないので少し自転車に乗ってみると
公園内の植物が綺麗な枯れっぷりでした
ヘッド小物の手入れが終わったので 次回はハンドルを外した際に取り外したワイヤー類の
復旧を行いましょう 次もお付き合い下さい
前回の作業 【 ヘッド小物 洗浄 スレッドタイプ 】
次の作業 【 ブレーキワイヤー 交換 先端処理 フロント 】