アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

草津で見たマムシグサ(蝮草)の花

2008-07-07 | 動物

大谷地スイレン(睡蓮)園を見学した時、途中で特徴のあるマムシグサ(蝮草)の花に出会った。名前の由来は、偽茎には褐紫色の模様がありマムシの皮膚の模様に似ていることから。雌雄異株で、栄養状態によって、性が変わるというのも面白い。栄養状態がよいと雌株になるそうだ。
サトイモ科 テンナンショウ属
(撮影2008年7月2日 午前10時ころ)

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 マムシグサ(蝮草)の全体像


 仲良く並んで、表と裏を見せてくれたマムシグサ(蝮草)


 マムシグサ(蝮草)の後ろと横から見たところ


 マムシ(蝮)の皮膚の模様に似た偽茎



メモ

・和名は茎に見える葉のさやがマムシの模様に似ていることによる。
・花は雌雄異株だが、その年の栄養状態によって性をかえる。
・葉は2枚が基部で合わさってさや状になり、先端は鳥足状に開く。
・茎は偽茎で葉のさやに相当し、班模様がある。
・花色は(苞)は緑色~紫色に白色のすじがある。
・花びら(苞)1枚。大きさは8~15cm
     ヤマケイポケットガイド「山の花」より