アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

準絶滅危惧種(NT)のタコノアシ(蛸の足) 2015_その10 若い果実

2015-08-07 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池のタコノアシに若い果実が出来はじめた。幸いなことに、今年も調整池のあちこちででタコノアシが見られ、ツボミから開花中のもの、花後の若い実と、様々な状態が観察出来る。
参考サイト石川の植物タコノアシ
タコノアシ科タコノアシ属
2015年8月4日午前5時45分

↓ タコノアシの花序の根元の方の花は雄しべが枯れてきて緑色の心皮の膨らみが大きくなってきた。花序の枝先の方は、まだ開花中。秋にはこれらが真っ赤になるのが楽しみ。








↓ イシミカワが取り付いているタコノアシ、見事に開花している花もある。










↓ タコノアシの花は、両生で直径4~5mm、萼片5個、花弁は退化、雄しべ10本、雌しべは5個の心皮からなり、柱頭は心皮と同数。




↓ 最近見つけたウッドデッキ上流のタコノアシ、元気に成長しており、花も満開。






この他にも、多数のタコノアシが成長しているようだが、周りの草と同化していて分かり難い。花が咲き始めるとはっきり確認できると思う。楽しみだ。