森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション

2024-02-10 01:53:07 | 海外ドラマ

・「1月の暮らし♡2023」の中で

>※ 上の記事の中で書いた『『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』』の日本公開が決まりましたね。

Disney+ (ディズニープラス)の「スター」で2月22日(水)より日本最速独占配信スタート!(海外ドラマNAVI)

加入していないので、残念ながら静かに待つことにします。

と言っていたわけですが、それが昨年の11月からwowowで放送されたので、静かに待っていた(笑)私は、楽しみにそれを毎週見ていました。

1月にそれが終わってしまって寂しいと思いましたが、早くも次のシーズンも決定のようで、その気持ちも薄らぎました。

しかし本音を少々言うと、だったらあの「最終回」と騒がれていた(かどうかは分かりませんがw)あれはいったい何だったのだろうかと、思ってしまっている私が居ることは否めません。

やはり人気シリーズ、簡単には止めさせてくれないのかもしれませんね。

私自身も好きなシリーズで、また始まったと言うのであれば嬉しくも思います。

 

ただ今回のエボリューションは、リードがいないクリマイなんですよね。

面白いかなと、ちょっと心配しながら見始めました。

確かに寂しいことは寂しいと思いましたが、彼はお話の中では、別の秘密任務に就いているとのことで、存在の気配が残っているので、この先どうなるかは分からないとにおわせているのが救いです。リード役のマシューも、前回はスケジュールが合わなかっただけで、参加する意思はあることを表明しているから、この先の期待は大きくなりますよね。

 

今回は全話を通して、シカリウスと名付けられた最強のサイコキラーが相手です。1話完結の形を取りながら、各話のサイコキラーの背後にいる最強の男に挑みます。

この男のために、殺伐とした仕事から離れて平和に暮らしていたガルシアは、元の世界・BAUに戻されてしまいます。

ロッシは、最愛の妻を亡くして(そう。あんなに仲が良くて幸せそうな二人だったのに。。。)やる気も失せ情緒不安定になっていて仲間たちに心配されていましたが、この男の登場で復活せざるを得ませんでしたね。(それは良いことだったかも^^)

 

確かに恐ろしく気持ちの悪い事件も多かったけれど、JJの家族の物語をはじめ、他のメンバーなども丁寧の描かれて、なかなか面白かったです。

嫌な奴だと思っていた、まったく理解を示さず自身の出世の事ばかり考えていた上司の男も、途中で仲間のような雰囲気になり良い感じだなと思ったのですが。

だから最後のあっけなさには同情もしてしまいました。

丁寧と言えば、サイコキラー側の男の事も、やはり丁寧に描かれて、まったく同情などは出来ませんが、ドラマへの感情移入度は高くなっていたと思います。

そして最終回は、また頗る良かったですね。

危機に陥ったロッシを支えたのは亡くなった妻だったと言うのもジーンときました。

全く意識してなかったので知りませんでしたが、全10話の中で4話はメンバーが監督をしたのですってね。(ドラマだから演出って言うのかな。)

また見る機会があったら、そこも意識してみたらさらに面白く感じるかもしれませんね。

 

次回のシーズンでは、JJの夫に何かしらの変化があるはず・・・・・

彼の中の人が降板だそうで、そうすると物語の中でも何かあるんだなと思わざるを得ませんね。

ネタバレなし(少々していたかも(;^_^A)の「見たよ」と言う感想になってしまいましたが、次のシーズンも楽しみにしています。

(リード、出てね♪  人)

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北欧サスペンス「エンド・オブ・サマー~消えた少年~」 (全6話)

2024-01-17 00:53:05 | 海外ドラマ

12月に見たドラマの備忘録です。

90日以内の再放送は無いそうなので、オンデマンドで見ていただくか、またの機会を待つかのドラマの感想で申し訳ありません。

海外ドラマの感想は、あまりタイムリーじゃなくても、意外と長く読んでくださる方がいらっしゃるので、かなり遅れたなぁと思っても一応書いておくことにしています。

ただし解説にはなっていないので、そんなにはお役には立てないと思いますm(__)m

 

12月に途中まで書いてあったので ↓ このような書き出しです。

久しぶりにwowowで北欧サスペンスを見ました。

サイトの解説をお借りします。

《<ストーリー>
都会にあるセント・ヨーラン病院。心理士ヴェラがカウンセラーをするグループセラピーに突然、青年イーサクが初参加する。イーサクは記憶が曖昧な幼少期に、友人の少年が失踪したと語り、ヴェラは驚く。20年前の夏の終わりの夕方、スウェーデン南部の片田舎スコーネで、まだ少女だったヴェラの幼い弟ビリーが行方不明になり、その直後に彼らの母親が自殺する悲劇が起きていた。イーサクはビリーについて何か知っているだけでなく、彼がビリー自身かもしれないとヴェラは疑うように。
ヴェラはスコーネに戻り、20年前の失踪について調べるが、かつて地元警察が母親の元交際相手を怪しいとにらんでいたことと、さらに恐るべき事実を知ってしまい……。》

なんたって、ヴェラが弟を最後に見たのが、「着いてこないで。」と一人で追い返した時の後姿なのです。

そしてその後、ビリーを溺愛していた母は、ヴェラの目の前で自殺してしまうのです。

そんな残酷な事ってあるでしょうか。

20年後に現れた青年をビリーだと、彼女がすぐに思ってしまうのも無理はないことだと思いました。

連れて帰ったら、父も兄も喜ぶかと思いきや、真逆の反応。

普通は良い方の結果を望むでしょう。これは何か秘密があるなって・・・・・だからサスペンスなのですよね。

 

要所要所で予想を無意識に立てていました。まあ、これがサスペンスを見るうえでは正しい見方じゃないかと思います。

ある部分では当たっていましたが、真実は思っていた以上の結末で驚かされました。

この「驚く」と言うのも、サスペンスを見るうえで大事な感情ですよね。

 

ネタバレなしだと書くこともあまりないわけですが、ただヒロインの女性は彼女の母親同様に、かなり自分勝手な人だなと感じました。

職場での禁を犯して、その弁明のために「会ってください。」と自分からお願いしたにもかかわらず、自分の都合で連絡もなしに反故にしてしまう。または今から会いたいと恋人の元に向かうと言っておきながら、またも連絡なしで行かない。これはみな真実追及をせねばならないと言うシーンで起きた出来事ですが、連絡はやっぱり入れなくてはねと思います。

単にそんなシーンを省いているだけかと思ったら、後でみんな謝っているシーンがあって、この女性の生活下手なのも、子供の時のトラウマがそうさせているのかもしれないと思わせるものがありました。そんな細かいところからも、もしかしたら傑作なミステリーなのかもしれないと思ってみたりみなかったり・・・・

結末には驚かされましたが、悲劇だなと思いました。

ただ悲劇であったとしても、真実を知ることによってでないと、前に進めないこともあると思います。このヒロインのヴェラのように。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン4

2023-10-16 11:04:28 | 海外ドラマ

10月1日より開局25周年を機に「AXNミステリー」が「ミステリーチャンネル」に名前が変わりましたね。

これからもお世話になっていくと思いますm(__)m

 

さっそく「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」のシーズン4の一挙放送でお世話になりました。

このドラマは姉にも勧めたので、姉は前日からのシーズン1から、全部録画したもよう。

録画組は、意外と録画残量が満タンに近いほど入っている場合があるので、それを気にしつつしなければならなくて、姉も今回かなり古いものを整理したと言っていました。

主に夫さんの番組だったりとか^^

 

だけどお勧めできる内容のドラマなので、良いのではないかと思います。

シーズン4もそのサスペンス部分の物語は多岐にわたっていて、飽きさせません。

歴史ある宝石の盗難とか、飛行機上の殺人とか、

あれはやっぱり・・・・SFか?

と、言うのもありましたよね。

 

捜査に関しては、アストリッドがどんどん自分に自信をつけて行っているように感じました。

ついつい単独行動をしてしまい、一人でパニクり一人で乗り越えると言うシーンもあったかな。でもやはりそこには電話からの声であっても、ラファエルの応援はありましたね。だけどエピソード4の生命倫理に関する事件では、割り切った意見を言っていた彼女が実際の小さな命に触れて、成長していくシーンがあってジーンとしました。

いつも通り「社会力向上クラブ」のメンバーも大活躍。特にチェス殺人の時に。だけど私的には、もっとたくさん出てきて欲しいと思います。彼らの個性が好きなのかもしれません。

事件自体も面白かったのですが、二人の私生活も気になることがいっぱいですね。

 

以下はその気になることの箇条書きですが、ネタバレしています。

未見の方はお気をつけて。

 

・アストリッドの異母弟との触れ合いと不器用な生活は良かったですね。

結局、引っ越しと言うことで離れてしまうわけですが、シーズン5にも出てきて欲しいと思いました。

その異母弟の母、アンヌ・ラングレは癌みたいで、その治療の為に刑務所の移動が行われるわけですが、やはりこれでアストリッドの前から退場でしょうか。

でも彼女、可愛そうだと思ってしまいます。治癒して、堀の中からでもアストリッドと異母弟を見守っていて欲しいものですね。

 

・アストリッドの恋人、テツオ。

二人の仲はゆっくりと進んでいて、ようやくお泊りも出来そうになってきました。

だけど、なんと、奨学金の停止だとかで、彼は近いうちに東京に帰らなければならないみたい。

えー、えー、えー !?

どうなるの ?

気になる二人ですよね。

こんなアストリッドにとって良い人は、そうはなかなか見つからないと思いますよね。

だってフランス人はすぐにさ・・・・・(・∀・)ニヤニヤ

 

・せっかくニコラがアンチュールの妹と別れたと言うのに。その別れのキスを目撃して、勘違いしてやけ酒。

その翌日の朝、彼が自分の気持ちを告白に来たと言うのに、ラファエルの部屋には別の男が。

なんでよ~!!!

って思っちゃいますよね。(/_;)

 

・でも最終話で、二人はようやく💛

アストリッドとラファエルの二人の会話の前に、ニコルとテツオの会話があったでしょう。付き合いだしてどのくらいかっていう部分。

最後にラファエルの妊娠が発覚するけれど、私、ちょっと、それってパパは誰なのって思ってしまったんです。大丈夫なのかなぁ。どうなるのかなぁ。

 

と言うわけで、早くもシーズン5が待ち遠しいですね。

 

シーズン4のエピソードなどはこちらで→エピソード情報|アストリッドとラファエル 文書係の事件録|ミステリーチャンネル ~日本唯一のミステリードラマ専門チャンネル~(旧AXNミステリー) (mystery.co.jp)

登場人物などはこちらで→【あの日本人俳優は?】『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』キャスト情報まとめ※シーズン3までのネタバレ注意|海外ドラマコラム|ミステリーチャンネル ~日本唯一のミステリードラマ専門チャンネル~(旧AXNミステリー) (mystery.co.jp)

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「刑事モース~オックスフォード事件簿~case34~最終回36」

2023-09-05 10:27:38 | 海外ドラマ

このドラマのcase1の日本初放送は2013年8月31日だったので、かれこれ10年も、この作品を愛し続けてきたわけですね。

case34からこのドラマの最終話であるcase36まで2回ずつ見て、撮影裏話なども見て、私の「刑事モース~オックスフォード事件簿~」は一応の終わりを迎えました。

この「一応の」と書いたのは、なんかいろいろ気になることがあって、また機会があったらシーズンを少しずつ見直したりするんじゃないかなと思うからです。

実はワタクシ、「主任警部モース」なるものを1作品も見ていないんです。その作品が大人気であるゆえに派生的に、若き日のモースを描くこのドラマが生まれてきたと思うので、最終章を迎えてしまった寂しさを埋めるためにも、この先は原点ともいえるかもしれない「主任警部モース」を見るのも良いのかもしれません。

 

私がその人気抜群のドラマ「主任警部モース」も知らずに、なぜこの「刑事モース~オックスフォード事件簿~」に嵌ったのかと言えば、オックスフォードと言う場所、シックな雰囲気、ダークで面倒くさそうな主人公のキャラだったかもしれません。あっ、そうそう。若きモースは知的でハンサムだったし。それはずっと続いたわけですが、やはり一番最初に出てきたときの美しさは格別だったように思います。

 

それに最後の最後になって、私は気がつきました。なぜモースが大好きになったのか。

それは、EDに流れる音楽に一番の理由があったからなんじゃないかなと思ったのです。

一つ一つのミステリーも面白いけれど、モースの魅力は、彼自身の物語と彼を取り巻く人々の物語にもあると思うんです。そしてその一つ一つの物語は記憶の底に沈殿していくのに、彼らの物語はずっと心に残っていくのです。そして最後に流れる音楽が、なんだかしっとりと又しみじみとなんだか格調の高いものを見終わったと言う気持ちにさせるのです。(私だけ ?)

最後に貼っておきますね。

 

一つ一つのミステリーの部分。

CASE 34

ある女性音楽家が殺されます。アレルギーを持っていたので事故か殺人かとなるわけですが、ミステリーマニアの方々にはそうそう難しい推理ではないかと思われます。その動機も。推理は簡単であっても、かなり気分の悪い動機だったと思います。

ただ同時進行で起きている過去の事件の解明の方は、さらに深い闇。しかも難解なことに、見ている私が記憶喪失。34から36と続く一連の、このドラマのテーマ的事件は、少々過去回を見て復習が必要かもしれないと思いました。 ナーんとなく分かった、思い出した、こんな感じだったと言う感じで過ぎてしまったので。

この回は、主演のショーン・エヴァンスが演出をしています。

 

CASE 35

ホームレスの男と警官姿の俳優が殺された事件。

親が政治家または貴族と言うおバカちゃんな青年たちが出てきますが・・・・とこれ以上書くとネタバレですね。36もそうだけれど、ミステリーファンの人にとっては、たぶん怪しい人が犯人です(笑)

ただこのシーズンは過去の事件解明ばかりが同時進行ばかりではなくて、サーズディ警部の娘のジョーンとジム・ストレンジとの結婚のお話も進んでいくのですが・・・。

モースは二人の関係を知らずに、それを知って頑なに絶っていたお酒も飲んでしまったりします。でももう溺れることはさすがにしませんが。

 

CASE 36

接点のない教授たちが殺されていきます。実は事故に見えるという巧妙な事件でしたが、新聞にお悔やみ記事が死ぬ前に載っていたということに気づき事件だったと分かるのです。物語の中で、モースの心に突き刺さる何気ない一言が出てきます。それはさりげなく見ている私の心にも突き刺さったかもしれません。

いつも正確な言葉ではありませんが

「チャンと言わなくちゃダメよね。間に合わなくなる前に。」

この回は、サーズディの息子サムや、そしてサーズディ自身にも大きな転換を迎える物語になっています。

結婚式のシーンでは、2回見て、2回目の時に、本当に切なくなってジーンときました。

モースには長続きはしませんでしたが、いろいろと恋バナがあったと思います。それでもこの恋は間に合わなかった切ないものだったような気がします。

みんな去って行ってしまいます。この物語は、サーズディと新人刑事だったモースの出会いと別れの物語でした。

そしてすべてが納得の中、終わり・・・・静かな余韻が訪れます。

音楽と共に・・・。

貼ったYOUTUBEの後に、ちょっとだけ素敵だなと思った演出のことに触れています。シーンのネタバレになりますのでお気をつけて。

あと、WOWOWでは9月11日11時35分から3話一挙放送しますよ。

 

Endeavour | End Theme

 

Endeavour Finale | London Metropolitan Orchestra | Endeavour Series

 

合唱を終えたモースが、楽譜を指揮者に返し

「これで終わり ? 」と聞きます。

そして明るい光のさすドアの所に立つと、そこからゆっくりと出ていくのです。

モースが車に乗り込んで走っていくと、向こうから走ってくる真っ赤な車とすれ違います。

お互いに目しか移りませんが、もちろんそれが誰なのかは分かることです。

 

やっぱり次はそれを見なくちゃね。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「黒衣の天使」と「ソールズベリ毒殺未遂事件」

2023-08-24 02:52:23 | 海外ドラマ

「黒衣の天使~女性連続殺人鬼メアリー・アン・コットン」(8/12視聴)

「ソールズベリ毒殺未遂事件」(8/23視聴)の簡単な感想です。

 

19世紀に発生したメアリー・アン・コットンによる連続殺人事件が描かれています。

なんでも彼女は“英国初の女性連続殺人犯”という説があるらしく、自分の家族も含めて13人から21人殺害したのではないかと言われているらしいです。

現実にあった事件が元かと思うと、古い時代の事であっても、あまり気分のいいものではありませんでしたが、難しいことは考えずにサイコパスのサスペンスとしてみれば、なかなか恐ろしくて見ごたえがありました。

詳しい内容は→こちらにて→黒衣の天使~女性連続殺人鬼メアリー・アン・コットン|AXNミステリー ~日本唯一のミステリー専門チャンネル~ (mystery.co.jp)

 

《以下はネタバレしています。》

美貌と性的な魅力、そしてバンバンと子供を産める力を持っていたのに、なんでか殺人鬼に成り下がり最後は死刑。

だけど殺されていった人たちは、最後まで彼女を信じていたのです。夫たちも子供たちも友人も。

3番目の結婚をしたメアリーは、いわゆる玉の輿。それなのにお金の使い方で信頼と愛を失って・・・。

もっと上手くやれば良かったのになんて思ってしまう私は誰の味方?

 

だけど介護を嫌って母親殺しまでしてしまう彼女は、やはりどこかがおかしかったのでしょうね。

それは続けざまに子供たちを失ってしまった事に、理由があったのかもしれませんね。

 

こちらも実際にあった事件のドラマ化で、2020年BBCで放送され、日曜夜9時に放送されたドラマとしては、過去6年間で最高視聴率を記録したそうです。

《英国のソールズベリで実際に起こったロシアの元スパイの殺害未遂事件と、未知の敵ノビチョクとの闘いの全貌を描く!》

と、言うものです。これは、犯人は誰だと言う物語ではなくて、被害にあってしまった人や街全体を恐怖から救った人たちの葛藤などを描いたヒューマンドラマのようなもので、ジィっと見ていたら、もっと感情移入してしみじみとしたと思います。

ただ私は昼下がりの眠い時間帯に見ていたので、感情移入できずに、むしろ眠かったです。

確かにラストは実際の人々が出てきて、皆のその後が描かれたのは良かったです。悲劇のままの人もいましたが。

たぶん私は、「社会派サスペンス」と言うものが好きじゃないんだなと思ったので、録画して1話だけ見ていた「刑事シンクレア シャーウッドの事件」は消してしまいました。だけどこれ、

『2022年6月にBBC Oneで放送され、“今年度最高のBBCドラマ!”他、数多くのメディアで絶賛!
シーズン2制作も決定した、英国俳優オールスターキャストによる最新作にして話題作!』なんだそうです。

ちょっと惜しかったかな~と思いましたが、時間は限られているもので永遠にあるわけではないので、チョイスすることって大事なことだと思います。

 

ソールズベリ 毒殺未遂事件|AXNミステリー ~日本唯一のミステリー専門チャンネル~ (mystery.co.jp)

刑事シンクレア シャーウッドの事件|AXNミステリー ~日本唯一のミステリー専門チャンネル~ (mystery.co.jp)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」

2023-08-06 01:24:38 | 海外ドラマ

7月に見ていたドラマの感想です。

 

このドラマ、実は5月の終わりから楽しみにしていました。

楽しみなことを数える《海外ドラマは !》

 

AXNミステリーで7月17日に一挙放送をしたのは、シーズン1と2。

シーズン1が9話、シーズン2が8話でした。

なんかすごく面白そうと思っていましたが、予想通りの面白さでした。

 

またもAXNミステリーからお借りしてしまいましょう。番組紹介、たぶん苦手(;^_^A

《几帳面で論理的なアストリッドと、思いついたら猪突猛進のちょっとガサツだけど大らかなラファエル。
正反対の二人がお互いの足りない部分を補い合い協力し合うことで事件を解決していくフランス発ミステリー!》

 

でももう少し踏み込んでいってしまうと、アストリッドは自閉症で、またある種のサヴァンまたはギフテッド。

アストリッドはラファエルと出会うまで、優しい父の友人に守られていましたが、それでもいろいろと辛いことを経験してきたと思います。

ラファエルと出会って、どんどん彼女の世界が広がっていく感じも素敵です。また、何となく彼女とどう向き合って行っていいのか分からなかった人たちの方も、その垣根が消えて、仲間になっていくのも良い感じです。

自閉症の会の人たちもまたそれぞれ魅力的で、彼らも巻き込んでの推理劇は飽きることがないです。

 

推理もアストリッドが理詰めで来て、ラファエルが強行突破と言う感じでテンポが良いのも好きです。

上の説明で

>猪突猛進のちょっとガサツだけど大らかなラファエル

とありますが、加えて「優しい」。魅力的な女性ですが、こちらも恋のタイミングが合わなくて、気になるところです。

アストリッドにも日本人の恋人が出来ていい感じ。

二人の小さな恋の物語も花を添えていると思います。

 

シーズン4をAXNミステリーで独占で10月にやるので楽しみです。

じゃあ、シーズン3はと言ったら、なんと今、NHKで放送中ですよ。

日曜日総合で夜11時からです。本日6日は早くも3話です。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班」

2023-08-05 01:03:35 | 海外ドラマ

録画してあったものを7月11日に見終わりました。

AXNミステリーの解説によれば

《美術オンチの刑事アントワーヌと美しき女性美術史家フロランスがタッグを組んで、歴史的美術品に関連した事件を解決していく、フランス発ミステリー》

面白そうだなと思いました。

このシリーズの5と6を見ましたが、途中からでも何の問題がなかったです。

 

二人の心が近づいたり離れようとしたりで、恋の駆け引きも面白いかも。

恋はタイミングが大事ね(笑)

 

またもHPの言葉を借りてしまうと

《毎回、歴史的に重要な実在の美術品が事件に関わってくるほか、歴史的建築物も登場し、美術史だけでなく、フランスの歴史にも触れられるのも本作の魅力。》

これに尽きると思います。

 

このドラマのシーズン3を8月9日(水)、シーズン4を8月16日(水)に4話ずつAXNミステリーで一挙放送しますよ。

シーズン5は8月23日、シーズン6は8月30日です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「九尾狐伝1938」

2023-06-19 12:43:31 | 海外ドラマ

とりあえず「九尾狐伝」のシーズン2。

前作の感想は→「九尾狐〈クミホ〉伝~不滅の愛~」

 

この作品でも、イ・ドンウクはかっこ良くまた頗る綺麗ともいえるし、キム・ボムもさらに良くなってたし、キム・ソヨンは強く魅力がいっぱい。リュ・ギョンスも何となく日本のある俳優さんを連想させ、良いなと感じていました。これはファンタジードラマなので、過去の時代に紛れ込んでも、タイムトラベルのあれやこれやのルールなどないし、とにかくSF的な思考はナッシングで見なければならないと思います。そこをクリアすれば、かなり楽しめると‥‥と、書きたいところなのですが、アマプラでの評価で☆が一つが30パーセントを占めています。

30%ですよ、30。

☆5の人もいるので、トータル的には3.5ぐらいの評価になっています。

でもこれは、仕方がないことだと思っています。

アマプラの説明によると、

「混迷の時代の1938年に“不時着”したイ·ドンウク演じる九尾の狐が現代に戻るために奮闘するファンタジーアクション。」

「混迷の時代の・・・」

思わずそうかそうかと見始めるじゃないですか。

だけどセリフの中に「日本の植民地時代の朝鮮に来た。」みたいなのがあって、私は吃驚しました。

 

単なるお気楽なファンタジードラマだと思って見始めたのに、複雑な深さがあり、自分の中に宿題のようなものが生まれてしまいました。

もちろんこのようなドラマの感想の中で、そのようなことは同列には語りたくはありません。

 

このドラマレベルで思ったことを書かせていただくと、「RRR」という映画を、少し連想してしまいました。あの映画はインド人はこん棒で頭をたたかれた人さえ死なないのに、訳も分からず命令されて、戦いに参加している端の端の人もイギリス人ならバンバンと殺されていきます。あの映画、イギリスではどのような評価を受けているんだろうと、少々気になったと、確かその映画の感想で書いたと思うのですが、このドラマも同様に、日本兵は虫けらのように殺されてしまいます。(考えてみたら韓国の人もたくさん死にますが・・・・。)

そう。このドラマでは日本の統治者たちが敵です。

酷い描かれ方です。

だからかもしれませんが、1話2話3話あたりで脱落した方も多かったようです。

私自身も、正直不愉快でした。

 

でもこのようなファンタジードラマで、先にも書いたように歴史観の相違とか教育論とかを論じたくもない事なので、そこは棚の上です。

第一、たぶん日本人だと設定されている人の(「たぶん」と付けたあたりで、かなり過激になったような気がするので、少しやんわり書きますね。)日本語が尋常じゃないレベルで下手なので、これは日本語をしゃべる韓国妖怪と、韓国語を話す韓国妖怪の妖怪大戦争なのだと認識してしまえば、かなり楽しめると思います。(やんわりじゃなかった(;^_^A)

 

そう認識して見ていたので、私はかなり楽しみました。

一つ一つのエピソードも、結構面白かったです。もともと妖のドラマは好きですから。

ただ日本語しゃべる軍団が、意外と見掛け倒しでそんなには強く感じなかったのでイマイチだなと思いました。「さとり」なんだから、もうすこし強くても良かったような気もしました。

この世界観では、三途の川の番人たちも、国ごとに分かれているらしい・・・・

あまり細かいことに拘らないのが、このドラマの楽しみ方だと思います。

 

最後にシーズン1のヒロインが出てきて、再会できたのも良かったですが、何よりも今回の世界では、ランが幸せになったのが一番じゃないかなと思いました。

 

このドラマ、シーズン3はあるのではないかと思います。

なぜならもともとは一人だった山神が復活して、何かのアイテム(ちゃんと覚えていなくてすみません。)を揃えてしまったら、世界は滅亡すると言っていたと思います。そこの部分が解決していないので、またやるのではと思うのですが、その時は再び三人の元山神に集合してもらいたいし、もともとラン復活のために動き出したヨンなので、その時は現代で復活したランも出てくるのでしょうか。

 

その時はどこの国でも、☆4以上が付くような作品であればいいなと思います。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」

2023-06-14 20:30:14 | 海外ドラマ

沼に嵌って抜け出せなくなるので、韓国ドラマはお休みと思っていましたが、やるべき宿題を少々終えた私は、かねてから姉の蝶子さんに強く強く勧められていた「私のおじさん」を見てみることにしました。

韓国ドラマで姉のお勧めは外れたことがありません。

 

主演のイ・ジアンを演じたイ・ジウン(IU)は、「ホテル・デルーナ」のヒロインです。

「ホテル・デルーナ」はファンタジーでもあり、コメディ要素もたくさんあったけれど、心に残る切ないお話でしたね。

その感想は→「ホテルデルーナ~月明りの恋人~」

そのヒロイン役を演じたIUは、「国民の妹」と称されるシンガーなのだそうですね。

私は今の段階では、素敵な女優さんという認識です^^

そして好きです !!

 

そしてパク・ドンフンを演じたのはイ・ソンギュンです。

「コーヒープリンス1号店」のチェ・ハンソン 。また「パラサイト 半地下の家族」の金持ちの方の人^^

「コーヒープリンス1号店」の感想

その感想の中には、彼の事はたった1行しか書いていませんが、一応載せておきますね。

イ・ソギュンは、本当に上品な感じがしますね。

 

この物語、本当に素敵です。

ラヴロマンスではありません。

 

会社を首になり無職の兄、かつては天才と評されたのにデビュー作で失敗して今はやっぱり家でごくつぶし生活をしていた弟。そして一流企業の部長で家族の一身の期待を担う次男のドンフン。だけどその彼も、同じ大学の後輩に抜かれ、花形部署から地味な部署に追いやられ、妻には浮気されていて、会社から追い出されそうになっていたのです。

まだ21歳のジアンは、親が残した借金のために仕事を掛け持ちし、本当に貧しい生活を送っていました。

しかも施設のお金が払えないからと祖母の面倒まで見ていたのです。

 

誰もまだ子供だった彼女に、遺産相続の放棄を教えてあげませんでした。また障害のある祖母の面倒を彼女が見る義務がなくて、その施設の費用は国から援助してもらえることを、ドンフンが教えてあげるまで、やはり誰も彼女に教えてあげなかったのです。

誰も彼もが必死で生きていました。だから一つ一つのエピソードが大好きで心に響きました。

ドンフンの兄サンフン、弟ギフン、この二人も大好きで、そしてこの三兄弟の母もすごくいい人でした。

この母は、高い教育さえ受けさせればと頑張って生きてきたのです。だけど結果は・・・・

この三人の兄弟のうち二人は、高学歴プア。

韓国の人の価値観や、職業に対しての考え方など、何となく分かってくるものがあったり。。。。。。。

 

あらすじは追っていませんが、この先はやんわりとネタバレしています。感想は山の様にありますが、上澄みのようなところだけ書いています。

 

彼らは必死で、そして寂しい。

だけどみんなが1歩前に進めたように思われて、あの人にもこの人にも別れがあったというのに、これは悲しいけれどハッピーエンドで終わったのだと感じました。

 

美しいドンフンの友達のジョンヒ。この人、オ・ナラという名前なんですが、劇団四季にも在籍していたことがあったらしいです。ほれぼれする美しさで、好きでした。

 

父を正当防衛であってもジアンに殺されてしまって、彼女を好きなのに憎まざるを得なくて苦しんでいるグァンイルもなんか好き。

彼も最後に一歩踏み出せたのも良かったです。

姉が、この俳優さん(チャン・ギヨン)は優しい人で、だからジアンに暴力を振るうシーンは苦しくて難しかったんだよと教えてくれました。

 

ずっと自分の本心を誰にも語らずに、我慢ばかりしながら穏やかに暮らそうとしていたドンフンですが、最後に妻も去った部屋で一人食事をしながら泣くじゃないですか。思わずもらい泣きしました。

彼は泣いて、そして自分の次に足を踏み出したのかもしれません。

 

ジアンの祖母のお葬式。途中で何となく、こうなるぞと予想をしていました。

でもそれを叶えてくれたのは、お兄ちゃんのサンフン。ずっと孤独で寂しく生きてきたジアン。でもたった一人の優しい人に出会って、そこから人の縁が繋がって、多くの人が訪れたお葬式が挙げられたのですね。

今は、特に日本は、コロナ禍で家族葬のような小さなお葬式が好まれていると思うのですが、日本でもほんのちょっと前までは、親のお葬式は子供たちの甲斐性と思われていた節もあったと思います。

このお葬式、予想通りだなと思いましたが、それでもジーンとしました。

 

やはりこのドラマは、素敵なお話でしたね。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しみなことを数える《海外ドラマは !》

2023-06-02 22:31:27 | 海外ドラマ

ひとつ前の

楽しみなことを数える《終わらせる楽しみ》

の記事の中で、

>【私はもう、「楽しみなことを」を数えなくても、気持ちが晴々しているのですが、なんかこのままでは「私の好きなこと」が私によって不平等に扱われているような気がして←意味不明だと思いますが、隙間隙間に、また出てくると思います。(笑)】と書いたのですが、なんたってあんずさんに、私の座る場所を取られてしまっては、諦めざるを得なかったというわけなんです。

なんか熟睡だし・・・↓

 

というわけで、楽しみにしていた「ヴェラ~信念の女警部」のシーズン12パート1の3話は録画して、見終わりました。やはり期待を裏切らない面白さでした。

それにいつもイギリスの美しい風景にほれぼれと見入ってしまいます。加えて、やっぱり聞き取りやすいんですよね、英語が。

いや、聞き取りやすいと言っても、英語のみを聞いて理解してるわけじゃありませんよ、もちろん !

あーー、「もちろん」なんて言っていて情けないわけですが、単語をいくつか拾えるというレベルなんです (;^_^A

パート2は来年なので、早くも来年の楽しみが出現してきたわけですね。

 

あと、気になっているドラマは「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」なのですが、これ、最初から見ていないから別にいいやと思っていたのです。だけど7月17日にシーズン1と2の一挙放送が、またもAXNミステリーでやるんですよね。シーズン4は10月に放送らしいです。

 

それから毎週楽しみにしているのが、アマプラでの「九尾狐伝1938」。

また姉からの強い勧めもあって「マイ・ディア・ミスター 私のおじさん」を見始めました。

 

アマプラを覗いていると、見たい映画やドラマが一杯で困りますね。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする