森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒season22第10話 元日スペシャル「サイレント・タトゥ」

2024-01-10 00:36:53 | ドラマ(相棒)

トップ画像は記事とは関係がありません。我が家のクウちゃんです。

 

9日の日に、ようやくTVerにてちゃんと見終わりました。

1月1日、あの大きな震災の直後ではいろいろなアクシデントがあっても仕方がないことです。

ラストの数分が流されなかったと言うわけで、今また再放送の日程を調整中なんですよね。

でも私の場合、元日は朝早く横浜に行ったり、帰って来てから食事の準備や、何やらウロウロしていて、始まった途端にホッとして、ほんの少しだけ瞼を閉じたら、夫殿に震災のニュースに変えられていたのです。内容的にチャンネルを戻してとは言いづらく、後から配信で見ようと決めていたのですが、やっと見ることが出来ました。

TVerにての配信は1月10日の20:59までだから、けっこうギリギリに見たような気持になりました。

 

今度の元日スペシャル、ちょっと楽しみにしていました。と言うのも、カイトのお話だからです。

ひとつ前の「相棒9」の感想の中でも

『でもこのスペシャル、予告編だけでもちょっとスカッとしました。

ずっと「相棒」で感じていた不自然さが解消されたからです。たとえ甲斐亨が出てこなくても、その家族の近況がちらりほらりと聞こえてきても良いはずだと思っていたからです。カイトの家族の物語・・・・・・、少々楽しみじゃないですか。』

と書き込んだのですが、私の中で、その不自然が解消されただけでも良かったと思いました。

 

しかし小学校の学芸会・・・・とは言わないのかな ?

ともかくも小学校でのイベントにて、学校のセクハラ先生が殺されただけでもビックリですが、意外とドラマの舞台は狭い範疇かと思いきや、なんと世界に飛び出してしまうのですからさらにさらにビックリですよね。

この回の正式な名称は

「テレビ朝日開局65周年記念 元日SP 第10話『サイレント・タトゥ』」と言うのですよね。

さすがに「開局65周年記念」だけあるわぁって、単純な私は思いました(笑)

 

架空の国の空港や街並みなどは、セットやCGなどを駆使して作られているのかも知れませんが、架空の言語や文字を作るって凄いなぁと思ってしまいました。

あれっ!?

架空の国で良いんですよね。

ドラマの中でも結構語られていた「思い込みの危険」、そういう事ってありますよね。

これからはますますそれを気をつけなくちゃならない年代かも知れません。

 

いつもとんでもない事件を片付けて、新年を迎えたりする二人ですが、今回は新年を迎えた場所もとんでもないところででしたね。

面白かったです。最近テンションが下がっていたので、ちょっと復活できたような気がしました。

 

ちょっと心に残ったシーンなどをメモ的に書いておきます。

・何しろ嬉しかったのは、成宮君のカイトの映像が見られたところかも。

(ちょっとこの後に、もう少し書き込んだことがあったのですが、信ぴょう性の定かでない噂の段階で書き込むと、「噂だけれど」と言う言葉が添えられて拡散してもダメかなと思って消しました。ああ、書き込みたかったな。でも我慢しよっと。)

追記:ネット記事は100信用すると痛い目に合うから気を付けているわけですが、一応ここまで出てるから一番下に載せておきますね。写真や過去の映像と言っても、ある意味、復帰と考えることも出来るわけですし、いつか過去映像ではないカイト君が出てくる日があるかもしれませんね。

・公用車を孫の送り迎えに使うのは、甲斐峯秋みたいに「大事な仕事」と居直ると、そこから足元を掬われかねないよねと思いました。本来はやっぱりダメよね。

・ダークサイドに戻った内村刑事部長。まだまだ本調子ではないみたい。中園参事官の言いなり?
刑事部長よりもさらに闇落ちしていたのは、中園参事官かも。でもあまりに顔芸がおかしすぎて、あまり悪に感じないです(笑)

・「男の花道」で出てきた検察の人、また出てきましたね。この人は好きなので、また頻繁に出てきて欲しいです。

・桔平と社美彌子の子マリアは、二人とも可愛らしく、そのちょっと年の離れた二人の友情も良かったですね。

・事件が終わって桔平に亨の事を告げる時が来てしまったようです。それで彼に悦子との結婚を家族で強く説得していくことになって、亨の兄ぱぱっち(秋徳)はちょっと寂しそうでしたね。

・あの焼き物のお店の人たちの会話、面白かったですね。笑顔で
「まだ迷ってるよ。」「早く決めて欲しいわね。」なんて言葉を知らないと思って言いたい放題じゃない。
だけどいっそ悦子に「ああ、すみません。」とか言わせて、驚かして欲しかったです(笑)

・栗原志津子(美村里江)という女性・・・・。
わけの分からない女性で怖かったです。
自分の両親への贈り物だって、あれは嫌味でしかないですよね。
父親の「いっそ、死刑に。」と言う言葉だって、きっと今までだって、何かあったのかも知れませんよね。
小学1年生だった黒須をその時から手なずけて、自分の駒に使い、その黒須からは「先生の頼みだったら人をも殺す・・・・」なんて言わしてしまうのですから、なんか怖い。

彼女は、この復讐計画をどんな顔をしながら練っていたのかしら。きっとすごく楽しそうな顔をしていたのではないかと想像してしまいました。

この元日スペシャルに、ふさわしい悪人でしたね^^

・国境を越えた飛行機の中で、思わずビールを注文する捜一トリオ。

・顔を見せないのに、やたら良い声をしている領事館の人。って、この声の主は津田健次郎だったのですよね。

・秋徳と右京たちが会った喫茶店は「日比谷サロー」でしょ。随分変わった感じがしました。今年はカフェ巡りしたいなと思っているので、また行きたくなっちゃった。

(うっちーさん、日向。さん、懐かしいです。お元気ですか?)

・カイトは出ないがカイトは飛ばす・・・・ちょっと寂しいね。

 

きっともっとあるけれど、この辺にしておきますね。あともう一つ。

なんかこのポスターの作り方って、なんか懐かしい感じがしました。

追記の続き:「元・成宮寛貴」平宮博重さん、芸能活動再開へ 2016年引退から8年、エージェントが窓口業務行う(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

 


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相棒season22第9話「男の花道」

2023-12-22 09:06:02 | ドラマ(相棒)

これ、前から思っていることなんですが、日本の「正当防衛」の適用は、それを利用しての犯罪防止の為かけっこう厳しいですよね。

一人暗い夜道を歩いて帰る時、いろいろと想像してしまうのです。

最近は杖を持って歩いているので、夜道などでも心強く感じるのですが、でも実際に暴漢に襲われた時、その杖で私はどこまでやれるのかと考えるわけです。

弱々しく、最初から最後まで「あれ~!!!」ってなって終わりって言う気もしますが、もしも運が良くて防御するチャンスがあれば、その防御のためにかなり徹底的に叩きまくらなくては防御にはならないはずです。足を1本折るくらい・・・・。

その時運悪く、ヒステリック状態になり訳が分からなくなって、頭部を滅多打ちなんてことにでもなったら、日本では「恐怖のあまり」と言う理由が通用するか否かですよね。

たぶん過剰防衛とかになってしまうのでは ?

ましてや、その暴漢が武器を持っていない人だったら、襲われたのに不利な感じですよね。

でもここまでやったらやり過ぎかななんて、考えながら戦えないのではないかと思ったりもするのですよ。

結論から言うと、出会わないことが一番の幸せと言うやつですね、これは。

 

だけど今回のお話で、その「恐怖のあまり」が通用する人たちがいることが分かりました。いわゆる893さんたちですね。

検察の人、なかなか面白い個性の人を出してきましたね。また出てきて欲しいです。

右京とは相性は悪そうですが。

検察の人の論理が成り立つのなら、確かにナイフを手にして先に襲い掛かったのは加害者の男だったとしても、それを払いのけられたときに「恐怖のあまり」と言う感情に支配されたともいえるなと思いました。

ナイフを手にしたのは、これから先も付きまとわれると言う強迫の恐怖であり、確かにその時とっさの殺意はあったかもしれませんが、首を絞めた時は同じ殺意だったかどうかは一概には言えないなと思います。

ここから先は、優秀な弁護士の出番ですね。曜日が違いますね^^

アッ、今日最終回かな。楽しみですね、あれも。

 

検察が首をすくめても、右京が真実に拘るのは、やったことを許さないと言うよりは、真実を明らかにしてそれに基づいて裁かれた方が、その後の人生にとって良いと思っているからだと思います。前にそういうセリフがありましたよね。「唯一裁かれるチャンス」みたいな感じの。

 

そして真実を明かされたことは、復讐に燃える殺害された方の組の人々の心も少しは晴れるのかもしれませんね。

 

だけど私、良く分かりませんでした。

ケジメをつけて去って行ったことが「男の花道」だと言うのでしょうか。

それに彼は死んでいないのですよね。それなのに刑事部長の夢枕に立ったり、組の解散に沸き立つ警察の人々を生霊のように見守って去って行ったので混乱しました。

古き男はただ静かに去っていくという演出だったのかもしれませんが、私が女性だからでしょうか。そこに何の美学も感じません。

時代は古いタイプの極道を片隅に追いやり、仁義なきハングレなるものを生み出しているのかもしれませんね。

 

そして今回、一番のビックリは、良い人にキャラ変していた内村刑事部長が、元に戻ってしまった事ですね。

ああ、がっかりですよ。

私、前からこの人の伏線なしで描かれていた根拠なしの特命嫌いが嫌いだったんです。良い人キャラの方が面白かったのになぁ。もちろんこれはあくまでも私個人の感想です。

もうすぐ「相棒」も終わりだから、元に戻したのかななんて勘ぐっちゃいましたよ。

お正月スペシャルも、やっとあの人の名前が出てくるわけだし。

 

でもこのスペシャル、予告編だけでもちょっとスカッとしました。

ずっと「相棒」で感じていた不自然さが解消されたからです。たとえ甲斐亨が出てこなくても、その家族の近況がちらりほらりと聞こえてきても良いはずだと思っていたからです。カイトの家族の物語・・・・・・、少々楽しみじゃないですか。

 

と言うわけで、年内最後の「相棒」も終わりましたね。

次回は、もう2024年。

ああ、恐ろしい~。←何がと思われる方、あなたは「若い」 !      (笑)


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相棒season22第8話「センチメンタル・ジャーニー」

2023-12-18 12:22:18 | ドラマ(相棒)

前の記事と間が空いていません。

前の記事、「どうする家康☆最終回「神の君へ」

もよろしくお願いします。

 

さてさて、どうでも良いことを、ちゃんと整理したいタイプ。

トラベル: 一般的に「旅・旅行」全般を指す単語です。長期の海外旅行など、日本で「旅行」といったイメージに一番近いのが「トラベル」です。特定の旅行を指さずに「私の趣味は旅行です。」という使い方の場合も「トラベル」になります。

ジャーニー: 旅の「道のり」の部分を指すことが多い単語です。移動の部分を指すことが多く、人生を旅になぞらえるときなども「ジャーニー」が使われることがあります。

ツアー: 周遊、いろんな場所をまわる旅行のことを指すことが多い単語です。観光などで数カ所の場所を訪れる旅行を「パッケージツアー」といったりします。また、地方巡行という意味もあり、ゴルフやテニスなどで「全米ツアー」といった使い方や、アーティストなどによる「全国ツアー」という使われ方もします。

トリップ: 1か所に行って帰ってくる比較的短い旅のことを指すことが多い単語です。日帰り旅行などは「a day trip」となります。』

 
自分の人生をちょっと振り返ってみるひとり旅、主に北国に行くとか、なんか良いなぁって思いますが、少し具体的に考え想像すると、凄く寂しく悲しい感じ。憧れるけれど、今は止めておこうと思います。
 
やむにやまれずのひとり旅。結局は老婦人・尾上絹にとっては、図らずともセンチメンタル・ジャーニーになってしまいました。
 
私、ちょっと気が弱いものですから、途中までドキドキしていました。
なぜならこの孫は本当の孫なのかって疑っていたからです。
 
結果的には案の定だったわけですが、元は詐欺師と言っても、か弱い老婦人を騙すなんて気の毒で見ていられないわと思ったからなんですが、よくよく考えてみたら、(よくよく考えないと分からないところが、すでに危ない。)捕まった後も人々から騙し取ったお金を隠し持っていた(と本人は思っていた。)わけで、その時点で反省なんかしていないですよね。
 
お金は流されてしまった(らしい)わけですが、むしろちゃんと出てきて、一度はそのお金が悪い奴らの手に渡り、騙されたと知って自業自得だと打ちのめされた方が良かったのでは‥‥って、私の方が容赦ないか。(笑)
でもそのくらいでも良いのではないかと思う。
彼らは凶器を手にしないけれど、やっていることは同レベルだと思いますから。
 
だけど絹の言葉で、しみじみと共鳴したのは、「貧乏が怖かった。」「お金がないことが怖かった。」だったと思います。
今はまだ、とりあえずの収入もあって、お陰様で食べていけているわけですが、今の日本って何か常に先の未来を不安にさせるものが漂っているような気がするのですよね。
 
伊予はまだ16だから~♪
の数字がひっくり返ったころから、見えない未来が怖いね。そこにたどり着いても全く怖くない社会と言うものを、日本は目指して欲しいものです。
 
 
ついでながら第7話の感想が抜けて、皆勤ではなくなりました。
目に見えていたものと真実は違う・・・・・。
いい話だし面白かったです。
ただ誰かがカッとなって突き飛ばす。つまりヒステリーから人を殺すって話は、あまり好きじゃなくて、もうひとひねり欲しかったと思いました。
 
って、ここに感想を書いたから、やっぱり全話、感想を書いてることになるかしら。
 
いやいや、これからも
 
 

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相棒season22第6話「名探偵と眠り姫」

2023-11-24 02:35:19 | ドラマ(相棒)

「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」

マーロウ矢木(高橋克実)が、老舗デパート藏本屋の令嬢・里紗(潤花)に「優しいのですね。」と言われて応えた言葉。

思わず

「ふっ、知ってるわ。」と呟く私。

「あっ、でも」と目の前にいたルート君(my son)に言いました。

「別に本を読んでいたからとか映画から知っていたわけではなくて、この『相棒』で知ったのよ。」と。

 

初回登場の時から、このマーロウ・八木と言うキャラが大好きでした。

初回登場は2006年の「シーズン5」で、その感想は

「相棒―名探偵登場」

そして2012年の再登場の時は

相棒ten11話「名探偵再登場」

 

本当にあっという間ですよね。10年なんて。

マーロウ八木、やっぱり良かったですね。

この人の回は、キャラ的に何やら暖かいホッとできるようなお話になっていると思います。

今回のヒロインの潤花さんは、綺麗な方だなと思ったら、元タカラジェンヌで今年の6月に退団後、初めての映像作品だそうですね。

煌めいていて深窓のご令嬢にふさわしい方だと思いました。

ただ美しいけれど、彼女の衣装はちょっと考えて欲しかったです。みんなコート着たりジャケット着たりのこの季節に、ずっと肩だしドレスなんてあり得ないないように感じました。だいたいお嬢様はずっとあの部屋のソファで、きちんと座って何をしていたって言うのしら。

まあアレはしていたわけだから、動いてはいたわけですが、なんだかお人形さんのような描き方で、もう少し細部にこだわって欲しかったです。

 

お話も過激な発言をする長男さんもいて、怪しく描かれていましたよね。

だけどドラマのサスペンスは、登場人物に限りがあるので、犯人当ては逆の意味で厳しいものがあると思います。

しかし理沙と結婚したがっていた、老舗和菓子屋の息子君は気の毒。結婚はおろか、これでは守るべき伝統のお店も危うくなってしまいそうですね。

 

やはり今回も面白かったです。

そしてほっこりできるようなお話になっていましたね。

また癖の強いおじいさまにおじさんにお手伝いさんに、運転手から社長後継にと駆け上った義理の父。1時間の使い捨てかと思ったらもったいないようなキャラ達だったと思いました。

 

だけどこの記事を書き終えるまでに、凄く時間がかかってしまいました。

えっ、たったこれだけの感想にって思われても仕方がないです。

と言うのも、以前の2作品は戸田山雅司さんが書いていたのだなと懐かしく思い、今は何を書いているのかなと思ったらNHKで放送中の「ガラパゴス」のライターさんなんですね。姉に面白いよと言われたのに、見ていなくて、NHKプラスで見られるかなと検索したり、オンデマンドだといくらくらいなのかなと検索したり・・・・・

それに彼がやはり書いた「それが答えだ !」懐かしく思い出していたり・・・・

まあ余計なことを途中でやっているわけなのです。

今回のライターさんは、光益義幸さん。違和感なく上手くつなげられたと思いました。

この方の以前の作品は、かなり私のお気に入りです。

相棒21 第4話「最後の晩餐」

相棒21 第18話「悪役」

 

もう一つ時間がかかった理由は、本の検索をしていたからなんです。

 

やっぱり気になりますよね。

 

 

 


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相棒season22第5話「冷血」

2023-11-18 01:47:40 | ドラマ(相棒)

私だって、角田課長や薫ちゃんと一緒に嘆願に行きたかったです。

何をかって言えば、「桐生刑事に警察を辞めさせないでください。」って。

 

だって悲しすぎますよ。

何とかならないのかしら。

嘆願書が回ってきたら、名前、書きますよみたいな気持ちに思わずなりました。

人は失敗する生き物じゃないですか。

子供の時から、ずっと死んだと思っていた父親が生きていたというだけでショックだと思うのに、その人が反社の人だったなんて、それを聞いた時に冷静でいられるはずはないじゃないですか。

その後も、その人が自分を守るために罪を犯したのかと言う疑念が生じた時に、テキパキと正しい行動を取れるなんて、けっこう厳しいことだと思うのです。

なぜなら、人には温かい血が流れているからですね。

そしてその温かい血は、人を愚かな行動に導いてしまうのかもしれません。

 

子供の時から「正義の人」になりたいと思い、そして刑事になってその夢を叶えたというのに、気の毒すぎます。

確かに右京の言うように、子を思って父親はその世界から抜け出るべきだったのです。

でも過去は変える事は出来ないわけで、やっぱり何とかならないのかなと思ってしまったのです。

警察は能力の高い人材を一人失ってしまいましたよね。

 

能力の高さを買っていて一目置いていた刑事さえ、容赦なく裁く大河内に、「警察の秩序を守り切る熱い想いの人」と桐生刑事は、その本質を見抜ける人だったのですから。

無表情で身内を裁く冷血漢のように見える男は、実は熱き血の正義の人なのだと。

 

ラムネが好きと聞いた桐生は、最後に大河内に「お好きだと聞いたので。」とプレゼントを渡します。

だけどそのラムネはラムネ違い。

剣道のけいこの後に、ラムネサイダーを飲む大河内は寂しそうでしたね。

 

今回のライターさんは、岩下悠子さん。

彼女の他の作品の感想は、近いところでは「スズメバチ」がありますね。→相棒season22第3話「スズメバチ」

他には

相棒21 「12話/13話/14話/15話」

の中の「梅二輪」と「薔薇と髭と菫たち」

相棒20 第17話「米沢守再びの事件」

相棒20 第14話「ディアボロス」

相棒「隣室の女」 →これはseason7のお話で、随分と間が空いたのですね。

以下の4作品はシーズン6のものです。

相棒「白い声」

相棒「マリリンを探せ」と餃子!!!

「相棒」ー空中の楼閣

「相棒」―正義の翼

 

シーズン3からシーズン5までにもシナリオ協力を入れて6本あります。

 

過去記事を読み直していたら、彼女は私のお気に入りのライターさんであったことを思い出しました。

あらすじを書いていないので、今読まれても「なんのこっちゃ。」と言う感じがすると思うのですが、意外と書いた私本人は思い出して、今は「何もかもが懐かしい~」と言う気分になってます。


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相棒season22第4話「天使の前髪」

2023-11-14 08:39:45 | ドラマ(相棒)

最初に・・・・。

繋がっていないようで繋がっていて、繋がっているようで関係のないお話ですが、昨日の「紅白」出場者のお名前に、伊藤蘭とあって驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

だけどちょっと楽しみですね。

今年の後半は、水谷豊さんの娘さんの趣里さんが頑張っていて(『ブギウギ』で)、水谷さんが右京として頑張っているのを見ると、夫が「そりゃお父さんもハリキらなくちゃな。」と言いました。

多くの方が予想していると思うのですが、この蘭さんの時に趣里さんも登場してくるのではないでしょうか。

ついでだから水谷さんも乱入しちゃえばいいのにって、私、思っちゃった(笑)

 

で、「相棒」の感想ですが、遅れたのはリアルでは寝落ちしちゃって、昨日ちゃんと見返してみたからです。

途中まではちゃんと見ていたのですよ。

ただあの盗聴録音テープを聞いた時、

「ああ、これ、二人で台本を演じているのね。」と分かってしまったので、なんだか眠くなってしまったのでした。

「分かった」などと書くと、ちょっと偉そうな感じですが、本当のことを言うと、ちょっと凄いなって思ったのですよ。

お芝居の中でお芝居をして、それを聞いてお芝居だと感じさせる演技ってどんだけ~って思っちゃいますよね。

意外と普通に演じていたのに・・・・・。

でもなんか分かったような気がしたら眠くなってしまったのです。

 

動機なども分からないままでしたが、昨日見返してみたら、そこはちょっと物語の核心部分であったのに、ずっと着々とチャンスを狙っていたわけではなくて、偶然がその殺人の行動を起こすきっかけになってしまったのですね。

しかし自分のやった悪行も忘れてしまうなんて、本当のクズ男。こんな男のために自分の人生を棒に振るなんて・・・・

まあ、だから完全犯罪を狙ったわけですね。

何となく彼女が気の毒に感じました。

 

さて、右京が「リバーブ」で、この謎を解きました。

ああ、だから私も聞いていて、すぐに分かったのかしら ?

えっ?

そんなに耳が良かったかしら、私(笑)

単純にドラマ・映画・お芝居の見過ぎの人だからかなと思っていたのですが。

アッ、いや、単なるサスペンス好きだからだったと思います(;^_^A

 

しかしですよ、今「密室」が要の本を読んでいるのですが、「密室」も2文字、そして「移動」も2文字。なぜ「密室」だと、脳みそフル回転で「なぜ」となるのに、「移動」の謎はこんなにも軽いの ?

ある方もおっしゃっていたけれど、彼女ひとりで男一人を運ぶのって大変だと思う。

って言うか、無理じゃないかな。

それよりも、なぜ犯行現場はアパートじゃダメなの  ?

移動したら、痕跡とか目撃者とかで、もろもろリスク高いし、鑑識が入ったら血の量とかですぐに分かっちゃうと思う・・・・。

男が怪しむから ?

いやそんな事ないよね。むしろ喜んでやって来ると思いますよ。

「ドアをノックするところから、やってくださいね。そのドキドキするところから勉強したいので。」とか言っちゃって。

 

そして小道具も、リンゴを半分向いてテーブルの上に置いておきなさいよ、まったく、あなた、甘いわよ・・・・って犯人側に思わず寄り添っちゃったりして(;^_^A

 

つまり彼女はシナリオまでは書けるけれど、舞台演出にはかなり疎かったというわけですね。

それにテープが送られてくる賭けの理由が、神の審判的なことを言うじゃないですか。

ちょっと嫌な気がしました。

右京さんが諭してくれましたよね。

セリフが定かではないので書きませんが、殺人に神を関わらせるとはとんでもないことですよ。真面目に「演劇の神」に褒めてもらおうと日夜励んでいる方々に失礼なことです。

 

あと、「天使の前髪」は昔流行っていた「チャンスマンの前髪をつかめ。」ってやつですね。

チャンスマンには前髪しかなくて、走ってくるチャンスマンの前髪をつかめというやつ。

でもチャンスマンは前髪をつかまれたら,痛いのでは!?

いやいや、違う、そうじゃない !!

分かっているのですが、最近は、そう言うのは疲れちゃって。

本当のチャンスは、意外ともっと穏やかにやって来るような気がしますよ。そして決断する時間も、モノに応じてだと思います。早いものは即決、長いものは数年の時間があるものもあると思います。

 

あっ、そうか。書きながら今やっと理解しました。←遅い(;^_^A

彼女は、この復讐が、今しかないチャンスに思えたのかもしれませんね。つまり「天使の前髪」に。

(やっぱり、それって悲しすぎる…。)

 


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相棒season22第3話「スズメバチ」

2023-11-04 01:14:38 | ドラマ(相棒)

ちょっとブログを書くというテンションが下がりました。

いきなり何を言っているのかと言えば、実はここ数年、「相棒」の感想は確か皆勤だったように思うのです。

休みたくないなと思ったので、書くことにしたのですが‥‥この書き方からして分かってしまったと思うのですが、やはり陣川君の回は、私には辛いものがあるのかも知れません。

彼はフラれていないのでは?

まだ始まってもいないのですから。

いや、確かに刑事である彼に、この恋が実るとは思えません。なぜなら凶器を持って殺害のために歩いていたという事実は、いかにセーフだったと言え(他の人が目の前で殺してしまったから)その行動の記憶は自分の心の中に刻まれてしまうわけで、その後、刑事と付き合うのって、よほど太い神経じゃないと駄目じゃないかと思うんです。(あくまでも個人の感想ですが。)

それはともかくとして、刑事ドラマの物語以前に、彼が恋をして事件に巻き込まれ引っ掻き回してフラれて、「花の里」もしくは「こでまり」で泣くと言う、このパターンが‥‥はっきり言って嫌いなんですよね。

とか言いながら、過去記事読み直してみました。

友情の物語だった『相棒20 第4話「贈る言葉」』、結構うまく行きかけたのに犯罪がらみだった彼女ゆえ悲恋に終わった『相棒18 第16話「けむり~陣川警部補の有給休暇」

苦手苦手と言いながら、意外と好きだった『相棒16/第11話「ダメージグッズ」』『相棒14『第12話 陣川という名の犬』

決して彼の回が「お気楽回」と言うわけではないのですよね。

しかも「苦手苦手」と言いながら、「面白かった」とか「泣いた」とか書いてあるし・・・・(;^_^A

 

だけど「相棒18」の感想に、今回も思ったことが書いてありました。

>ちょっと見ていた時にふと思ってしまったのですが、シリーズが長いと、どうしても加齢と言う問題が生じてくるじゃないですか。「惚れる→フラれる」と言うパターンが、このシリーズなんだけれども、もう陣川君も青年期の終わりって言うのにも無理があるように思えて、ちょっと痛々しい。彼は顔も良いし、ガタイも良いじゃない。だからフラれキャラの良い人が似合わなくなってきたような気がしてしまったのですよね。もちろん個人の感想です。

で、さらにやはり今回も思ったことが、そこにも書いてあったのです。つまり私は成長なしってことかしら(;^_^A(;^_^A

>私的願望ですが、彼はいきなり見合い結婚でキメテ、そしてチョー愛妻家の恐妻家ってキャラ変したら、面白いような気がしたのです。まあ、遠吠えの妄想です♪

 

遠吠えの妄想かもしれませんが、これお勧めしたいなぁ~♪

 

まったく今回のお話の感想を書いていませんでしたね。

まだ死んでいないという電話に、いきなりスズメバチの巣近くにある死体に近づく右京さん。

ちょっと羽ばたくように近づいて、右京さんの事だから、何かスズメバチの対処法と言うのを知っているのかと思ってしまいました(笑)

かなり無謀過ぎましたよね。でもなんか可愛らしかったですよね。

そう言えば、犯人の彼女が、死体をそこに持って行った時は大丈夫だったのでしょうか?

夜だったから ?

(夜って虫も眠るのよね。眠るって言わないのかしら。活動が活発じゃなくなるのは確か。)

でもなんか見逃したかも。

 

でさ、あのお巡りさんへの復讐は、ちょっと甘すぎたような気がします。

交番にスズメバチを放してやった方が・・・・・って、おい、こらっ。

 

それから、私、ちょっと関係のないことなのに

「ブスはブスッとしてるからブスなんだ。」っていう言葉を思い出してしまいました。

陣川君の想い人、最後に笑って可愛らしかったです。

女性がみなニコニコと笑っていて、みんな美人の国になったら、きっとその国は平和な国だと思います。

 

(スズメバチ、本当に怖いです。洗濯物を干していて、いきなり頭上でブンブンブンと威嚇の音が・・・。もう後ずさりしながら逃げるしかありませんよね。でも、安全な室内に入った途端に腹が立ってきます。勝手にやってきたのに「敵だ敵だ敵だ」って威嚇するなんて、来なきゃいいじゃんって思いません ?)

 

 

 

 


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相棒season22第2話「無敵の人〜特命係VS公安…巨悪への反撃」

2023-10-26 10:25:33 | ドラマ(相棒)

美彌子は言ったじゃない。

「怖いもの知らずの、ある意味無敵の人」って。

ああ、「無敵の人」って特命係の人たちの事を言っていたのねと思いました。

美彌子は、甲斐峰秋を使ってうまく特命係の二人を使いこなしたと思っていたと思うのだけれど、俗世で染まった常識から見たら異常にも思える(小野田公顕曰く「右京の正義は暴走する」)彼らの正義の剣が自分に向くとは思わなかったのかしら。

ちょっと甘かったかもね。彼らを使いこなすには、それなりの覚悟がいると言うことなのかもしれませんね。

私もけっこう俗世に染まった人だなと思ってしまったのは、社美彌子は、今回けっこう頑張ったなと思ってしまったのです。

上の上まで暴けと右京たちは言うけれど、チェスだって将棋だって、いきなりキングは取りに行かないんじゃないかな。

だけどその後、美彌子が言った出世してもっと上に行かなければと言う言葉には、月並みすぎてちょっとゲンナリしました。

ドラマの話なのに、マジな感想を言うと、そういう考えで行くと先人たちがみなお手本を見せてくれたように、俗世にまみれすぎて、その頃はあなたの正義は死ぬよって思いました・・・・マジすぎ(笑)

 

でも甲斐峰秋が「静かにしていろ。」と二回言って、これで彼らは暴れまわるに違いないと言うシーンは、やっぱり笑っちゃいましたよね。

 

栗山千明さんは好きな俳優さんで、実は1話の時から疑っていました。彼女があのままストレートに愛する恋人探しをしているとは思えなかったからです(キャスト的に言って(;^_^A)

あの冒頭のレストランで

「もうすぐ来ると思うので、待ってます。」と言っていた人は、絶対にお話に絡んでくるのは分かっていたはずなのに、レストランの主人が阿佐子(栗山)の婚約者を知っているみたいなことを言ったので、なんでかその人が婚約者とイコールだったような錯覚に陥ってしまったのです。婚約者だったことには間違いのないことでしたが、きっと私、(前々からそうじゃないかと思っていたけれど)人顔認識機能が、劣っているらしいんですよね。名前も覚えられないし・・・・

って、ただの老化か‥‥(ノД`)・゜・。

牧村は市川知宏。

レストランで待ってますと言ってた人は、 釆澤靖起

失礼しましたm(__)m

でもここ、ちゃんと分ってたら、たぶん1話で彼女の正体が分かってしまったと思います。

 

1話の最後に阿佐子の婚約者が公安の潜入捜査員と分かった時、いろいろと(正義的)事情があるのだと思い好意的な目で見ていました。ところがこの人はとんでもないクズでしたね。

でもこの人の最後も、哀れで怖かったです。

しかし彼はいったい何を守ろうとして自ら死を選んだのかしら。守るべきものは何だったのか。

映像的には怖かったものの、良く分からなかったのです。

韓国ドラマに「怪物」と言うのがあるのですが、そのドラマみたいに獄中にいる人の口を封じるために、何かが起きて欲しかったです。

そのシーンの事は書いていないのですが、そのドラマの感想は→韓国ドラマ「怪物」

そう言えば思い出しました。「相棒」でも、そういう話がありましたね。2004年あたりのお話に。

歴史ありですね、本当に。

 

「微笑みの楽園」のトップに話を聞くために、捜一と一緒になって公安を欺くシーンは面白かったですね。

もっといろいろと面白いシーンがあったように思うのですが、細かいことを忘れてしまいました。

老化か ?

まぁいいや(笑)

 

あと、凄く印象的だったのは、のどかで平和な象徴はシャボン玉なのかしらってことなんです。

「微笑みの楽園」の敷地内では、いつもシャボン玉が飛んでいました。

子供たちがキャーキャー言いながら、シャボン玉を飛ばしているのでしょう。でもずっとと言うのはやっぱり変よね。

すみません。細かいところが気になるのが私の悪い癖なもので(笑)

 

 

 

 

 

 


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相棒season22第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

2023-10-19 01:56:02 | ドラマ(相棒)

またも「相棒」の季節がやってきましたね。

このドラマが始まると、秋が来たなと感じます。

「飽き」ではありませんよ、「秋」ですからね、^^

いや正直に言えば、そういう時もあったかな。

なんたってシーズン22まで続いているわけですから。

それだけでも凄いってもんじゃないですか ?

 

それに今回、とっても面白かったですね。

皆がそれぞれの場所でそれぞれに頑張っていて、そして一つに繋がっていくと言う感じで見応えがありました。

 

冒頭の爆発シーン、「アンタッチャブル」だったかしら。あの映画の一シーンを思い出してしまいました。

少女が「忘れ物ですよ~。」と親切に、その荷物を持ってお店のドアまで追いかけると、そこで爆発が起きて少女は爆死してしまうと言うシーン。

今回だって、何の罪もない女性が巻き込まれてしまうわけで、もしもこの先彼女の夫さんが、関わっていたとしても、許したくなってしまいます、私は。

許せませんよね、やり方も動機も。

 

美和子のお食事会にやってきた弁護士の上原阿佐子は、最初から右京に近づくのが目的だったわけですが、誰だって和製ホームズがいると知ったら、頼りたくなってしまいますよね。

それに諸々の捜査をやっている時の右京はイキイキとして楽しそうでしたよね。

最後に右京が失踪してしまった恋人の牧村は、その名前も偽名で公安の刑事だと言いました。

これ、どういう展開になっていくのか、まったく分かりません。

でもサスペンスは、この「さっぱり分からない。」が本当に大事だと思います。

次回がとっても楽しみです。

 

さてさてこれで感想を終えてしまっては、つまらないですよね。

やっぱり美和子スペシャルの事はスルーできませんよね。

薫ちゃんが「罰ゲームに・・・・」とか言っていたけれど、ちょっと気の毒発言じゃないかしら。

で、出てきたお料理がまとも。むしろ美味しそう。

みんな幸せそうな顔をして口に運んでいたけれど、お味の方は微妙な感じみたいでしたね。

右京が「新しい味」みたいに、ほめ方が上手なものだから、美和子も喜んでいて、なにげにハッピーなシーンでしたね。

 

右京たちが「微笑みの楽園」から逃げ出した時、ロケ地はどこなのかしらと気になりました。

とっても素敵な森でしたよね。ロケ地情報を見逃したので、後で確認できたらしようと思いました。

その森で、右京が追っ手をくらますためにした行動は忍者たちがやったというそれですよね。

思わず笑ってしまいました。

右京さん、最強って。

 

芹沢と出雲の美彌子襲撃犯の取り押さえシーンはかっこ良かったですね。

さすが警視庁の刑事ですよね。

良い人になってしまった内村刑事部長は、ずっといい人キャラでいて欲しいですよね。

ホッとします。

口の軽い青木君。やっぱり彼のような人はいて貰いたい毒の花です。

 

衣笠の帰宅シーン、思わせぶりでしたね。犯人がいざ飛び出して狙った先には美彌子。

全体的に演出も緩んだ部分もありで、面白く感じました。

 

次回も期待します。

 

 

 

 

 

 

 


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相棒21 最終回スペシャル前後編「13」

2023-03-17 02:29:54 | ドラマ(相棒)

※ ドラマの感想は、あらすじは書かないけれどほぼネタバレ全開ですので、未見、または再放送時にはお気をつけて。

 

「13~死者の身代金」「13~隠された真実」の感想です。

今回前編も後編も、セリフが面白くて全編まったく飽きませんでした。。それだけ力が入っていたのかしら。

ただ前編を見た時、これは大きく風呂敷を広げて小さく畳むってやつではないかと思っていました。

骨になっても元官房長の者となれば、大きな事件です。

 

右京たちは早々と、これがゲーム感覚の子供の犯行ではないかと踏んでいましたね。

だけど「13」と言う数字の拘りの理由を知った時、なんだか私は少年たち(一人少女)が可愛そうに感じてしまいました。

クールな人たちから見れば、けっこう彼らはイッパシです。

でも実はちっぽけな小さな子供にしか私には見えず、そんな子供が親の罪を暴き、償ってもらうためにこんな事を一年がかりでやって来たのかと思うと、なんだか切ないなと思うのでした。

少年たちが円陣に寝転がって、「ああ楽しかったな。」と時を振り返るところは、良いシーンだったと思いました。

そうだろうなと私も思ったからです。

彼らの思う正義の為に、罪を犯す冒険。そのためにたくさんリサーチして、そして実行した。楽しかったよね。

少女が13歳という年齢だとと、その罪と罰について語ります。

そんなに大きく罰せられないと言いたいのでしょう。

でも君たち、違うだろって、私はそこからはちょっと違和感を感じざるを得ませんでした。

罰の大きさは違っても、罪の大きさは同じだよ。誰かの口から、たとえ盗まれたのが骨であっても、それを本当に大事に思っている人にとっては、胸が潰れるくらいの悲しみの時間であったかもしれない事を、彼らに伝えて欲しかったです。

今は100年時代って言われているじゃないですか。団塊の世代だと、その息子たちの事ばかり思ってしまう人が多いかも知れませんが、親も意外と生きてるよ~。

それが引き金で今まで元気だった人がボケたりショック死したかもしれないじゃないか。

ドラマの感想なのに、想像過多ですって !?

まあ、そうなの。分かっているんだけれど、子供使っちゃったら、やっぱり、綺麗にまとめ過ぎず、彼らが泣きじゃくるぐらい誰かに叱って欲しかったなって、ちょっと思ったものですから。

まあ、このシーンを長々語る人は、私くらいなものかも知れませんね(^_^;)

 

だけど彼らの友情の物語は良かったですよね。

「本当に試練はこれから」とまた少女が言いました。

「だけど大丈夫。俺たちがいるから。」

 

最終回スペシャルに相応しく、かなりいろいろとぶち込んで来た面白いお話だったと思います。

 

普通は、まず話題にするのは、米沢さんと神戸君の再登場でしょうか。

米沢さんは変わらない良い味出していましたし、神戸君もいい感じ。薫ちゃんも神戸君も、お互いにルックスは自分が勝ちと言っていたのも笑えましたね。

神戸君のお蔭で(実は最終回だから)、移動もヘリと派手でカッコ良かったですね。

「相棒」の世界では、動画配信サイトを「チクタク」と言うのですね。

それを知らずに「時計か」と言う内村刑事部長。思わず笑ってしまって、口を押える芹沢。

右京にとっては憎まれ口をたくさん言って、それで化けて出てきてもらいたい小野田元官房長だったのですね。

 

そしてやっぱり美和子スペシャルでしょうねぇ。

色が、、色が、、、

スペシャルすぎるって(笑)

 

 

でも私はまだ言いたい事が・・・(^_^;)

ひとつは、あの河童先生の塾ね。

ああいう私塾って良いなぁって思うんだけれど、あれってお月謝が発生してる塾なんだろうか。

不思議な塾でしたね。

もう一つは、「正義」くんのあの両親は、いったいどういう気持ちで彼にその名前を付けたのでしょうか。

キラキラ過ぎる、確かに。

でも、彼は、彼らが既に父親にヒ素を飲ませようとしていたか、飲ませていた頃に生まれたわけで、それなのに「正義」。

何を思って、その名前を付ける事が出来たのか。

見逃したのかも知れませんが、やっぱり私には理解しがたいものがありました。

 

 

「相棒21」も無事終了しましたね。

今シーズンも、お読みくださりありがとうございました。m(__)m

 


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