今日の篤姫キィワード。
長い、コント、切ない、だったかな。
とにかく長かったですよね、あの「篤姫を何とかしよう会議」。しかも言っちゃあ悪いが、詰らなくて退屈でした。まぁ、とにかく「おまたがえし」と言う髪型をすることに決まりました。
だけど、あそこまで長々やる必要があったのかしら。
近頃家族で大河を見る機会があまりなく、今日久し振りに一緒に見ていたというのに、ラッタさんに
「なんじゃ、この昼ドラ大河は・・・?」と言われ、別に私が作っているわけでもないのに肩身が狭くなってしまいました。
が、その退屈さを吹き飛ばすかのような、朝のお披露目。
おまたがえしの髪型は確かに似合ってはいたような・・・、だけどそれで終わりではないと、きらびやかな簪を本寿院たちが持って迫ってくるシーンから、大爆笑コントになってしまいました。
凄かったですよね、本寿院たちの顔。ホラー映画かと思ってしまいました。
「お、重い。」と簪の重さで頭さえ痛くなってしまう篤姫でしたね。
会議ではお渡りの「お願い」をはしたないと幾島はありえないと言っていましたが、そんな幾島の発言をあっさり否定するような、篤姫の「お渡りお願い発言」。
その夜の家定と篤姫の会話までは、そのコントの続きでした。
まともな顔とはこんな顔かあんな顔かと言う家定は、志村けんの上手ですよ、きっと。(私は馬鹿殿コントみたいなのは苦手なので、よく分かりませんが。)とにかく笑っていました。
21回目にして初めてワタクシ、「大丈夫なの今年の大河は」とか思ってしまいました。
その後の家定の、まともな顔での子ども作らない発言から一転お話はシリアスモードになってしまいました。
幾島は書状を着物の袂に縫いこんでいるし、阿部様は健康に不安がありそうだし、いつも元気な篤姫もまるで元気がありません。
「何時だって篤姫は篤姫」でも、側室なんかに会ってはいけませんね。
いくらなんでも正室の前で「ただ、好きなだけ」と「好き」の連発はないんじゃないかなと思いませんか。言葉を選びましょうよ、とか言ってみても仕方がないか。
自分の気持ちに気が付いていない篤姫。でもその切なさは伝わってきましたね。
そう言えば幾島が、家定の気を引くためにお金に糸目はつけない着物に簪に贅をつくせみたいなことを言っていましたが、私はちょっと映画の「マリー。アントワネット」のことを思い出してしまいました。
そう思うと、一番の質素倹約は夫婦の仲の睦まじいことなのかななんてチラリと思ってみたりしました。
次回は何か進展ありそうで、胸キュんの予感・・・