森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒Eleven第15話「同窓会」

2013-02-19 11:12:59 | ドラマ(相棒)

なんとなく「相棒」の感想を書かないと、先に進めないような気がしてブログ更新が滞ってしまったような気がします。←言い訳

何の記録帳としても「シニ体」になってるので、今日からせっせと書くことにしようと思います。

と言っても、記録帳としてとりあえず機能させたいので、いつも以上の手抜き記事になるかと思いますが。

でも、まあ、ドラマの感想は、特に「相棒」の感想は、再放送視聴の時にでも追記出来る可能性もありますよね。

※        ※        ※

今回のライターさんは金井寛さん。「棋風」に続いての二作目で、「棋風」は残念ながら、今のところ視聴率は「相棒」今季の中では一番下。でもあの話、そんなにつまらなくなかったような気もしますが、実家に帰っていたので感想を書くタイミングを逃して、感想記事が欠番なんです。いったい、このようなシリーズ物では、何が視聴率の高低を分けてしまうのでしょうか。

今回の視聴率は、15.4。「相棒」の中では抜群に良いわけではありませんが、とりあえずokラインに行ったというところかもしれません。wikipediaにも情報が載っていないので、新人さんなのかなあと思って検索したらそうでもなかったですね。

昨年などでは「逃亡者おりん」とか書かれていたようです。

 

冒頭、岩田先生が右京さんを「吉村くんではありませんか。」と声をかけるあたり、実際には、じゃあと言って付いてくることなど稀で、「変なジジイ」と思われて終わりだと思うのですが、摩訶不思議感が漂っていて、掴みはokという感じがしました。

右京さんが物好きな人だとみんなが知っていることなので成り立つ展開だと思います。それに近藤さんには妙な説得力がありますよね。

事件の本筋は、ちょっとイマイチ感がしてしまったのですが、このお話の謎解きの面白さの部分は、一枚の写真の謎にあったように思います。

 

喧嘩しても、恋人だった教員の女性には次に会えば普通に仲直りできたはず。それが叶わず、最後の写真を見た時に、彼女の死の真相を岩田は知って、長い年月彼女を想い、また苦しんできたのですよね。だけどその時、マドンナ的な女性教師と岩田との恋愛を知って、それが悔しくてちょっと軽いいたずら心で危ない崖の方に行かせてしまった子供たちもまた、同じ様に苦しんで同じ時を過ごしてきてしまったのです。

右京がいつも拘る「真実」というものは、時には残酷ではありますが、大概は救いなのではないのかと思いました。

この場合、真実を語るというのは多くの人の心を軽くしたと思います。足を滑らせたのは、その方向に行ったからではなく、そこで写真を撮ったからだと。

どうして、そんな場所で写真を撮りたかったのだと言われても、それは岩田との想い出の花を撮って、彼に見せたかったというのは、確かに語りたくなはい真実かもしれません。でもその奥深いところにあるのは、彼女の彼への愛の心だったと思います。

縁側で真実を語る老人に、カイトはかける言葉も無く切ない顔をして頷きながら耳を傾けていました。

ゲストが近藤正臣さんだと、なかなかしんみりと格調が高くなったような気もしてしまったのですが、どうでしょうか。

 

事件の本筋がイマイチと言うのは、ええと、映像での犯人当てサスペンスは難しいですよね。いや、難しくするのが難しい。

だって、女優さん見ただけで、「あっ、こいつが犯人。」って夫は思い、私は黒板に字を書いている彼女の写し方が、不必要に丁寧だったので「あっ、この人が犯人だなあ。」と思いました。

そうそう、付け足しのような書き方で申し訳無いのですが、夫が志垣太郎さんは、アクが強くて良いなあと申していました。

 

 


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