森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「グレイテスト・ショーマン」観ました♪

2018-04-05 23:43:36 | 映画
 
「ラ・ラ・ランド」を見てきました。
 映画がいろいろな事を教えてくれます。「ラ・ラ・ランド」の意味の「la」はロサンデルス・ハリウッドを意味し、主にハリウッドをさす場合が多いらしいです。また次の「la」は......
 

 

上の囲みは昨年の4月5日に投稿したものです。

今日はひとつ前に2月に観た映画「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》」の感想を書きました。でもせっかく「ラ・ラ・ランド」の感想が過去より送られてきたので、もう一つ続けて映画の感想を書こうと思います。

 

 

3月(29日)に観た映画は「グレイテスト・ショーマン」でした。なんとこの「ラ・ラ・ランド」の製作チーム参戦の映画なんですよね。(「ラ・ラ・ランド」、素晴らしかったです♪)

この「グレイテスト・ショーマン」は、映画館で予告編を見るたびに、なんでか涙がこぼれました。

ああ、そう言えば、私は泣き虫で「泣くイコール良い作品」とは限らないと言っていますが、だからと言って意味がないわけではありません。

あっ、まったく意味がない場合もごく稀にありますが。目が乾いてしまっていたりする場合とかね。

だけどたいがいは心が何かに反応するか動くかするから、その証として涙が出るのだと思います。

予告編の映像だけでも、圧倒されるような音楽の響きがありましたよね。

 

「行かなきゃ。」と思いました。

 

そして期待通り。

もう音楽でねじ伏せられました。

物語は単純で、すこぶる分かりやすいです。

お話だけ見ると、もう桜の季節を何十回も見て来た私の心はピュアな部分だけで成り立っていないものだから、このモデルになったバーナムと言う人は、本当はかなりの俗物だったのじゃないかとか、ちょっとだけ疑ってしまいました。

いや、映画の中でも、ほんのちょっとそう言う部分が見え隠れしたような気がしました。

 

だけど彼は結局は妻との・・・・ってネタバレになるので書かない事にしましょうか。

ネタバレ部分の感想を書いても良いのですが、この映画はそんなに分けて書く必要もないような気がするので、止めておきますね。

 

この映画は「ありのままで~♪生きるのよ~♪」って言う大ヒット作がありますが、底辺は同じじゃないかと思います。

とにかく歌はみんな好き。

励まされました。

 

映画のシーンの音楽を貼ろうかと思いましたが、・・・

ちょっと紹介したいのを見つけてしまいました。

ヤダ、もうこれ、泣けちゃうわよ。↓

映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》

2018-04-05 15:35:29 | 映画

 

2月(28日)に観た映画の感想を書きます。

最初のこの映画に誘われた時に、タイトルから「空海」の伝記映画かと思いお断りしました。でも後からそれが夢枕獏の原作のものの映画化と知って、ああ、「陰陽師」と同じ傾向と思い込みワクワクして出かけたのでした。

実は「陰陽師」のかなりのファンでして、そしてそのファン仲間が居たのです。その時、もうこれは「寅さん」のように毎年やってくれないかなあとそのお仲間たちと言いあっていたものですから、それは期待値もあがるってものでしょう。

空海と言ったら密教でしょう。密教って言ったらね、呪文でしょう。

空海がなんか呪文を唱えながら、タァーとか言うのかと思っちゃった・・・・・・

 

言わないよ・・・・・。^^;

 

ええと、どっちから書こうかな。

映画館で初めて寝ちゃった話をしますか。

それとも声をうっかり出してしまいそうなくらい泣いた話をしますか。

 

やっぱり泣いちゃった話をします。でもご存じのように(知るわけないか^^;)、私は泣き虫で、「泣いた」がイコール「素晴らしい映画」って事ではないのですよね。ただ心はしっかり動いたって証です。

 

この感想はあらすじは書きませんが、何気にネタバレしています。まあ、ばれても良いのではないかと思う事しか書かないようにはしますが、もう映画館での公開は後わずかだと思いますが、この先何らかの形で見ようと思う方で勘の良い方はお気をつけてくださいね。

この作品は、言うなれば「誰が彼女を一番愛したのか」ってなものだと思います。

私は泣きました。その愛に。

これは家のテレビで一人で見ていたら、声を出して泣いたかもしれません。

ちょっとマニアックな事を言ってしまいますが、昔読んだ漫画の「地球へ」のラストの方で、政府側のミュータントの人たちが

「もう体なんかいらない。捨てて行くよ。」と意識だけが宇宙に旅立って行くシーンがあって、目の奥が痛くなるくらい泣いた事があるのですが、ちょっと同じような事を私は感じたのです。

究極の愛には相手の犠牲を強いるものではなく、やっぱり自己犠牲が存在するのかもしれませんね。

 

で、もう一つの件ですが、確かに前日は睡眠時間が少なくて寝不足ではあったのです。でもそれはいつもの事なんです。映画館でふと眠くなっても、瞼をぎゅうと閉じて2秒目を瞑れば、だいたいスッキリします。だけど今回話がちょっと飛んでしまいました。

私的にはチョービックラポンよ。

それは寝不足のせいばかりじゃないなと、私は思いました。

ここからはすべての文の冒頭に「私的には」と言う意味が付け加えられています。私個人の私的な感じ方ですのであしからず。

テンポが自分とは合わないのです。なんかもっと違う描き方があったんじゃないのかしら…と思ってしまったのかもしれません。

映像は本当に豪華絢爛で綺麗です。見ごたえ十分です。さすが日中合作映画です。でもそこに「もっと別の・・・」と思える隙間が生じてしまったのかもしれません。

先にも書きましたが、空海が真言密教の曼陀羅の秘密を解くようなものでもなく、ぶつぶつと呪文を唱えるものでもありません。彼は言うなれば狂言回しのようなものです。そして同じポジションに白楽天と言う存在もいるのです。確かに空海と白楽天なら魅力的ではあるのですが、彼らはホームズ&ワトソンではなく、ホームズ&ホームズ、ワトソン&ワトソンにも感じてしまって、惜しいような気がしてしまいました。ただこの白楽天のホワンシュアンはイケメンでなかなか良い感じです。吹き替えも高橋一生ですしね。

楊貴妃のチャン・ロンロンもクールビューティで、男たちが皆くらくらしてしまうのに説得力がありました。

あっ、そうそう。これ原題は「妖猫传」で英語では「Legend of the Demon Cat」。つまり日本以外でこの作品を見られる方は、どの人に感情移入するかは分からない事なのですよ。たぶん中国の人は、やはり白楽天よりなのではないかと推理してしまいます。

これは物語的にも、日中の「中」の皆さんにとっては相当満足度も高いと思います。ただ「日」の皆さんはどうなのかなと思ってしまう所です。日本の役者さんたちの魅力が皆最大未満の段階どまりだったような気がしてしまったからです。

 

それでも見終わった後、愛の物語と映像にそれなりの満足をしていた私は、喫茶店にてお茶を飲みつつ、ゆっくりと映画のあれやこれやを脳内で反芻していました。そこで出てきた言葉・・・・

「あの映画のタイトルは、やっぱり『空海』ではなかったような気がするな。」だったのです。

 

でもこの映画の原作は、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」なんですよ。

やはり描き方の問題なのですよね。だけどこの映画は製作費が150億円なんですって。そりゃあさ、観て頂かなくちゃね、中国の皆さんに。

だけど染谷将太は人を食ったような笑い方が上手いですね。ラストに「分かっていましたよ。」みたいに笑いながら振り向いた空海に、私はスカッとした気持ちになりました。

 

そして最後にこれ。

「音楽が良かったよね。」とお友達に言われ、確かにその時はイイナと思って聴いてはいたけれど、あちら様の音楽かと思い込んでいた私は、その後すっかりと忘れていたのです。

ああ、もう、少しは予備知識も大事だよと、この音楽を聴いて思いました !!

RADWIMPSが歌っていたのですよ。はい。知らなかったのは私だけかもしれませんね(/_;)

この音楽の事を知って見ていたならば、もしかしたら映画全体のイメージがもっと変わっていたかも知れません。

音楽にはちょっとそう言う力もあると、私は思っているのです。

 

Mountain Top [映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』主題歌]

 

Shape Of Miracle RADWIMPS MV

コメント (2)
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