森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ライブビューイング 髑髏城の七人・極「修羅天魔」

2018-04-13 02:03:51 | 観劇・コンサート日記

今日は夜に予定外のお仕事が入り、このライブビューイングを見に行く事は決定していた予定だったので、何としても乗り越えようと決意して臨んだ一日でした。大げさなようですが、そのくらいの気持ちではないと、家事・遊び・仕事は並び立たない時もありですよね。

朝からビーフシチューを作って、猫たちともしっかり遊んでやってからお出掛けしました。

と言う話は、私以外の人にはどうでも良い事だと思います^^;

まあ、頑張りました、一日。

 

だけど「修羅天魔」は、その頑張った一日に見合う素敵な作品でしたね。

 

私はこの「髑髏城の七人」を、劇場に行って観たことが無いのですが、ゲキ×シネやWOWOWなどで、またやはりライブビューイングで、人を変えての作品でこれで4回目。だけどまったく飽きませんね。

もちろん今回の「修羅天魔」は、極楽太夫がヒロインで捨之助も蘭兵衛も出てこない新作です。

それでも極楽太夫(雑賀のお蘭)が天海祐希だったら、カッコイイに決まりでしょう。

 

ライブビューイングでも見損ねてしまった「シーズン鳥」は歌あり踊りアリのバージョンだったらしいです。そうすると「極」もその分け方で言ったら、そちらの囲みに入るのかもしれません。結構歌や踊りがありました。

それって娯楽性があって、舞台を見る楽しさのテンションが上がりますよね。

極楽太夫も結構歌っていましたね。

 

ああ、どうして天海さんを宝塚の時から知って居なかったのかしらと、変なところで悔やむ心が出てきます。

そして「まっ、いいか。今、楽しまさせてもらっているんだから。」と、すぐになるのですが・・。

 

兵庫役の福士誠治さん、良かったです。

今までこんなハンサムな兵庫は居たのかって思ってしまいました。そりゃ、捨之助も蘭兵衛もいなかったら、ハンサム枠がここに来ても不思議はないってものかしら。

だけどハンサム枠は他にもありました。

《ちょっとだけネタバレしています。》

 

夢三郎の竜星涼も凄く綺麗で、また悲しかったですね。

私、途中で指を追って数えてしまいました。七人の中に、この人は入ることが出来るのかしらって。

ああ、8本折れてしまう…って事は…彼に死亡フラグが立つか、または彼は蘭兵衛のように・・・・

…結局彼は天魔王の隠し子でしたが、彼が無界の里と共に滅んでしまうと言う物語の展開が、この先の「髑髏城・・・」であったとしても、それもありなのではと思ってしまいました。

ありとあらゆることが可能な「髑髏城の・・・」だと思いました。

もしも彼が最初に出てきた夢三郎のままのキャラで、無界の里と共に滅んでしまったら、そっちの話の方がハンカチ絞って泣くって思ってしまいました。そのぐらい夢三郎は素敵だったのですものね。

 

竜星涼は「アンナチュラル」のフォレスト葬儀社の人。

ドラマの途中で、気が付きました。そうすると、今まであまり意識してなかった葬儀屋さんが気になってしまったり、またはこのお芝居を見に行くことが、ますます楽しみになったりもしたのです。

だけどこの人は朝ドラ「ひよっこ」の綿引さん・・・。

好きな人を見つけるのって楽しい事ですね。またの作品で出会えることも楽しみになって行くと思います。

 

登場人物ではないのに「捨之助」の名前は一回だけ出てきますね。

きっと中島かずきさんが好きなのかも、そのセリフが。

正確に書けないので、書きませんが「~も、~も三途の川に捨之助。」

捨之助の名前はそこから来ているわけですが、やはりこの「髑髏城の七人」にはなくてはならないセリフだったのだと思いました。

 

皆それぞれに旅立って行くラストも好きですが、この物語のように、皆でまた同じ再生の道を歩むと言うのも、素敵な終わり方だと思いました。

 

(デーモン閣下が劇中歌を作ったり歌っていたりしてたのですね。今、チラシを見て知りました。彼の歌をまったくと言っていいほど知らなかったので、ちょっとだけ驚いたと言うわけなのですが、またの機会があったら、また「修羅天魔」も見たいなと思いました。)

 

追記:(A.M 8:19)

真夜中に記事を書いたので細かい事が何も書けませんでした。また細かい事を書きだすと、お芝居の感想はキリがないので止めているのですが、一つだけ書いておきたいと思います。
回る舞台(客席が回っていたのか舞台が回っていたのか ?)の演出が凄く生きていたと言うのは、何も私が偉そうに言う事でもないと思うのですが、なるほどなあ~と感心したのは極楽太夫(お蘭)が「これから先も生きていくのは修羅の道」と言った時に、彼女の背後で回って行った数々の場面シーン。

この舞台では、「走馬灯のように流れる過去」と言う表現が可能なのですよね。

この舞台でも、ぐっとくる感動シーンでした。

 


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