ちょっと騙されていました!
菊丸はただの農民じゃなかったみたいですね。考えてみれば、三河出身の農民と言うのも自己申告なだけで、不確かなものでした。今となっては、彼がやけに薬草のある所に詳しいのも怪しいかも。
まだ別に菊丸の正体が明かされたわけではないですが、織田の家臣たちに囲まれて危ない状況を救ってくれたもの達がいた事を考えると、上に書いたような結論になってしまうのですよね。
この先のいつかあるだろう種明かし回が楽しみです。
今回はサブタイトルにもあるように、尾張潜入がメイン。
そこでは後の徳川家康になる竹千代との出会いがあったり(あの子、可愛かったですね。)、東庵先生のスパイ大作戦があったわけです。
「この薬草は役に立たない。お分りですね。」などと仄めかすことを言うので、昔の人は何事も悟っていかねばならずに大変だなと思っていたら、ちゃんと密書もあって、「あらま」と思った次第。(^_^;)
だけど、それ、読んだらすぐに捨てなくちゃ危ないし、追ってきた者達をバッサバッサと切り倒し城に帰さなかったら、東庵先生が危なくなるって事はないのかと心配してしまいました。
自分の家に帰ったら帰ったで、今度は「京に今すぐにでも帰れますよ。」と言うと、ほっぺを膨らませて「もう少しここに居ます。」と言う駒の女心を推察せねばならず・・・・・
でもそれは、昔も今も同じって事ですよね。
だけど、このドラマの中ではですが、皆、将棋を指すように「ああなってこうなって」と推察しながら先に進もうとしているなと魅入ってしまいます。
織田信秀は東庵が尾張に来た事で、道三に何か言われてきたことを見抜いていました。
見抜かれると分かっていたから、東庵は道三に借金分のお金を上乗せしたのではないかしら。
「してやりましたよ。」と言う為に。
東庵のように、のらりくらりとと言うのではありませんが、それでもなんかうまく乗ってそして交わしていく処世術を、私も身につける事が出来ならなぁと思ってしまいました。
物語はさほど進んでないような気がしましたが、小豆坂の戦い(1548年)が過ぎた所で、どうやら織田信秀は肩に受けた流れ矢の後が芳しくないようです。
この小豆坂の所は、今は「小豆坂古戦場跡」になっているそうです。
《岡崎市のHPよりお借りしました。》
私は、ここを訪れるほどの戦国マニアではありませんので、いつか行くかは分からない事ですが、いつか絶対に行こうと思った場所が、今日出てきました。
それはロケ地に使われた「小目沼橋」です。小貝川に掛けられている橋で、何と趣のある橋ではありませんか。
《つくばみらい市観光協会からお借りしました。》
いつかここに自分で撮った写真を置き換える事が出来ますように・・・・。
☆ ☆ ☆
ところで、先週の第三回「美濃の国」の感想が抜けました。大河の感想は、こんな感じで気まぐれに更新したいと思っています。
でも先週はまたなかなか重要で、尚且つ面白かったですね。
強力かつ強引な道三のやり方では、土岐や他の重臣たちの心をつなぎ留められないと高政は思っているのでしたね。そして父に対して不審な気持ちを抱いているし、その不信から出生の事から疑っているという背景が分かってきました。
高政は友として、未来の謀反計画を語ります。いやいや違いました。自分の作りたい国づくり計画でした。
光秀は言います。
「それは麒麟のくる国だ。」
いきなり言われても~ってな顔を高政はしていませんでしたっけ?
後は帰蝶の心に寄り添う光秀と言うところがツボでしたね。
と言うわけで、次週も楽しみです♪