森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒21 「12話/13話/14話/15話」

2023-02-06 09:04:23 | ドラマ(相棒)

何とはなしに、それがあまり意味のない事であっても、いつもやっている事をやらないと落ち着かないような気持ちになるって事ないですか。

「相棒」の感想、長く書き過ぎているからか、やっぱり一言でも書いて「皆勤」狙いたくなってしまう・・・・(笑)

常日頃、「ささやかな幸せ」とか言っている私ですが、目標的なものもささやか過ぎるのではないかと、我ながら「アホか」と笑ってしまいます。

 

そしてですね、私が感想はもう良いかなと思ったとたん、いきなり全話面白くなってきたように感じるのです。これはもしかしたら「感想はもう書かなくて良いや。」とお気楽に見ていたから、逆にそう感じるようになってきたのかも知れません。また感想を書くことを復活させたら、「うーん、なんか、イマイチだったような・・・」なんて偉そうな事を思ってしまうのでしょうか。

 

さてさて、

12話「他人連れ」

何となくラストが「相棒」らしい優しさだったような気がしました。私は思わずO・ヘンリーの「賢者の贈り物」を連想してしまいました。

と言っても、こちらは「愚者の気遣い」と言ったところだったかもしれません。それでもお互いの気持ちが通じ合って、南野(駒木根隆介)とその恋人だったバーのママさんはめでたく本当のママとパパになれそうで良かったです。後は父に放置されていた少年にも、もっと明るい未来がなんとなく垣間見られるシーンが、私的には欲しかったような気がしました。

あらすじ・ライター・演出情報などは→https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0012/

 

13話「梅二輪」

実はこういうお話はちょっと好きです。

梅二輪のモデルは「私」と主張する妻と愛人。ちぐはぐな心中事件や、展覧会での絵の切り裂き事件。でもそのおかげで評価の低かった画家牧村遼太郎の注目度は上がり、再評価されていった・・・・。でもその事件の真相はと言うもの。

妻の気持ちが切なく悲しい。

また、感覚派の薫ちゃんの感性は素晴らしいね。

あらすじ・ライター・演出情報などは→https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0013/

 

14話「まばたきの叫び」

これ、けっこう重い話だと思いました。世の中には死にたい願望を抱いた時に、見知らぬ人を巻き込んでの無理心中をしたがる自分勝手な人が居る事は確か。

この15年前の通り魔殺人の男も、その一人だったと思いますが、今ではひとりでは死ねない体になって、一番自分を殺したい女性と結婚して、その女性に面倒を見てもらって生きていかなければならないのです。もちろん表面上は、自分を殺したいと思っているという事は隠されていますが、その男、柳沼勝治(忍成修吾)は気付いていました。彼の妻・聖美(陽月華)は、子供のときから姉妹のように思っていた女性を殺されて、その復讐の為に彼の懐に飛び込んでいたようなもの。

だけどこの二人からは、なんとなく「愛」を感じてしまいました。たとえそれがいびつなものであっても。

あらすじ・ライター・演出情報などは→https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0014/

 

15話「薔薇と髭と菫たち」

ヒロコママが出て来た段階で、「これはもう裏技でしょう、勝ったようなものですね。」って思っていました。

やはりいろいろと小ネタがいっぱいで面白かったですね。「相棒」は新生刑事部長になってから断然面白くなりましたよね。

それに作家夫婦の真実にも驚かされました。たいがい映像で見せられると、サスペンスものってかなり早い段階で「分かった !」ってなる事が多かったりするのですが、ボーっと見ていたからか(これも病院のベッドで見ていました。)、さっぱり分かってなかったのです。

と言うのも、自分の中には偏見がなかったからだと思います。いいえ、昔は、女性はもっと大変だったと思います。少女小説から少女漫画も男の人がたくさん書いていたと思います。今では勲章さえもらっている女性の漫画家が、一枚の原稿料が男性漫画家よりも少なかったことは有名なお話ですしね。

でも、ここを突っ込んでしまったら、このお話成り立たないので、もう止めますね。

面白かったし、驚かせてくれたし、未来が明るく終わったので、オールオッケーですから。

あらすじ・ライター・演出情報などは→https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0015/

 

と言うわけで、まとめて書きました。

アラ技ですが、一応今シーズンも皆勤中です(笑)

 

 


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