相棒20 第17話「米沢守再びの事件」
米沢守が久しぶりに登場という事で、話題になった回だと思います。米沢さんからの電話で皆まで聞かない右京。警察学校の傍には踏切がある線路など無かったー。そこから事件の通報......
上の囲みは昨年の3月5日に投稿したものです。
今日は「相棒」の最終回スペシャル前編ですね。
それには再び米沢守、登場だとかでネットのニュースになっていましたね。上の囲みの「相棒20 17話」の感想を読むと、米沢の登場は、これで終わりと書いてあったので、再びの登場は、エンタメニュースには成り得る話題だったのかと思いました。
でもですね、ネットニュースのある種のレベルの物は、元々信じてはいないのですが、それでもかなり米沢守退場の理由などを読んできたように思います。つまり米沢の中の人(この言い方、使ってみた。キャッ、恥ずかし)である六角さんと水谷さんとの確執。もにょもにょ・・・・。
こんな記事を書いていた人はさ、本来ならば、六角さんへのインタビューとか試みて、その心境の変化(その記事に信ぴょう性があるのならば)などを書くべきだと思うのだけれど、今の時代の常識って言うのは、昔とは違うらしいから何とも難しいところですよね。
でも、思うに、疫病だ戦争だと嘆きつつ、それにあおりを食らって、物価高騰、その他もろもろと憂鬱な事がいっぱいなのに、このようなネット記事に、「フーン」とか「へぇ」とか「変じゃないの。」とか言っていられるって、やっぱり日本は平和なんだな(一応)って、思いました。
さてさて1週遅れの「相棒」の感想ですが、あれはもう、最終回一個前のファンサービスのような気がしたんです。
この回は、最後の杉下と薫の会話のためにあったように感じました。
「こんな俺が、また相棒になって良かったんですかね。」と薫が問うと、
「君との再会は運命だと思っています。」と右京は答えました。
で、場面は「こてまり」に。
えっ!?
まさかまさかの夢オチなの !!
と思わせて・・・・
夢か現か・・・・。
と曖昧に終わる・・・。
何となく狐につままれたような終わり方でしたね。
そして右京が山中で出会う、三人の男の名前が、今までの相棒たちの名前と言うのは、まさにファンサービスだったように感じたのです。
いかにも怪しい~と言う雰囲気で登場して来て、ひとたび誤解が解けると、みな良い人でしたね。そして口々に元上司への想いを語りました。さながら離れてしまった右京への想いを告白するかのように。
事件そのものについては、この時リアルに起きていた、17歳高校生の中学校乱入時殺傷事件の犯人と心情が被ってしまいました。片方は他の人を巻き込んでの自殺、で片方は人を殺してみたかったと言うもので、まるで違うように感じられると思うのですが、他の者の命の重さを考える力を失っている点などで、私には同じに感じたのです。
そのような者が、薫の説得に簡単に応じるとは思えず、少々苦しい展開であったなと思いました。
とか言いながら、私は、こういうちょっと不思議なお話は実は好きで、特にバス停での若者が「亨です。」と言った時、胸がキューンとなりました。
さて今日の「相棒」も楽しみに待つことにしましょう。