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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ちょっと怖かったんですよ。

2023-10-19 22:18:52 | 梢は歌う(日記)

公園も少しずつ色づいてきましたね。

 

おとといの事ですが、夜の9時半ごろバイトの帰りでとぼとぼ歩いていました。

すると目の前の公共施設から男の人が自転車に乗ったまま出てきたのです。

ガシャンと、入り口の門に雑にかけられているチェーンを乗り越えてです。

閉館時間なんかとっくに過ぎたその時間の建物はもう暗くて、「この人、なんでここから出てきたの?」と思ったのでした。

なんだかまずいところに出くわしてしまったんじゃないかと、ふと不安に感じました。

 

その人は、入り口で何か迷う雰囲気を醸し出し・・・・・

「しまった。見られた !?」とか考えているんじゃないよねと、私は思いました。

だけどその人は、私の傍らを過ぎていき、私の来た方の道に走っていったのです。

 

私は念のために何度も振り返りました。

 

こういう時、残りの道が怖く感じたりしませんか。

それで、バイト先の雇い主様に、報告の電話を入れながら歩いていました。

はいはい。歩きスマホです。

でも人混みで前から来る人も避けられないくせに(日本人としてお間抜けだと思いませんか?)、歩きスマホをしている人とは違います。自分以外に歩く人もいない暗い道では、ほんの微かに有効な自衛手段の一つじゃないかしら。

この時私は思っていました。

もしあの施設で何かがあったとしても、私は何も有益な情報を警察に伝えられないなあと。

痩せてた。50代くらい。自転車に乗ってた。帽子をかぶってた。くらい・・・・。

ダメだなぁ。

と、ふと振り向くと・・・

ドキッ!!

さっき走り去ったはずのその人が、走って来ていてすぐ後ろに迫っていたからです。

えっ、なんで ?

さっき向こうに走っていったじゃん。

実はこの時、まだ電話は繋がっていて

「それでですね。」と話し声のボリュームが少し上がってしまった私です。

 

その人が再び私の横を過ぎていく時、私は少々緊張しました。

その人は少し先で、またスローダウンしたのです。

だから私も立ち止まりました。

 

そしてその人はその先のカーブで曲がっていく視界から消えて行ったのです。

 

なんか、嫌だったなぁ。

ちょっと怖かったわ。

いったい何だったのかしら。

 

と、思ったのでしたが・・・・・

 

昨日の夜、ふと唐突に閃きました。

「あっ、そうか!」って。

つまりその男の人は、あの施設の職員で、一人で寂しく残業をしていての帰りだったのです。

その施設の門に雑にかけられているチェーンは、なんとだらしがなく地面まで垂れ下がっているのです。

もしそれを外すとなると、自転車から降りて自転車を止めて外し、そして外に出てまた自転車を止めて掛け直さなくてはなりません。面倒くさいので、彼はガシャンと音を立てて乗り越えてしまったのだと思います。

門の所のためらいは、そこで彼は思い出したのです。

奥さんの

「帰りにパンを買ってきてね~。」と言う言葉を。

彼は仕方がなくコンビニに向かいました。

そしてコンビニで種類も少なくなり選択肢のないパンを買い求め、急いで家に向かって走り出しました。

そこで彼は思う。

「なんだ。さっき職場の前で出くわした女がまだこんなところを歩いてるじゃないか。さっきじろじろと見てた失礼な女だったな。」とか。

追い越してスローダウンしたのは、きっとそこにあった自販機で何か買おうかと、一瞬悩んだからではないでしょうか。

 

夫殿が言いました。

「それ、ママの妄想だろ。」

「ええ、そうよ。だけど辻褄が合いすぎない ?

なんだかこれが正解だったような気がする。」

 

と言っても、ドラマじゃないので答え合わせはないです。

 

たいがいはこんなものでしょう。

でもですね、私の経験では、何かの時に「違和感」と言うものを感じた時は、「そうそう世の中には悪い人はいないでしょ。」みたいな性善説は採用しない方が良いです。

敢えて攻撃するわけではないので、油断しないでさりげなく緊張した方が良い場合もありますよね。

 

まあ、確かに夜道で何かを目撃しても、役に立つ目撃者には私はなれないってことだけは分かりました。

 

 

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相棒season22第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

2023-10-19 01:56:02 | ドラマ(相棒)

またも「相棒」の季節がやってきましたね。

このドラマが始まると、秋が来たなと感じます。

「飽き」ではありませんよ、「秋」ですからね、^^

いや正直に言えば、そういう時もあったかな。

なんたってシーズン22まで続いているわけですから。

それだけでも凄いってもんじゃないですか ?

 

それに今回、とっても面白かったですね。

皆がそれぞれの場所でそれぞれに頑張っていて、そして一つに繋がっていくと言う感じで見応えがありました。

 

冒頭の爆発シーン、「アンタッチャブル」だったかしら。あの映画の一シーンを思い出してしまいました。

少女が「忘れ物ですよ~。」と親切に、その荷物を持ってお店のドアまで追いかけると、そこで爆発が起きて少女は爆死してしまうと言うシーン。

今回だって、何の罪もない女性が巻き込まれてしまうわけで、もしもこの先彼女の夫さんが、関わっていたとしても、許したくなってしまいます、私は。

許せませんよね、やり方も動機も。

 

美和子のお食事会にやってきた弁護士の上原阿佐子は、最初から右京に近づくのが目的だったわけですが、誰だって和製ホームズがいると知ったら、頼りたくなってしまいますよね。

それに諸々の捜査をやっている時の右京はイキイキとして楽しそうでしたよね。

最後に右京が失踪してしまった恋人の牧村は、その名前も偽名で公安の刑事だと言いました。

これ、どういう展開になっていくのか、まったく分かりません。

でもサスペンスは、この「さっぱり分からない。」が本当に大事だと思います。

次回がとっても楽しみです。

 

さてさてこれで感想を終えてしまっては、つまらないですよね。

やっぱり美和子スペシャルの事はスルーできませんよね。

薫ちゃんが「罰ゲームに・・・・」とか言っていたけれど、ちょっと気の毒発言じゃないかしら。

で、出てきたお料理がまとも。むしろ美味しそう。

みんな幸せそうな顔をして口に運んでいたけれど、お味の方は微妙な感じみたいでしたね。

右京が「新しい味」みたいに、ほめ方が上手なものだから、美和子も喜んでいて、なにげにハッピーなシーンでしたね。

 

右京たちが「微笑みの楽園」から逃げ出した時、ロケ地はどこなのかしらと気になりました。

とっても素敵な森でしたよね。ロケ地情報を見逃したので、後で確認できたらしようと思いました。

その森で、右京が追っ手をくらますためにした行動は忍者たちがやったというそれですよね。

思わず笑ってしまいました。

右京さん、最強って。

 

芹沢と出雲の美彌子襲撃犯の取り押さえシーンはかっこ良かったですね。

さすが警視庁の刑事ですよね。

良い人になってしまった内村刑事部長は、ずっといい人キャラでいて欲しいですよね。

ホッとします。

口の軽い青木君。やっぱり彼のような人はいて貰いたい毒の花です。

 

衣笠の帰宅シーン、思わせぶりでしたね。犯人がいざ飛び出して狙った先には美彌子。

全体的に演出も緩んだ部分もありで、面白く感じました。

 

次回も期待します。

 

 

 

 

 

 

 

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