・「鰻を食べに流山」の続きです。
「あっ、そこに行ってみたいわ。」と思ってから、10年も掛かるなんて。
でも私の場合、そんな事はザラです。
江戸川の土手から降りると、最初に向かっていたバス停は何処に行ったと言う感じ。
フラフラと歩いて行って辿り着いた、ずっと行ってみたかった「近藤勇陣屋跡」。
ブログを書く楽しさは、その時には思わなかった事や気がつかなかった事などを、後からいろいろと思える事なんじゃないかと思います。この下の写真は、星子さんが撮影したもので、彼女は結構ちゃんと狙って撮るんで、いつも感心し、教えられるような気がしているんです。基本、ブログには人の写真は使いませんが、「なるほど~!!」と思っているので、載せておく事にしたのです。
全体を映すことは、脳内記憶として大事な事だと思います。だけど写真の美しさを思うと、そうでもないなと思います。
なんだか凄く素敵な所に見える星子さんの写真ですよね。
トップ画像のそれが、実際のこの場所です。
下の写真も彼女が撮ったものですが、これは私のスマホが起動が遅いものですから、たまたま彼女のみの撮影になりました。雲はすぐに形を変えてしまいますから。
彼女は竜に見えるねと言い、確かにそれも見えるのですが、私には、その上に向きを変えてちゃっかし座り込んでいるメスライオンが気になったりするのです。
似たような感覚がたくさんあっても、やはりこの感覚の違いは大事にしたい所なのかも知れませんね。
土手からフラフラ降りてきた私たちが、最初に行きあたったところは、万華鏡ギャラリー見世蔵です。
でもお休み・・・・中で大勢の人が、バタバタしてる・・・・・・
検索したら、リニューアルオープンの為に8月末まで休業らしいです。HPは→こちら
下の画像は何かと行ったら、「流山キッコーマン」の壁です。塀の上の部分が可愛いと言うので撮りました。流山のキッコーマンは白みりんを作っているのだそうです。
そして、トップに先に載せた「近藤勇陣屋跡」に辿り着いたのでした。
ハッキリ言って、「陣屋跡」なので、何もないのです。
しかもメチャクチャ暑くて(だけど元気は元気)、「ああ、ここで近藤勇は最後を迎えたんだな。」というしみじみ感は皆無。
ただ「ずっと来たいと思っていた場所に、なんだか分からないまま来たぞー !!」という嬉しさがしみじみとありました。
後で、拡大してゆっくり読もうと一応撮ってきた諸々。
お隣にお土産屋さんがあり、そこでサイダーなどが買えます。
このミニ休憩は助かりました。
そこのお姉さんとしばしのお喋り。
以前「出没!アド街ック天国」という番組で、流山の人たちは珈琲にみりんを入れるなどと紹介されていたのですがと聞いたところ、この地域の人は本当に入れるのだそうですね。確かに私も珈琲にはちみつを入れて飲むのが好きなので、それもありかなと思いました。
でもあの番組は、「この地域の人は」と言わないで「流山市の人たちは」のような言い方だったので、多くの流山市民の反感を買った事は間違いのない事です。
流山市は、そんなにチッチャナ町ではないと思いますからね^^
でも今度、ちょっとやってみようかな・・・・。
だけどちゃんとした味醂は、ちょっとアルコール分あるはずだから、いつでもってわけにはいかないかも知れませんね。
その地域限定の、国産のお米だけで作られている味醂をお土産に買ってきました。
そしてバス停をまた目指していきました。
流鉄流山線。
今回は乗りません。
流山駅からの側面の壁が、素敵な感じになっていました。
ここは元々が、赤錆のトタン壁だったのですって。
このプロジェクトについては→ここを参考に。
(星子さん撮影)
そして、私たちはバス停に辿り着き、帰路につきました。
蔵や古い家並みなどがまとまってあるこの、流山本町は「流山本町江戸回廊」と言います。
今回も制覇したとは言えませんが、満足度が高いです。左半分はまだ行ったことがないので、次はそっちかな。
ところでこの日、流山駅前にテレビの車が止まっていたのです。こんな暑い日に街歩きのロケかなと思っていたら、翌朝のニュースで、暑さの為に流山線の線路が曲がってしまって、一時、間引き運転をしていたのだそうです。たぶんその取材だったのだと思いました。
線路が曲がるような日にウロウロって、私たち・・・・(^_^;)
それでも元気だったのは、鰻のお蔭だって星子さんが言いました。
確かにそうだったかも。
だけど喫茶店で写した写真と、流山駅の壁の前で写した自分の写真とでは、10歳くらい差を感じた私です。
なんか汗と暑さと疲労で、顔なんか腫れ上がっていたような気がしました。
翌日、3日の日に何をやっていたのかお仕事以外に記憶がないので、たぶんホヘ~ってなっていたのだと思いました。