美彌子は言ったじゃない。
「怖いもの知らずの、ある意味無敵の人」って。
ああ、「無敵の人」って特命係の人たちの事を言っていたのねと思いました。
美彌子は、甲斐峰秋を使ってうまく特命係の二人を使いこなしたと思っていたと思うのだけれど、俗世で染まった常識から見たら異常にも思える(小野田公顕曰く「右京の正義は暴走する」)彼らの正義の剣が自分に向くとは思わなかったのかしら。
ちょっと甘かったかもね。彼らを使いこなすには、それなりの覚悟がいると言うことなのかもしれませんね。
私もけっこう俗世に染まった人だなと思ってしまったのは、社美彌子は、今回けっこう頑張ったなと思ってしまったのです。
上の上まで暴けと右京たちは言うけれど、チェスだって将棋だって、いきなりキングは取りに行かないんじゃないかな。
だけどその後、美彌子が言った出世してもっと上に行かなければと言う言葉には、月並みすぎてちょっとゲンナリしました。
ドラマの話なのに、マジな感想を言うと、そういう考えで行くと先人たちがみなお手本を見せてくれたように、俗世にまみれすぎて、その頃はあなたの正義は死ぬよって思いました・・・・マジすぎ(笑)
でも甲斐峰秋が「静かにしていろ。」と二回言って、これで彼らは暴れまわるに違いないと言うシーンは、やっぱり笑っちゃいましたよね。
栗山千明さんは好きな俳優さんで、実は1話の時から疑っていました。彼女があのままストレートに愛する恋人探しをしているとは思えなかったからです(キャスト的に言って(;^_^A)
あの冒頭のレストランで
「もうすぐ来ると思うので、待ってます。」と言っていた人は、絶対にお話に絡んでくるのは分かっていたはずなのに、レストランの主人が阿佐子(栗山)の婚約者を知っているみたいなことを言ったので、なんでかその人が婚約者とイコールだったような錯覚に陥ってしまったのです。婚約者だったことには間違いのないことでしたが、きっと私、(前々からそうじゃないかと思っていたけれど)人顔認識機能が、劣っているらしいんですよね。名前も覚えられないし・・・・
って、ただの老化か‥‥(ノД`)・゜・。
牧村は市川知宏。
レストランで待ってますと言ってた人は、 釆澤靖起。
失礼しましたm(__)m
でもここ、ちゃんと分ってたら、たぶん1話で彼女の正体が分かってしまったと思います。
1話の最後に阿佐子の婚約者が公安の潜入捜査員と分かった時、いろいろと(正義的)事情があるのだと思い好意的な目で見ていました。ところがこの人はとんでもないクズでしたね。
でもこの人の最後も、哀れで怖かったです。
しかし彼はいったい何を守ろうとして自ら死を選んだのかしら。守るべきものは何だったのか。
映像的には怖かったものの、良く分からなかったのです。
韓国ドラマに「怪物」と言うのがあるのですが、そのドラマみたいに獄中にいる人の口を封じるために、何かが起きて欲しかったです。
そのシーンの事は書いていないのですが、そのドラマの感想は→韓国ドラマ「怪物」
そう言えば思い出しました。「相棒」でも、そういう話がありましたね。2004年あたりのお話に。
歴史ありですね、本当に。
「微笑みの楽園」のトップに話を聞くために、捜一と一緒になって公安を欺くシーンは面白かったですね。
もっといろいろと面白いシーンがあったように思うのですが、細かいことを忘れてしまいました。
老化か ?
まぁいいや(笑)
あと、凄く印象的だったのは、のどかで平和な象徴はシャボン玉なのかしらってことなんです。
「微笑みの楽園」の敷地内では、いつもシャボン玉が飛んでいました。
子供たちがキャーキャー言いながら、シャボン玉を飛ばしているのでしょう。でもずっとと言うのはやっぱり変よね。
すみません。細かいところが気になるのが私の悪い癖なもので(笑)