森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

鎌倉殿の13人 第22回「義時の生きる道」

2022-06-12 01:47:00 | ドラマ (大河)

最近記事に画像がないと、なんだか寂しいような気がしてしまうので、後白河法皇の為に白い薔薇を載せました。(なんちゃって^^)

戦がなくても川で流されなくても、毎回死者が出るのがこの大河なんですよね。

だけど後白河法皇は大往生って言えるのではないかしら。

武士の時代が来て、ともすれば朝廷と貴族の生活自体が、新しい時代に飲み込まれてしまいかねなかったと思うのに、朝廷側のポジションを保ち続けるために、大タヌキにならざるを得なかったのではないかと思います。時には生霊にまでなって、頼朝を動かしていたのですものね。

「私は守った。」という言葉通りに、彼の中にはその自負があり満足感が高かったでしょう。だから孫の後鳥羽天皇に「楽しまれよ~」という言葉を残せて今生に別れを告げる事が出来たのかもしれませんね。

しかしですよ、生霊になった過去を思うと・・・・・・

このタヌキは、この先も出てくるかもしれないんじゃない?

 

今回は義時の子育て奮戦記。

残された孤児たちの面倒をなりふり構わず見ている義時、良かったですね。

子育ては食べさせ寝させ、そして教育というのも良かった。

母の死の起因となった鶴丸を恨むなら母の行いを誇れと語る義時の気高さ。金剛はいい子に育ちますね。

そしてその語らいに耳を澄ます鶴丸も、きっとこの先、必ず良い家来になっていくことでしょう。

喧嘩で相手にけがをさせてしまった事の対応は、良い事なんだけれど、お話に「今」をぶち込み過ぎで違和感を感じました。

ただその後の鶴丸の告白と、何も言い訳をしなかった金剛に、義時が二人を抱き上げて家に帰っていく姿は、本当に良かったです。

 

もう一つ、すごく良いシーンなのに、細かい事が気になってしまったのは、政子の差し入れの量。

子供がいっぱいいるのですから、家人にのみの差し入れではダメだと思います。なんたって鎌倉殿の奥様なんですから。

 

政子と頼朝は、本当に良い夫婦ですよね。

征夷大将軍に任じられて、二人で呼び返事するシーンは微笑ましかったですね。

 

さて来週もあの人が亡くなるのは、仕方がない事ですね。

なんたって、この曾我兄弟の仇討ちは日本の三大仇討の一つですから。

しかしこれを、頼朝暗殺のクーデターに持って行こうとしているわけですから吃驚ですが、予告編にて1週間で育ちに育って大人になってしまう金剛の驚きに比べたら、なんだか大したことないじゃんと言う気分になりました。

というわけで次回も楽しみです。

と言っても明日ですが。(^_^;)

 

先週は実家に帰っていて、タイムリーには見られなかったので、感想も遅くなってしまいました。

 


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