森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

優しい世界

2023-10-15 16:24:49 | 梢は歌う(日記)

一か月のおまとめ日記を、ここ数年書かせていただいているわけですが、これが意外と時間がかかるんです。

あの目次のような記事にそんなにって思われると思うのですが、つまり「その他の日記」と言う部分になんです。

それで日記ブログを再開させようと思い立ち、10月の初めから実行しています。

 

その日記ブログはこちらです→あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)

もしお時間があれば、お立ち寄りください。とっても嬉しく思います。

タイトルが「猫ブログ」のようですが、今のところは日記のみになっています(;^_^A

で、今から書かせていただこうと思っている記事は、ほんの少しだけそちらに書いたことと関係しているのです。

そのブログに「喜怒哀楽な毎日」と言う記事を書き、

12日木曜日に「歌の会」に行き、いろんな歌を歌ってきて、その歌の中に「涙そうそう」があって、「会いたくて」の歌詞の所で涙が止まらなくなってしまった事を話題にしました。

>なんで死んじゃったんだろう‥‥とどんなに言ってもどうしようもないことなのに、やっぱり寂しさはどうしようもないことなんですよね。

 

目の前で妹が死んでも、私は滂沱の涙とは無縁の人。

だけどきっと残りの人生をかけて、老いて記憶があいまいになるまで、私は泣き続けるのだと思います。

寂しくて、会いたくて。

 

昨日の朝、夢を見ました。もちろん途中までは夢とは分かりません。意外と現実的な夢です。

今の姉たちが建てた実家ではない、昔の家の廊下にダイニングから妹が顔を出しました。

「45リットルの透明ゴミ袋をくれるって。ラッキー。」と彼女は言いました。

「ああ、いや、私の所はゴミ袋が決められてしまったから、今はそう言うのあまり使わないから、私はいらないかな。」と私は答えながら、その部屋の入り口に立ちました。

何ともはや、主婦目線の会話でしょう。

妹は、その部屋の窓から上半身を乗り出して、外にいる誰かに叫んでいました。

「あのね~、花ちゃんはいらないって。私、貰っていくね~。」

 

その妹は、名都さんではありませんでした。まあ、上からの文章の流れでバレバレの展開ですね。

私はその妹の後姿を見ながら

「ゆきちゃん、若い !!

ゆきちゃん、痩せてて、綺麗だね。そして元気でキラキラしているね。」

そう呟いていました。

私たちは30代なのでしょうか。

ああ、何でもない出来事や普通に過ぎて行った時間が、なんでみんな煌めいて感じるのでしょう。

そして、ふふふと私は笑って、そして、うううと泣きました。

 

ぱちりと目が覚めて私はあの事を思い出しました。

約8年 その14」に書いたことです。

そこには愛おしい人に会う方法が書かれています。気になる方はそちらの記事をお読みください。

丸投げ (・∀・)  オホホ。

だって不確かなことですから。

 

だけど私は言葉にして書いたのは久しぶりだったと思います。名前こそは書きませんでしたが。

それで彼女は私の夢に出てきてくれたのかなと感じました。

 

寂しさに苦しんでいる私の背中に、誰かがそっと手を当ててくれて、そして見せてくれた夢のように感じて、

この不確かな世界は、優しい世界だなと感じたのでした。

 

 

 

 


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