![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/76/25428ad470bd4109cf1f4182657cb4dd.png)
大河ドラマの感想を書くのはテキトーですとか、初回感想の時に書きましたが(継続していく自信がないからです)、何でかまだ大河の感想を書いてます。
思わず書きたくなるような面白さがあるのですよね。
OPや音楽も好きなのですが、物語が始まる時にワンシーンが絵に変わるでしょう。本当に一瞬なのですが、あそこ、凄く好きです。
私は誰かが描いていると思い込んでいるのですが、今の時代はAIも良い働きをしてしまうので、一概には言えませんが、この一瞬の為に、頑張っている人がいるんだなと思うと、かなりそのシーンも目を凝らしています。
今回は、切ない別れの会でしたね。
唐丸、あの大火事の時、何をしていたのでしょう。何となく皆さんも「そうじゃないかな」と思っていることもあるのではないかしら。
この機に乗じて、今までの人生を、彼は彼なりにリセットして生き直していたのかも知れませんね。よく気が利いて蔦重を支え、この先何事もなかったら、きっと二人は良い相棒にずっとなっていったに違いありません。
それを許さなかった理不尽な大人。唐丸の本当の素性を知っている男の出現に、その未来は砕かれてしまいました。
もしもこの時、蔦重が版元になれない悔しさに心を奪われていなかったら、もっと唐丸の事に心を砕くことが出来たかもしれません。
蔦重を信頼していた唐丸は、彼に何かを伝えたかったと思うのです。顔がそう言ってましたものね。唐丸を大事に思っていた蔦重も、何も気がついていなかったわけではありませんでした。ちゃんと彼を見ていました。だけどそこまで追い詰められているとは思っていなかったのでしょう。
唐丸に最後の行動に移させたのは、その前日の夜、蔦重が唐丸に語った未来の夢の話だったような気がしました。
唐丸にとって蔦重は、本当に自分のことを思ってくれる大好きな人だったのでしょう。そして蔦重が語った、その夢に彼は涙したのだと思いました。
あの浪人の遺体は上がりましたが、唐丸は不明者のままです。
ちょっと話は飛びますが、「浮世絵ミステリー『べらぼうコラボ』 歌麿と蔦屋重三郎”革命”と”抵抗”の謎」と言う番組を見ました。
歌麿と言うと、私の中では「だまし絵歌麿」のせいで水谷豊さんに、今の段階ではなってしまうのですが、今後の染谷歌麿に期待です。
そして彼は、かなり反骨の人だったのですね。
この番組を見ていて、私の中で、この唐丸は写楽ではなく、歌麿になっていくのではないか説が急上昇(笑)
でもいずれにしても、可愛らしかった子役の渡邉斗翔君とはお別れではないかと思います。
蔦重ではありませんが、とっても寂しく思います。
田沼意次と源内との開国を巡っての妄想話も面白かったですね。でもあっという間に属国にされてしまうと、ちゃんと現実を分かっていたところも良かったです。
同じ妄想を語るのは蔦重と花の井が語った、唐丸のその後話は、少し心が救われたような気がしました。
「良いことを語る」と言うのは大事なことですよね。
いつか彼と再会した時に、彼の絵を出版できる者になろうと、きっと蔦重は決意したに相違ありません。
次週は、蔦重にとっては「ピンチはチャンス」になるお話かもしれません。果たしてどうでしょうか。凄く楽しみです。
以下は蔦重の方唐丸売り出し計画の見える化です(笑)
画像はウキペディアからお借りしています。
この鈴木春信は蔦重が20歳ぐらいの時に亡くなっています。
春信亡き後、活躍したのが 礒田 湖龍斎。
前回、鉄拳さんが演じた絵師ですね。
そして北尾重政。
今の時点で言うと、絶対に見分けられない・・・・・ちょっと本音です(;^_^A