森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

過去の日々が懐かしく想われるのは、

2020-04-12 15:54:21 | お散歩&写真日記
 
丘と谷と中華しかない
《トップ画像は実家にあったチューリップです。》昨日はルート君が免許書き換えとかで久しぶりの平日休みでした。それで二人で本当にこれもお久しぶりにランチに行きました。比較的近い所にある......
 

 

上の囲みは昨年の4月11日に投稿したものです。たった一年前は、母の過去を辿るミニ旅をしたり、息子さんに会って楽しい会話をしていたというのに、今年はいったいどうしたというのでしょう。

嘆いてばかりいても始まりません。

今を見つめて今を生きねばと思います。

ところでワタクシ、ちょっとヤバイ。

何がと言うと、イイ子にしておうちに引きこもっていましたら、どうも足の筋肉が落ちてしまったみたいなのです。

これでは

「デブの癖にフットワークが軽い人」と言う私の私であるが故の何かが一つ崩れてしまうというもの。

ちょっとした距離でも上手く歩けず、ゼエゼエと言ってしまうし、これは恐るべし中年って言う事ですよ!!

使わないとあっという間に、中年から老婆まで一直線に転がりそうです。

で、昨日お散歩に行ってきました。

 

もっと早い時間に行こうと思ったのですが、ちょうどお茶を飲もうとした時にお友達から電話がかかって来て、すぐ近所で発生したコロナ情報について教えてもらいました。

ちょっと前まで「居もしない幽霊に怯えている」ようなものだったコロナですが、ここに来て「振り向けばやつがいる」状態になってきました。ここからが本番の自粛かなとも思えるような気がしました。

その電話を切って、しみじみと何かを考えながらお茶を飲んでいたら、既に時間は4時半を回っていたので、本当に家の周りをちょろちょろと周る事にしたのです。

 

でも私、なんたって野の花マニアなものですから、近所の道端を歩いていても楽しいのですよ~。

花の名前は分かりませんが(今回は調べません)、綺麗な可愛い花を見つけると思わず微笑みたくなるってものですよ。

下のは誰かが植えたもので、空き地に種をばら撒いたけれど、他の雑草が強すぎて群生に失敗したらしいものです。

↑ 群生したら可愛らしいのにね。

↓ 御存じタンポポ。

たまにはシンプルにタンポポにも目を向けてみようっと。

以下お馴染みシリーズ。

あっでも名前、何だっけ ?

下のは山吹で良いのですよね。

似ているけれど山吹ではない花。 ↓

ハナニラ。

家庭菜園になっている畑から道にはみ出してしまったのね。

と、写真を撮ってから頭をあげて気が付きました。

ずっとずっと綺麗な菜園だったところが荒れた空き地になっていたのです。

この菜園は農作物もあったけれど、どちらかと言うと様々な花が咲き乱れていた美しい場所だったのです。

考えてみれば、数年この道を歩いてなかったかもしれません。

ああ、ここに咲いていた可愛いヒマワリをたくさんもらった事があったのに。

その花をくれた人は元気かしら。

懐かしい日々が蘇ります。

だけど・・・

菜園の名残りの奥の方には花が咲き乱れていたのです。

そう。

トップ画像はここの画像です。

菜の花に大根の花。ハナニラに植えっぱなしだった球根から綺麗な花を咲かせたチューリップ。

「君たち、凄く綺麗だね。」と私は思いながらも、

何か、それらの素朴な花たちから微かに笑われているような気がしてしまったのでした。

 

家に帰って、夕方、テレビで再放送だったのだと思いますが、バス旅の何かの番組で「鋸山」が映し出されていました。

「鋸山、懐かしいな。愛子さんも元気だったのよ。」と、私はキッチンの入口に立って、そう夫に話しかけました。

その時の記事は→鋸山にも行ったのです♡

すると夜、食事をしながら見た『ブラタモリ』では法隆寺が取り上げられていました。

その時の記事は→柿食えば―奈良日記2

「懐かしいな、法隆寺。今日は亡くなった人と出掛けた所ばかりがテレビに映って、なんだかしみじみとしちゃうな。」と私が言うと、夫が不思議そうな顔をして、

「法隆寺に誰と行ったというんだ。」と聞くのです。

「あらやだ。お父さんとよ。家族で(実家の)奈良に行った時に行ったのよ。」

と私は言いました。

一体他に誰と行くというのじゃ。

 

だけど散歩に行っても過去の楽しい日々が思い出され、テレビを見てもまた同じ。

いつもと言うわけではありませんが、こんなにも過去の日々が楽しく懐かしく想われるのは、今と言う時に不満や不安があるからだと思います。

「奈良は良いよね。何回でも行きたいわ。今度一緒にならに行く ?」

「だけど奈良に行って一泊じゃな。」

「一泊だって結構楽しいわよ。のんびりとは程遠いけれど。」

「猫がいるしな。一泊じゃないとな。」

「確かに一泊じゃ勿体ないかも。じゃ、あなたは猫たちのために急いで帰って、私は一人でもう一泊して大阪に行こうかな。」

「おい!!」

などと、コロナ殿にご退散願わねば叶わない未来の楽しい会話になって気持ちも少々復活しました。

 

が、その日の夜遅く

変更された仕事のシフトが流れてきました。

元々、あまりお仕事時間は多くはないのです。

それでも4月後半のバイト部分は5分の1になってしまいました。

 

もしもコロナ殿が摂りつく相手がいなくなりシュワシュワと消えて頂いても、コロナが消えても入るべきお金も消えているので、5月も引き続き、私はイイコで家でじっとしていると思います。

私の家で起きていることは、多くの家でも起きる事ですよね。

何が、「現金を渡しても貯蓄されてもなぁ」とほざいていた人がいたでしょう。

大金を持っている人だけが経済を動かしているわけではないのですよ。

コロナ以外で日本が死んでいくような気がします。

 

ああ、あの頃私はさぁ・・・・・

って、振出しに戻る。

 

と言うわけで、今日も一人でお散歩して来ましょう。

 


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