森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ポーの一族「秘密の花園」Vol.8

2021-07-06 01:18:19 | 漫画・マンガ・まんが

上の画像はとりあえずの「オオアラセイトウ」です。画像の一部を切り取って拡大したのでボケています。

俗に言う、「大根の花」ですね。

作中にも名前の出てくる「浜大根」は、大根が野生化したもので「大根の花」と呼ばれている「オオアラセイトウ」とは別の花です。両方とも画像をお借りしたい誘惑にかられましたが、そこはぐっと我慢して自分の持っているボケた画像を載せました。

大根の野生化と言うので、キッチンで育てた大根の花の画像で良ければ

 こんなのがありますけれど。

 

綺麗な画像をご覧になりたい方は、「オオアラセイトウ」とか「浜大根」とかで検索していただければ、双方の綺麗な画像が見られると言うものです。

検索すると「大根」と言う言葉が乱れ飛ぶので混乱しますが、マルコの言ったラデッシュもブラザーの言った浜大根も違くて、それをケイトリンが教えてくれたのでした。

いずれにしても、春の庭でエドガーは見事な紫の花の中に佇んでいたのですね。

 

ところで、前回の感想が遅れたのは、本の発売日を忘れて遅れて買ったからなのですが、今回は発売日の28日は出掛けていたので、わざと遅れて注文しようとしたのです。ところが計画通りにはいきませんでした。遅れて注文したら、送料無料のprime品は売り切れていたのです。新品でも送料がかかってお高く買うのは嫌なので、3日の土曜日に本屋さんに行ってみたら、1冊もなかったのです。吃驚です !!

そこには明らかに私たちの年代はターゲットではない、近々公開される映画の原作漫画が掲載されている雑誌がズラーっと並んでいました。(レモンとかソーダとか言うやつ)

それにしたって1冊もないとは・・・・。

と、思いつつ、チラリと横を見ると、若い女性が「ミステリと言う勿れ」の単行本を何冊も手に取ってレジに持って行く所でした。

今度ドラマ化されるのですものね。

こういう事も、売り切れの一因なのかしら。

何とはなしに、世の中の風を感じた本屋さんでの一幕でした。

 

しかし、じゃあどうすると言う話になって、いえ、自分自身と話しているわけですが、候補として、1話飛ばすかという案も出ましたが、結果からいうと今回は飛ばしちゃダメでしたよね。

で、とうとうKindle デビューしちゃいました。

小さな世界で漫画を読むことが嫌だったのですが、読んでみたら意外と快適でした。

(ちょっとこの快適さが怖いです。)

 

《以下はネタバレしています。》

 

フォルテ、可哀想でしたね。

きっとフォルテは、ずっと小屋で寝ているものが気になっていたのでしょうね。不審で危ない何かにしか思えなかったのでしょう。それで子供たちをいざなったし、アランがポーラの腕をつかんだ時、躊躇なく飛びかかり首を狙って攻撃したのは、理性ない魔物と判断したからなのだと思いました。

そんなフォルテの死を悼む、エドガーの1シーンは印象的でした。

覚醒し血まみれになってしまったアランを連れて、エドガーは館を去ります。

そんなエドガーたちを助けてくれたのは、ケイトリンでした。

かつてエドガーとメリーベルは、ポーの村で犠牲になる人間を助けていました。彼女もその一人だったのでしょう。

だけど彼女の話は悲惨でしたね。

30も歳が離れた男と結婚させられて、毎日夫と息子たちに殴られて、そして生まれた娘たちは、夫か息子のどちらの子か分からなかった・・・・・。

そしてまたポーの村に戻り、24歳で人間を止めたケイトリン。

止めたくもなりますよね。

パトリシアの描かれ方も、ただ華やかに美しいだけの女性には描かれませんでした。

深く何かを、しみじみと考えさせられるなと思います。

 

アランの覚醒からフォルテの死、妹の気絶、すべてを目撃していたポールは、このことを誰かに話したら妹は死ぬとエドガーに脅され、徐々におかしくなってしまいます。

だけどアーサーに優しく、エドガーたちの秘密を打ち明けられて、気持ちを持ち直すのでした。

そしてアーサーとパトリシアの恋は、静かに哀しく終わりを告げます。

アーサーは咳込み、病気のフラグが。

なんたって彼の記録上の死は、ランプトンの最後の絵から3か月後の8月なのですから。

 

だけど次回は10月号 !

 

欄外の「花だより」に「この年にしてデジタルに挑戦、」と書いてありましたね。

やはりいくつになっても挑戦する事は、大切な事だと思いました。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【近未来二番館のお知らせ】... | トップ | 「龍王峡ハイク」その3 白岩... »
最新の画像もっと見る

漫画・マンガ・まんが」カテゴリの最新記事