中学三年生のテキストに、
「コンビニエンスストアが大きく飛躍した。」と言う、今の時代の説明にこんな一文がありました。
「本当ね。街の中にコンビニがあっちにもこっちにもあるのが今は当然よね。」
そう言ってから、ふと
「昔、『セ×ンイレ×ン』が出来た時、『なんて、画期的なんだろう !!』って感激したなぁ。」と付け加えました。
不思議そうな顔をする中学生・・・・・。
「あっ、だからそれはね、その頃のお店って、6時とか7時に閉まっちゃったのよ。だからその後開いているお店が開出来たなんて助かるじゃない。」
「なるほど。確かに。」と少年は応えました。でも私は彼の反応の何かが気に入らなかったのです。
それで言いました。
「『セ×ンイレ×ン』ってなんでそう言う名前になったのか知ってる ?」
少年は、驚いたような顔をして首を振りました。そんな事を考えた事もなかったのだと思います。
私だって、「ロー×ン」や「ファ×リーマート」が、何でその名前になったのかなんて知りません。
どうも「ロー×ン」は人の名前から来ているみたいですね。
「それはね、朝の7時から夜の11時まで営業していたからよ。」と私が言うと、少年は納得したように頷いたのでした。24時間営業が当たり前になってから生まれてきた彼らにとって、私が語る話は雑学ではあるけれど、既に歴史の一部になっているのだと感じました。
もちろんそう感じたのは、コンビニの話だけからではありません。
私たちが眺めていた風景が、今の子供たちには既に歴史・・・・。
だから時間が許す限りでありますが、私は語り部であっても良いのかなと思うのです。
私たちが見てきた風景を語る人・・・・。
また歴史の教科書はどんどん分厚くなっていく宿命があると思いますが、その宿命を断ち切るために、書き込む言葉を削除すると言う選択を取っていくのでしょう。
それは私たちが知っていて当たり前の事を、知らない子供たちも出てくるって事なのかも知れませんね。
そしてこの先の未来の教科書には、今の時代はどのように書きこまれて行くのでしょう。
この疫病については書かれても、「アベノマスク」も「Go to キャンペーン」の事も書かれないのではと思います。(確かな事ではないですが)
今と言う時代をちゃんと見ていくと言う事も、大切なことかもしれませんね。
(近所、時々自宅で子供たちの勉強のお手伝いする仕事をしています。)
以下は、6日の日のお散歩の風景です。
残暑お見舞い申し上げます(*^-^*)
お元気そうで何よりです。本当に暑いですね!
私が最近驚いたことといえば、今担当してる学生が御巣鷹山の日航機墜落事故を知らなかったことです。
「本当に知らない?」と聞いたら、なんとなく、聞いたことはある、と言ってましたが・・・・
とても寂しい気持ちになりました。大変な事故だったのに・・・
そうですね、まさに歴史の中に生きている日々ですね。いろんなことをしっかりと見ておかなくては、と、思います。
まだまだ暑さが続くようですが、
どうぞお体に気を付けて、お過ごしくださいね。
そしてそれがアメリカが発祥の地で、その歴史もかなり古くからと言うのにも驚きましたが、私もそのホームスティの少年のように、言ってしまいそうです。
「あっ、アメリカにもあるんだ~♡」って。(笑)
そしてなんだかホッとするような気持ちになって、用もないのに入ってしまいそうです(^_^;)
やっと梅雨が明けて、暑くて何よりなどとも思うのですが、それでも熱中症で亡くなった方の事を思うと、そんな事は言ってはいけない事なんだなと、また強く思います。毎日コロナに怯えているわけですが、熱中症で亡くなった方の数字を考えると、本当に胸が痛いです。
ひとつの事だけに気を取られずに「油断大敵」と肝に銘じていきたいなと、思う今日この頃です。
私も昨日、「御巣鷹山の日航機墜落事故」のニュースを見ていて、昨年だったか一昨年だったかに、やはり知らないと言った子供に熱く語った事を思い出していました。
風化させてはいけない事をどんなふうに伝えていくかと考えていくのも、大人の使命なのかも知れませんね。
でももうちょっと、イギリス王室のスキャンダルなんかどうでも良いから、マスコミには頑張って欲しいかなと思います。
ヤマザキさんも、暑さに負けないでくださいね。
「帰るから。」の電話を受けて、お味噌汁を温めてくれる女の子がいるのって、羨ましいなと、この前ちょっと思ってしまいました♡