Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭のミズヒキ(2)~種はヒッツキ虫に

2020-10-18 | 山野草

庭に自然に生えてきたミズヒキ
紅白の小花を着けた花穂は、日本人の心を惹きつけ、
茶花としても利用されてきました。
 
花後の種はヒッツキ虫となります。
 

 
 
授粉の手伝いをしたでしょうか、小さな蟻さん、
 
 

 
授粉後は雌しべの柱頭が2つに裂け、
ガクが閉じても、長く突き出します。 
 

 

 
9月末、花がほぼ終わり、種が出来ます。 
 

 
10月初め、ガクが閉じた姿は、蕾の時と同じような形で、
中に長さ2mmほどの種子が1個できます。 
 

 

 
自宅北側の塀際で、たくさんの種を着けたミズヒキです。 
 

 
自宅南側の塀際でも、 
 

 
自宅東側、池の脇でも、 
 

 
10月中旬には種が熟し、鈎状に突き出た雌しべの先が、
動物の毛などに引っかかって、種が遠くに運ばれる仕組み、
俗にいうヒッツキ虫の1種です。
 

 
庭を歩くたびにシャツやズボンについて、
家の中にも種が蒔かれてしまいます。
 
先日、全ての花穂を切除しましたが、
それでもこぼれ種が撒かれてしまいます。

コメント
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