8/29 中央区の保健医療福祉の方向性を決める委員会が開催された。
4つの部会に分かれて、検討されている。
そのひとつ「子育て専門部会」
以下、その概要をご報告です。
出た話題の羅列になっており、
見難いですが、どんな感じで、
分析されているか伝われば幸いです。
⇒は、小坂の考え。
****以下、概要****
第2回 子育て専門部会
議題 Ⅰ 都心区での子育て環境
Ⅱ 区の施設サービスの方向性
<検討の視点>
Ⅰ 都心区での子育て環境
①育児の孤立化
②ボランティアの育成
③子どもの生きる力や福祉の心
Ⅱ 区の施設サービスの方向性
①子どものための施設サービスのあり方
I-①育児の孤立化
<背景>
近年の少子化が進む中、区の現状は子どもの増加が著しい。
一年で1,145人出生(平成19年)、10年前の倍の人数である。
合計特殊出生率は、国全体で1.32である。
区は、1.32に満たないものの1.02、13年ぶりに1.0を超える。
孤立を防ぐには?案
)赤ちゃん天国(1歳から3歳までの子を持つ親子の交流の場)
区内5箇所にある赤ちゃん天国の活用を促すためのPRの強化を図る。
赤ちゃん天国へ「行かない人がいる、本当に困っている人が出てこない」のではないか。
リピーターは多いが新規をどう増やすか
)「赤ちゃん110番」など気軽に育児相談できる窓口がるとよい。
電話が、赤ちゃん天国への連絡口(導き)となれば望ましい。
)新生児訪問 出生28日~2ヶ月まで 訪問率45%
)『ママとベビーのはじめて教室』
育児不安を抱えてる親(アンケート用紙によるスクリーニングにより判定)や新生児訪問を利用しない人に案内
)4ヶ月健診 受診率95%
)お試し券、お得チケットを作ってみてはどうか。
)声かけ
行政より地域の民生委員が声掛けをすればいい。
現状、高層住人にとって区のお知らせよりは、マンションのお知らせの方を重視している。
自治会や管理組合とタイアップできないか。
)定期健診の場
定期健診の場を出会いの場とし、子育ての悩みを気楽に相談できる機会にできないか。
)インターネット
PRに関し紙面では、効果ない。今の時代はインターネットがらの情報。
⇒「育児の孤立」の解消は大事な話題。その解消のために、多様なサービス、機会を利用できるようにすることと、その存在をうまく伝えていくことが重要。
もうひとつ、有効だと思われるのは、生まれる前からの「産前訪問」。イメージをもっておくと、心の準備ができるし、産前訪問⇒新生児訪問とつながりやすい。実施している区の状況を調査するべき。
Ⅰー②ボランティアの育成
*ボランティアの障壁
名称自体に色がついていないか。うさんくさく感じる人も中にはいる。
*仕事を引退した人に対し、「生きがい探し」としても響かない。
「能力をお貸しください」「助けてください」の気持ちで伝えていく。
*住吉祭りのパワーのようなものがあれば。
*どれだけ父親を取り込めるか。
「おやじの会」の発足、発展しており、運動会の手伝い、もちつき大会企画へ。
弱点は、平日・日中は難しい。
*行政は、ボランティアの受入をしっかりシステム化し、受け皿をもちながら、能力を助けてくださいという姿勢が必要である。
⇒ボランティアは、自主的なもの。実際、自主的に行いたいという思いを持った方がいらっしゃった場合の、受け入れ態勢の整備が重要。
ボランティア活動整備のための、地域協働推進会議との連携で、環境整備をしていく必要がある。
Ⅰー③子どもの生きる力や福祉のこころ
*福祉のこころ? 真っ当に育てば福祉的な心になれる。個別政策でいう必要性に疑問である。
*「親力」の強化が必要である。
*保育園の障がい児の受入れに関してどのようか。
門は閉ざしていない、年齢制限・人数制限を取り受け入れており、1クラス3名のところもある。心理士も配置。
*学校では、先生方の対応の仕方、技術、それを実際行う姿を子ども達が見て覚える。
*時代背景として、以前は特別学級など「見えない」から、今は「一緒のクラスに」。
分離より自然な形で融合が望ましい。
ただ触れ合えばいいのではく、専門の先生の意見を聞きながら、障がいのある子ども達にプラスになることを考えることが大切。
⇒子どもの心が育つのは、結局、親の後ろ姿。生きる力は、自然の中での体験から得るものが多いのではないだろうか。
Ⅰ-①子どものための施設サービスのあり方
*現状を分析して
1、メニューは揃っている
2、親の言うなり、希望通りでよいか
3、親力の強化になってるか
4、子どもにとって、そのサービスはどうか
*例えば、保育園の保護者会の義務化が、親力の向上に役立ったという実体験の報告が出た。
⇒サービスは、あればあるだけいいというものでもない。子どもの視線でサービスがつくられているか吟味する必要がある。
<まとめ>
*子育てをどう考えるか、子どもをみて親が気づく、気づかされる。そして成長する。これをどう組み立てるか。
*「子育て」とは、子どもを育てるのではない。子どもは、育っていく。育っていく子に、まわりはどう関わるか。
以上
4つの部会に分かれて、検討されている。
そのひとつ「子育て専門部会」
以下、その概要をご報告です。
出た話題の羅列になっており、
見難いですが、どんな感じで、
分析されているか伝われば幸いです。
⇒は、小坂の考え。
****以下、概要****
第2回 子育て専門部会
議題 Ⅰ 都心区での子育て環境
Ⅱ 区の施設サービスの方向性
<検討の視点>
Ⅰ 都心区での子育て環境
①育児の孤立化
②ボランティアの育成
③子どもの生きる力や福祉の心
Ⅱ 区の施設サービスの方向性
①子どものための施設サービスのあり方
I-①育児の孤立化
<背景>
近年の少子化が進む中、区の現状は子どもの増加が著しい。
一年で1,145人出生(平成19年)、10年前の倍の人数である。
合計特殊出生率は、国全体で1.32である。
区は、1.32に満たないものの1.02、13年ぶりに1.0を超える。
孤立を防ぐには?案
)赤ちゃん天国(1歳から3歳までの子を持つ親子の交流の場)
区内5箇所にある赤ちゃん天国の活用を促すためのPRの強化を図る。
赤ちゃん天国へ「行かない人がいる、本当に困っている人が出てこない」のではないか。
リピーターは多いが新規をどう増やすか
)「赤ちゃん110番」など気軽に育児相談できる窓口がるとよい。
電話が、赤ちゃん天国への連絡口(導き)となれば望ましい。
)新生児訪問 出生28日~2ヶ月まで 訪問率45%
)『ママとベビーのはじめて教室』
育児不安を抱えてる親(アンケート用紙によるスクリーニングにより判定)や新生児訪問を利用しない人に案内
)4ヶ月健診 受診率95%
)お試し券、お得チケットを作ってみてはどうか。
)声かけ
行政より地域の民生委員が声掛けをすればいい。
現状、高層住人にとって区のお知らせよりは、マンションのお知らせの方を重視している。
自治会や管理組合とタイアップできないか。
)定期健診の場
定期健診の場を出会いの場とし、子育ての悩みを気楽に相談できる機会にできないか。
)インターネット
PRに関し紙面では、効果ない。今の時代はインターネットがらの情報。
⇒「育児の孤立」の解消は大事な話題。その解消のために、多様なサービス、機会を利用できるようにすることと、その存在をうまく伝えていくことが重要。
もうひとつ、有効だと思われるのは、生まれる前からの「産前訪問」。イメージをもっておくと、心の準備ができるし、産前訪問⇒新生児訪問とつながりやすい。実施している区の状況を調査するべき。
Ⅰー②ボランティアの育成
*ボランティアの障壁
名称自体に色がついていないか。うさんくさく感じる人も中にはいる。
*仕事を引退した人に対し、「生きがい探し」としても響かない。
「能力をお貸しください」「助けてください」の気持ちで伝えていく。
*住吉祭りのパワーのようなものがあれば。
*どれだけ父親を取り込めるか。
「おやじの会」の発足、発展しており、運動会の手伝い、もちつき大会企画へ。
弱点は、平日・日中は難しい。
*行政は、ボランティアの受入をしっかりシステム化し、受け皿をもちながら、能力を助けてくださいという姿勢が必要である。
⇒ボランティアは、自主的なもの。実際、自主的に行いたいという思いを持った方がいらっしゃった場合の、受け入れ態勢の整備が重要。
ボランティア活動整備のための、地域協働推進会議との連携で、環境整備をしていく必要がある。
Ⅰー③子どもの生きる力や福祉のこころ
*福祉のこころ? 真っ当に育てば福祉的な心になれる。個別政策でいう必要性に疑問である。
*「親力」の強化が必要である。
*保育園の障がい児の受入れに関してどのようか。
門は閉ざしていない、年齢制限・人数制限を取り受け入れており、1クラス3名のところもある。心理士も配置。
*学校では、先生方の対応の仕方、技術、それを実際行う姿を子ども達が見て覚える。
*時代背景として、以前は特別学級など「見えない」から、今は「一緒のクラスに」。
分離より自然な形で融合が望ましい。
ただ触れ合えばいいのではく、専門の先生の意見を聞きながら、障がいのある子ども達にプラスになることを考えることが大切。
⇒子どもの心が育つのは、結局、親の後ろ姿。生きる力は、自然の中での体験から得るものが多いのではないだろうか。
Ⅰ-①子どものための施設サービスのあり方
*現状を分析して
1、メニューは揃っている
2、親の言うなり、希望通りでよいか
3、親力の強化になってるか
4、子どもにとって、そのサービスはどうか
*例えば、保育園の保護者会の義務化が、親力の向上に役立ったという実体験の報告が出た。
⇒サービスは、あればあるだけいいというものでもない。子どもの視線でサービスがつくられているか吟味する必要がある。
<まとめ>
*子育てをどう考えるか、子どもをみて親が気づく、気づかされる。そして成長する。これをどう組み立てるか。
*「子育て」とは、子どもを育てるのではない。子どもは、育っていく。育っていく子に、まわりはどう関わるか。
以上