「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

「月島まちづくりを考える会」の皆様との意見交換

2008-09-17 09:28:34 | 街づくり
 昨日9/16、午後8時から2時間ばかり、「月島まちづくりを考える会」の皆様と意見交換会を持ちました。

 9/10の環境建設委員会での同会から出された請願『まちづくりの有り方及び月島一丁目地区計画変更、同3,4,5番地区計画決定、都市計画変更、市街地再開発事業計画に関して再検討の請願』が、不採択になったことを受けての意見交換会でした。

 同会の方々が「審議不十分」、「まともな意見が出されることなく請願が不採択となった」と受け止められている中、環境建設委員会の委員であり、9/10の環境建設委員会の審議の場にいたひとりとして、私自身大いに反省させられるとともに、では、今後、区議として、どのようなことがなしうるかを、考えました。

 一番、重く受け止めるべきことは、区政への信頼感をなくす形の環境建設委員会となったことです。こんなことでは、結局、政治は変わりません。
 政治が変わらないと、また、同様に合意形成のなきまま再開発が進められるようなことにより不幸な思いをする地域住民が出るということになります。
 区政への信頼感、これだけは失われないように、精一杯の努力をしていかねばならないと思っています。

 住民の信頼を裏切る形になった事柄の、もうひとつのこととして、都市計画原案の段階で「周辺住民と準備組合の話し合いをすること」の指摘があったにもかかわらず、行政側のなんの努力もなく、都市計画案が、都市計画原案とまったく同じ形で出されかつ、請願も不採択となったということです。
 「月島まちづくりを考える会」の一人の方から意見されましたが、今から話し合いをたとえ持ったとしても、都市計画原案の段階、請願審議中の段階での話し合いと質的に大きく異なってくるとのことで、同感です。
 同感でありながら、それを実現できなかったのは、努力が足りませんでした。

 意見交換会を受けて、今後私が取らねばならないと考える行動を書きます。

①第三回定例会、決算特別委員会に向けて
おそらく、8/24定例会初日に請願について採決
本会議一般質問、共に請願紹介議員となった議員の一般質問あり。決算特別委員会で、小坂は質問予定。

②中央区都市計画審議会
(湊二丁目東地区の都市計画は11月に都市計画審議会を開催し、都市計画決定・告示予定)
)準備組合との話し合い・意見交換
都市計画審議会までに、周辺住民と準備組合との話し合い、意見交換をもつ
)都市計画案の問題点に対しての区の説明
天空率、公共の広場、病院の地域貢献機能の充実の説明を得る
)都市計画審議会委員への情報提供
)都市計画審議会の傍聴席の拡充、音声傍聴席の確保

③具体的な施設計画を進める中での、すり合わせ
)周囲への負荷の小さい施設計画、公共貢献の大きな施設計画、風害対策を施した施設計画となるように要望していく
)工事計画が、周辺住民にできるだけ負担にならないものとなるようにすること、かつきちんと周辺住民に工事計画を説明をすることを要望していく

④まちづくり協議会改革
前のブログで、改善すべき点の各論は記載。

⑤住民の意志を反映、尊重し、合意形成のもと行われるまちづくりとなるような制度研究(まちづくり条例)

以上、

 

 
 

 

 
 

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