第三回定例会 第三日目 一般質問
民主党区民クラブ(一人)、友愛中央(一人)、かけはし(一人)
三人から、約3時間半(含む、休憩)の質問がなされました。
今日の一般質問も、非常に勉強させていただきました。
昨日の5人からの一般質問とあわせ、
合計8人から出された課題を、
決算特別委員会で、議論されるカテゴリー(Ⅰ歳入~ⅩⅠ老健/介護会計)で分けながら、まとめてみます。(議論されていない場合、カテゴリーは、空欄。)
課題は、順不同です。
昨日のブログに今日の内容の付け足しとなっています。
約8時間半にわたる質疑(含む、休憩時間)のまとめゆえ、細部までかけていない点、私自身の目からの課題抽出故もれた事項がある可能性、紙ベースの資料なしで聞いたことのみから書いているため(読み返しができない)、発言者の意図したこととニュアンスの違いが出る可能性がありますが、その点はどうかご容赦願います。
Ⅰ歳入
Ⅱ議会費
Ⅲ総務費
①社会教育会館の指定管理者制度導入
再指定の規定は?
回答:規定はない、引継ぎをすることの規定はある
社会教育会館の社会教育、生涯教育の拠点の意義は、指定管理者を入れることでうすれないか?
回答:単なる貸館ではない。講座の運営、社会教育の向上、クラブの活動支援を行う重要な機能を果たさねばならない
区民カレッジ運営は?
回答:生涯学習向上のため、三年単位で体系化している。指定管理者では無理であり、区が管理運営する。
②防災
住宅の耐震対策、設備対策
回答:耐震診断は、木造14件の相談で、12件実施。
備蓄倉庫は、市街地開発指導要綱に規定があり、それに従い住民用28件、周辺住民用5件設定を行った。
今後も、助成や市街地開発指導要綱の指導で、進めていく
エレベーター内閉じ込め対策は?
回答:地震時最寄の階に貯まる装置をもつエレベーター設置をつけるように指導していく。
整備の助成も開始。
ケーブル回線を用いた緊急地震速報サービスの導入
回答:9月に学校整備済み
それ以上の広がりは、インターネット、安価なラジオ、携帯電話機能など、その他のサービスの充実を見ながら検討
帰宅困難者対策
回答:企業の帰宅困難者は、企業で対応。逆に帰宅困難者を支援する方に回れるような連携をしていく。
買物や観光客の帰宅困難者は、劇場・ホテルを一時的に借りて対応できるようにする
防災拠点での夜間訓練、避難所宿泊訓練
回答:訓練のメニューとして提案していく
行政と地域防災拠点の連携
回答:周辺に住む職員は、災害時中央区や活動拠点に駆けつけるような活動マニュアルをつくり、実地講習を行っている
③豪雨、浸水被害
情報伝達、救助体制は?
回答:各施設で地下避難計画を整備している
浸水時、水防本部を設置、防災無線やFMで情報提供。消防署と連携し情報を得る
ハザードマップは、平成16年9月のもの
回答:計画修正中
隅田川は、大丈夫か?
回答:急激な水面上昇はない。防災無線や広報車などで呼びかける。
地下道路は大丈夫か?
回答:昭和通り、高速1号線は、地下であるが、雨水をポンプ排水するから灌水はない。(当局に問い合わせて)。区道は、平坦で、下水道も整備済みで、灌水は問題はほとんどない。
9/8荒川氾濫で3500人死亡の推定が出たが
回答:1000年に一度の氾濫。荒川右岸の決壊。被害は中央区も重大なものになるであろう。詳細な広報はないが、分かれば防災会議で検討する。
④平和事業
充実は?
回答:3月に23区始めてのバーチャルミュージアムをインターネット上で開設。
巡回平和展も実施していく。
修学旅行では広島を
回答:平和学習をテーマに中学2校が広島へ行った。伝統文化をテーマに2校は京都奈良へ行った。学校活動を通じ平和学習をしていく。
⑤ワークライフバランス
さらなる取組みを
回答:2008年3月男女共同参画行動計画を策定、重要課題としてセミナーなど開き、意識啓発していく。事業所へも認定制度もいれ、取組みを周知し、さらに普及させていく。
ホームページも充実させていく。
⑥女性管理職
2020年までに30%に増やす政府方針があるが
回答:今年度23%。平成24年係長級を30%するように取り組む
⑦男性の育児休業
回答:平成17年3月「特定事業主行動計画」策定。区では、助成の育児休業は、平成18年、19年と100%取得。男性は1名取得中。
人事考課材料までは無理だが、働きかけはする。
Ⅳ地域振興費
①原油高
貧困生活苦
回答:8月融資の応援事業を創設
危機的な経済情勢に対して
回答:8月の緊急融資に550件の相談があり、中小企業の厳しい状況を反映している。国や都を待つことなく、7項目の対策を発表。
②多重債務者への取組みを
取組みは
回答:昨年50件対応。弁護士、司法書士、法テラスを利用。弁護士よりその保護結果を得る予定。
③文化に香る都市を創造
取組みは
回答:11/2丸ごとミュージアムを切り口に、中央区の文化の魅力を一体的に発信。プロデユースチームでさらなる連携を検討。
Ⅴ民生費
①保育所待機児童
さらなる充実を
回答:現在、京橋41、日本橋74、月島114の計229。五年後は、20%増。
新設や増員で、受け入れ定員206名増。勝どき一丁目に認定子ども園開設で定員70名。晴海3丁目でも保育園新設協議中。平成23年度待機児童0を目指す。
選考基準見直しは?
回答:同一点数なら、区の在住期間や同一保育園への兄弟がいることで加算あり。基準の見直しは行っていく。
家庭福祉員制度拡充は?
回答:20区で実施の制度。課題として、外遊びを増やすこと、相談体制の強化、認可保育園との協力体制の充実がある。
②緊急一時保育の拡充を
回答:昨年は、4件利用あり。育児支援ヘルパー、ファミリーサポート利用なども含め、個々に対応していく。内容充実させていく。ファミリーサポートと同額の、時間800円であるが、利用料は声を聞いて検討していく。
③ひとり親家庭への支援
保育園への優先入所、家賃補助、職業訓練、相談体制の充実(平日5時以降の時間を週に一日でも、土日も)、病児保育など充実を
回答:*経済的支援として、手当て、医療費助成、資金貸し付けを行っている。*ホームヘルパーなどの技能資格取得の講座開催、*レクリエーション、*相談指導、*保育園入所の優遇、*8月から都による生活安定のための事業 などを行っている。今後も保育所の内容の充実などを行っていく。
④少子化対策
第3子以上で手当て増額を、タクシー券や買物券よりも分娩費用負担を(区内で出産できるように)。
回答:児童手当を中学までしている。増額は検討。妊娠時のタクシー券や買物券の制度を維持する。
Ⅵ衛生費
①新型インフルエンザ
行動計画は
回答:平成19年7月行動計画策定 11月訓練実施
相談電話の電話回線は
回答:10回線設置し、マニュアルを整備し、職員を配置する
事業継続計画は
回答:国、都の動向をみる
発熱センター設置、発熱外来設置、病院機能継続、慢性疾患の外来受診などは?
回答:医師会と検討する
ワクチンや抗インフルエンザ薬は
回答:区への割り当てや財源が示されていない。国の動向を見る。
住民への周知は
回答:区のお知らせ、ホームページ、町会・自治会へのチラシ、健康祭り、講演会で啓発していく
Ⅶ土木建築費
①コミュニティ・バス
スクールバス機能を備えることが出来るか?子どもへの安全確保は?
回答:添乗員をつける
日本橋北部へのルートは?高齢者施設へのルートは?
回答:第二回検討会で検討
月島では、幹線道路を走っている
回答:橋と一方通行の制約ゆえのこと。検討する
地域との協働の考え方を
回答:パブリックコメントで反映
年間4300万円の補填?
回答:交通不便地の解消、公共施設の利便性を上げるためのバス。
PRに努力する
②河川テラスのスロープ設置
月島や勝どき地区は?
回答:現状では、設置無理。スーパー堤防設置の機会をとらえ積極的に導入。
勝どきは、都へ働きかけをしていく。
③緑化推進の強化
強化を
回答:*東京マラソンコースの街路樹増、*石川島公園、勝どきの公園の整備*緑化指導の強化の都の3つの動向と歩調を合わせ推進。「花と緑の街推進要綱」で具体的に緑化の方向性を示し、「緑化パンフ」を作成する。
屋上緑化
回答:平成6年の「花と緑のまちづくり」の指針で屋上緑化の助成を開始。平成19年末で、59件2700㎡。さらに平成20年4月要綱を変えて、助成200万円、管理年間10万円へ。住宅も。23区トップの助成の体制。
苗木即売会でも緑化相談をし、促進していく。
校庭芝生化
回答:狭隘、多目的使用、4週間の養生、日常の刈り込み。校庭はむかない。屋上の芝生化などを行う。
④大江戸線勝どき駅周辺の混雑
地下コンコースをトリトンに向けて無理か
回答:朝潮運河をくぐらせる部分の経費が莫大
駅の混雑は、都の交通局に要望をだし、検討会を設けている。
整備費の企業負担は
回答:時差通勤の協力、バスを運営した時の費用負担などの指導を行う
⑤朝潮運河の架橋
住民への説明は?
回答:地質調査、測量、設計の段階。混雑緩和、避難路の創設で創設。町会、運河を考える会、関係住民に説明中。今後も、必要性の説明をしていく。設計では、騒音やプライバシーに配慮したものとしていく。同時に電柱の埋没、カラー舗装など歩行環境の整備も行う。
⑥区営住宅は
増設は
回答:1021戸あり。平成19年7月、70戸建てた。
⑦温暖化
中央区環境行動計画は
回答:2008年3月策定し、今後10年間の行動計画。
太陽光発電
回答:平成21年度国・都の助成予定。連携する。
生ゴミの資源化
回答:重要。事業系高層ビルの24.9%(平成18年)実施。
家庭での取組みを検討。
自転車
回答:通行帯では、新大橋通り、昭和通の都の整備。都へ働きかける。駅周辺の駐輪場整備を検討。
共同集配
回答:荷捌き場の環境悪化も。大手町・丸の内・有楽町の取組みを研究する。
大規模開発は、いかがなものか
回答:100㎡以上の開発で、環境行動計画提出を事業者に求めている。
晴海の開発では、意見書を都へ提出している。
都の環境アセスメントは、将来を想定していない。
マンションの壁面緑化・屋上緑化、断熱材使用、省エネで対応。
6/9「福田ビジョン」達成は、可能か。
回答:経済、コミュニティ、ライフスタイルを変えることができるかどうかにかかっている。
雨水利用は?
回答:昭和62年より導入。保健所やスポーツセンターなど17箇所でトイレなどに利用。民間の環境計画書提出時設置を指導。中央区も新設のものに導入していく。
電気自動車
回答:庁車もかつては導入。だが、馬力なし。現在CNG。2009年には新車発売という。普及やスタンド設置をみて、再導入を検討。
⑧築地市場移転問題
全員協議会での都の対応
回答:種地提供の事実を忘れ、専門家会議の説明に終始し、開設者の主体性が感じられずに遺憾
技術会議公開を
回答:会の中立性を保つため非公開。公平・公正のため、最終的にすべて公開すべき。
現在地再整備で今こそ、行動を
回答:都議会、国会の動向を踏まえ、都から説明を受け、地元や「あたらしい築地をつくる会」と相談し方針を決定。
⑨再開発を含めた、まちづくりのありかたについて
まちづくり協議会はどうあるべきか
回答:町会・商工業関係者の地域の代表と区との意見交換の場である。地域特性にあわせて議論。区内12地域に分けて配置。分会や分科会も置く。あり方を工夫していく。
⑩「都市再生」事業のあり方
大規模な計画によるメリット、デメリットは?対策は?
回答:メリットは、面的な防災機能向上や地域の課題解決。営みを継続しながら可能。広場や緑を取りいれ、機能や利便性の向上。
デメリットは、大規模で風害や日影など周辺に影響出る。
対策として、きめこまやかに、柔軟な対応をする。法令や基準のみならず、配置を工夫するように積極的に指導。進捗状況に応じ、地域住民の説明の場を設ける。
住宅マスタープランでは、「住民主体のまちづくり支援」としているが、実態は、準備組合に偏った対応ではないか。
回答:まちづくりには、一定のプロセスがあり、進捗により対象が変わる。
今までも、住民主体で銀座ルールや、トリトン、ムーンアイランド、トルナーレを作ってきた。
月島一丁目3・4・5番地再開発事業は、近隣住環境、景観、建設後の防災安全面への影響に疑問が残るが
回答:再開発に定める運用基準にあっている。
街並みを壊さぬように低層階の高さを周辺と調和の取れるようにする、風対策、植栽、西側建物への影響を考え、配置、高さに工夫を加えた配慮をした。具体化で影響を低減できるように準備組合を積極的に指導していく
事業ごとに公共貢献の度合いを客観的に評価するシステムの構築を
回答:補助を行った事業は、平成18年4件60億、平成19年5件74億。補助に関する要領で算出。
商圏、子育て環境整備、防災など固有の課題があり、一律の判断は困難。事業ごとに評価する。
⑪歴史ある街並みの修復・再生
区民の共通財産として保全・観光活用に役立てないか
日本橋魚河岸、月島の長屋と路地など。
回答:日本橋の旧魚河岸復元は、首都高移設などに合わせ地元と協議。
いままでも、日本橋室町三井本館を残したり、交詢ビルは、歴史的なものを保存している。
月島は、街並み誘導型まちづくりの指針で、保存と住環境整備を行う。
Ⅷ教育費
①道徳教育
教科ではどう教えるか
回答:例えば、体育で規則をまもることや協力を教えている
家庭との連携は?
回答:年一回道徳授業を公開。しかし保護者の出席少ない
家族・郷土・愛国心は入っているか?
回答:言葉の表記として入っていない場合、学校を指導していく
徳育という教科化は?
回答:平成20年1月17日の中央教育審議会で見送られた。
教員指導研修は?
回答:主任には、年三回指導研修。すべての教員がとりくむ学校もある。
②教育振興計画
中央区の中長期の計画は?
回答:本年5月、都の第二次のビジョンが出た。
本区では、小中一貫の導入検討、フロンティアスクール、独自の特区による特別教科指導など、取り組んでいく。
③特別支援教育
軽度発達障害の子の支援の現状は
回答:スクールカウンセラー配置、アドバイザー派遣。小学校では月島第一小学校に通級学級つばさを設置。25名程度の子が利用。
中学校では、平成21年度に晴海中学校に通級学級を作る検討中。
④子ども達の自然体験
きらら中央で、バスハイクを
回答:様々な観点から検討。
少年リーダー養成研修会
回答:定員80名が100名近くの希望があり、全員参加にした。高校生・大学生のボランティアスタッフが、成人式実行委員会になったりもしている。回数・日数の増加は困難だが、多くの子の参加は検討していく。
セカンドスクールで、ボランティアの支援は?
回答:現状で支援あり。少年リーダーの子達が支援する機会の拡大を考えて行く。
部局を超えて横断的な取組みを
回答:青少年問題協議会でも取り組む。部局を超え情報交換する。
⑤奨学金制度
区で創設は?
回答:都の制度で、高校生奨学金平成18年度4名、平成19年度2名の相談があり、認定の実績。既存制度のPRに努める。同時に他の制度を利用できない縛りなどもあることより整合性を検討していく。
⑥教育費の保護者負担の軽減を
軽減を
回答:給食費対策で、米の現物支給、食材の補助を実施。給食費は、個人負担。受益者負担の観点から、公平性や経済動向を配慮し検討する。
⑦中学生への職業教育
中1、中2で、各学期に1回ずつカリキュラムをもってみてはどうか
回答:中1~2年で3~4日職場体験を独自にもっている。
中学生職場体験連絡協議会も設置。生き方講座なども開催。
今後も積極的に務めていく。
⑧環境教育
実践的な環境教育を
回答:*ビオトープ、屋上緑化、太陽光発電・風力発電などを活用、*環境に関するポスター応募、*地域と環境祭り、*出張授業、*水道局出前事業、などをしている。今後も充実を図っていく。
⑨絵本の読み聞かせ
現在のサークル活動の人たちが中心となり、地域の人の力も借りながら、学校での絵本の読み聞かせの時間をつくってはどうか。
回答:*全幼稚園、小学校に読書週間、*図書指導員配置をしている。保護者やシニアに協力要請し、さらなる充実を図っていく。
Ⅸ三款(公債費、諸支出金、予備費)
Ⅹ国保会計
ⅩⅠ老健/介護会計
①長寿医療制度
制度廃止を
回答:医療制度は国の責任。国民全体の理解が得られるものを作るべき。推移を見守る。
②介護保険の第4期事業計画
ヘルパー人材の確保を
回答:区長会で、7月要望を出した。
区としても、平成19年8月社会福祉人材確保のための指針を出した。ヘルパー要請講座も行い、人材確保に務めている。
同居家族がいると、訪問介護が受けられない
回答:身体機能を評価し、生活実態を把握し、ケアマネがプランを作成。一律に決定していない。個々のケースで判断し、訪問介護を可能にしている。
特養ホームの基盤整備を
回答:9/1現在251人の待機。実態調査をし、夜間の介護や在宅医療整備などの対応をしていく。
保険料の値上げを抑えること
回答:財政調整交付金が削られている。あと5%あげるべき。都知事、厚労省に要望書を出している。一般財源からの補填は、法で定められ、出来ない。
民主党区民クラブ(一人)、友愛中央(一人)、かけはし(一人)
三人から、約3時間半(含む、休憩)の質問がなされました。
今日の一般質問も、非常に勉強させていただきました。
昨日の5人からの一般質問とあわせ、
合計8人から出された課題を、
決算特別委員会で、議論されるカテゴリー(Ⅰ歳入~ⅩⅠ老健/介護会計)で分けながら、まとめてみます。(議論されていない場合、カテゴリーは、空欄。)
課題は、順不同です。
昨日のブログに今日の内容の付け足しとなっています。
約8時間半にわたる質疑(含む、休憩時間)のまとめゆえ、細部までかけていない点、私自身の目からの課題抽出故もれた事項がある可能性、紙ベースの資料なしで聞いたことのみから書いているため(読み返しができない)、発言者の意図したこととニュアンスの違いが出る可能性がありますが、その点はどうかご容赦願います。
Ⅰ歳入
Ⅱ議会費
Ⅲ総務費
①社会教育会館の指定管理者制度導入
再指定の規定は?
回答:規定はない、引継ぎをすることの規定はある
社会教育会館の社会教育、生涯教育の拠点の意義は、指定管理者を入れることでうすれないか?
回答:単なる貸館ではない。講座の運営、社会教育の向上、クラブの活動支援を行う重要な機能を果たさねばならない
区民カレッジ運営は?
回答:生涯学習向上のため、三年単位で体系化している。指定管理者では無理であり、区が管理運営する。
②防災
住宅の耐震対策、設備対策
回答:耐震診断は、木造14件の相談で、12件実施。
備蓄倉庫は、市街地開発指導要綱に規定があり、それに従い住民用28件、周辺住民用5件設定を行った。
今後も、助成や市街地開発指導要綱の指導で、進めていく
エレベーター内閉じ込め対策は?
回答:地震時最寄の階に貯まる装置をもつエレベーター設置をつけるように指導していく。
整備の助成も開始。
ケーブル回線を用いた緊急地震速報サービスの導入
回答:9月に学校整備済み
それ以上の広がりは、インターネット、安価なラジオ、携帯電話機能など、その他のサービスの充実を見ながら検討
帰宅困難者対策
回答:企業の帰宅困難者は、企業で対応。逆に帰宅困難者を支援する方に回れるような連携をしていく。
買物や観光客の帰宅困難者は、劇場・ホテルを一時的に借りて対応できるようにする
防災拠点での夜間訓練、避難所宿泊訓練
回答:訓練のメニューとして提案していく
行政と地域防災拠点の連携
回答:周辺に住む職員は、災害時中央区や活動拠点に駆けつけるような活動マニュアルをつくり、実地講習を行っている
③豪雨、浸水被害
情報伝達、救助体制は?
回答:各施設で地下避難計画を整備している
浸水時、水防本部を設置、防災無線やFMで情報提供。消防署と連携し情報を得る
ハザードマップは、平成16年9月のもの
回答:計画修正中
隅田川は、大丈夫か?
回答:急激な水面上昇はない。防災無線や広報車などで呼びかける。
地下道路は大丈夫か?
回答:昭和通り、高速1号線は、地下であるが、雨水をポンプ排水するから灌水はない。(当局に問い合わせて)。区道は、平坦で、下水道も整備済みで、灌水は問題はほとんどない。
9/8荒川氾濫で3500人死亡の推定が出たが
回答:1000年に一度の氾濫。荒川右岸の決壊。被害は中央区も重大なものになるであろう。詳細な広報はないが、分かれば防災会議で検討する。
④平和事業
充実は?
回答:3月に23区始めてのバーチャルミュージアムをインターネット上で開設。
巡回平和展も実施していく。
修学旅行では広島を
回答:平和学習をテーマに中学2校が広島へ行った。伝統文化をテーマに2校は京都奈良へ行った。学校活動を通じ平和学習をしていく。
⑤ワークライフバランス
さらなる取組みを
回答:2008年3月男女共同参画行動計画を策定、重要課題としてセミナーなど開き、意識啓発していく。事業所へも認定制度もいれ、取組みを周知し、さらに普及させていく。
ホームページも充実させていく。
⑥女性管理職
2020年までに30%に増やす政府方針があるが
回答:今年度23%。平成24年係長級を30%するように取り組む
⑦男性の育児休業
回答:平成17年3月「特定事業主行動計画」策定。区では、助成の育児休業は、平成18年、19年と100%取得。男性は1名取得中。
人事考課材料までは無理だが、働きかけはする。
Ⅳ地域振興費
①原油高
貧困生活苦
回答:8月融資の応援事業を創設
危機的な経済情勢に対して
回答:8月の緊急融資に550件の相談があり、中小企業の厳しい状況を反映している。国や都を待つことなく、7項目の対策を発表。
②多重債務者への取組みを
取組みは
回答:昨年50件対応。弁護士、司法書士、法テラスを利用。弁護士よりその保護結果を得る予定。
③文化に香る都市を創造
取組みは
回答:11/2丸ごとミュージアムを切り口に、中央区の文化の魅力を一体的に発信。プロデユースチームでさらなる連携を検討。
Ⅴ民生費
①保育所待機児童
さらなる充実を
回答:現在、京橋41、日本橋74、月島114の計229。五年後は、20%増。
新設や増員で、受け入れ定員206名増。勝どき一丁目に認定子ども園開設で定員70名。晴海3丁目でも保育園新設協議中。平成23年度待機児童0を目指す。
選考基準見直しは?
回答:同一点数なら、区の在住期間や同一保育園への兄弟がいることで加算あり。基準の見直しは行っていく。
家庭福祉員制度拡充は?
回答:20区で実施の制度。課題として、外遊びを増やすこと、相談体制の強化、認可保育園との協力体制の充実がある。
②緊急一時保育の拡充を
回答:昨年は、4件利用あり。育児支援ヘルパー、ファミリーサポート利用なども含め、個々に対応していく。内容充実させていく。ファミリーサポートと同額の、時間800円であるが、利用料は声を聞いて検討していく。
③ひとり親家庭への支援
保育園への優先入所、家賃補助、職業訓練、相談体制の充実(平日5時以降の時間を週に一日でも、土日も)、病児保育など充実を
回答:*経済的支援として、手当て、医療費助成、資金貸し付けを行っている。*ホームヘルパーなどの技能資格取得の講座開催、*レクリエーション、*相談指導、*保育園入所の優遇、*8月から都による生活安定のための事業 などを行っている。今後も保育所の内容の充実などを行っていく。
④少子化対策
第3子以上で手当て増額を、タクシー券や買物券よりも分娩費用負担を(区内で出産できるように)。
回答:児童手当を中学までしている。増額は検討。妊娠時のタクシー券や買物券の制度を維持する。
Ⅵ衛生費
①新型インフルエンザ
行動計画は
回答:平成19年7月行動計画策定 11月訓練実施
相談電話の電話回線は
回答:10回線設置し、マニュアルを整備し、職員を配置する
事業継続計画は
回答:国、都の動向をみる
発熱センター設置、発熱外来設置、病院機能継続、慢性疾患の外来受診などは?
回答:医師会と検討する
ワクチンや抗インフルエンザ薬は
回答:区への割り当てや財源が示されていない。国の動向を見る。
住民への周知は
回答:区のお知らせ、ホームページ、町会・自治会へのチラシ、健康祭り、講演会で啓発していく
Ⅶ土木建築費
①コミュニティ・バス
スクールバス機能を備えることが出来るか?子どもへの安全確保は?
回答:添乗員をつける
日本橋北部へのルートは?高齢者施設へのルートは?
回答:第二回検討会で検討
月島では、幹線道路を走っている
回答:橋と一方通行の制約ゆえのこと。検討する
地域との協働の考え方を
回答:パブリックコメントで反映
年間4300万円の補填?
回答:交通不便地の解消、公共施設の利便性を上げるためのバス。
PRに努力する
②河川テラスのスロープ設置
月島や勝どき地区は?
回答:現状では、設置無理。スーパー堤防設置の機会をとらえ積極的に導入。
勝どきは、都へ働きかけをしていく。
③緑化推進の強化
強化を
回答:*東京マラソンコースの街路樹増、*石川島公園、勝どきの公園の整備*緑化指導の強化の都の3つの動向と歩調を合わせ推進。「花と緑の街推進要綱」で具体的に緑化の方向性を示し、「緑化パンフ」を作成する。
屋上緑化
回答:平成6年の「花と緑のまちづくり」の指針で屋上緑化の助成を開始。平成19年末で、59件2700㎡。さらに平成20年4月要綱を変えて、助成200万円、管理年間10万円へ。住宅も。23区トップの助成の体制。
苗木即売会でも緑化相談をし、促進していく。
校庭芝生化
回答:狭隘、多目的使用、4週間の養生、日常の刈り込み。校庭はむかない。屋上の芝生化などを行う。
④大江戸線勝どき駅周辺の混雑
地下コンコースをトリトンに向けて無理か
回答:朝潮運河をくぐらせる部分の経費が莫大
駅の混雑は、都の交通局に要望をだし、検討会を設けている。
整備費の企業負担は
回答:時差通勤の協力、バスを運営した時の費用負担などの指導を行う
⑤朝潮運河の架橋
住民への説明は?
回答:地質調査、測量、設計の段階。混雑緩和、避難路の創設で創設。町会、運河を考える会、関係住民に説明中。今後も、必要性の説明をしていく。設計では、騒音やプライバシーに配慮したものとしていく。同時に電柱の埋没、カラー舗装など歩行環境の整備も行う。
⑥区営住宅は
増設は
回答:1021戸あり。平成19年7月、70戸建てた。
⑦温暖化
中央区環境行動計画は
回答:2008年3月策定し、今後10年間の行動計画。
太陽光発電
回答:平成21年度国・都の助成予定。連携する。
生ゴミの資源化
回答:重要。事業系高層ビルの24.9%(平成18年)実施。
家庭での取組みを検討。
自転車
回答:通行帯では、新大橋通り、昭和通の都の整備。都へ働きかける。駅周辺の駐輪場整備を検討。
共同集配
回答:荷捌き場の環境悪化も。大手町・丸の内・有楽町の取組みを研究する。
大規模開発は、いかがなものか
回答:100㎡以上の開発で、環境行動計画提出を事業者に求めている。
晴海の開発では、意見書を都へ提出している。
都の環境アセスメントは、将来を想定していない。
マンションの壁面緑化・屋上緑化、断熱材使用、省エネで対応。
6/9「福田ビジョン」達成は、可能か。
回答:経済、コミュニティ、ライフスタイルを変えることができるかどうかにかかっている。
雨水利用は?
回答:昭和62年より導入。保健所やスポーツセンターなど17箇所でトイレなどに利用。民間の環境計画書提出時設置を指導。中央区も新設のものに導入していく。
電気自動車
回答:庁車もかつては導入。だが、馬力なし。現在CNG。2009年には新車発売という。普及やスタンド設置をみて、再導入を検討。
⑧築地市場移転問題
全員協議会での都の対応
回答:種地提供の事実を忘れ、専門家会議の説明に終始し、開設者の主体性が感じられずに遺憾
技術会議公開を
回答:会の中立性を保つため非公開。公平・公正のため、最終的にすべて公開すべき。
現在地再整備で今こそ、行動を
回答:都議会、国会の動向を踏まえ、都から説明を受け、地元や「あたらしい築地をつくる会」と相談し方針を決定。
⑨再開発を含めた、まちづくりのありかたについて
まちづくり協議会はどうあるべきか
回答:町会・商工業関係者の地域の代表と区との意見交換の場である。地域特性にあわせて議論。区内12地域に分けて配置。分会や分科会も置く。あり方を工夫していく。
⑩「都市再生」事業のあり方
大規模な計画によるメリット、デメリットは?対策は?
回答:メリットは、面的な防災機能向上や地域の課題解決。営みを継続しながら可能。広場や緑を取りいれ、機能や利便性の向上。
デメリットは、大規模で風害や日影など周辺に影響出る。
対策として、きめこまやかに、柔軟な対応をする。法令や基準のみならず、配置を工夫するように積極的に指導。進捗状況に応じ、地域住民の説明の場を設ける。
住宅マスタープランでは、「住民主体のまちづくり支援」としているが、実態は、準備組合に偏った対応ではないか。
回答:まちづくりには、一定のプロセスがあり、進捗により対象が変わる。
今までも、住民主体で銀座ルールや、トリトン、ムーンアイランド、トルナーレを作ってきた。
月島一丁目3・4・5番地再開発事業は、近隣住環境、景観、建設後の防災安全面への影響に疑問が残るが
回答:再開発に定める運用基準にあっている。
街並みを壊さぬように低層階の高さを周辺と調和の取れるようにする、風対策、植栽、西側建物への影響を考え、配置、高さに工夫を加えた配慮をした。具体化で影響を低減できるように準備組合を積極的に指導していく
事業ごとに公共貢献の度合いを客観的に評価するシステムの構築を
回答:補助を行った事業は、平成18年4件60億、平成19年5件74億。補助に関する要領で算出。
商圏、子育て環境整備、防災など固有の課題があり、一律の判断は困難。事業ごとに評価する。
⑪歴史ある街並みの修復・再生
区民の共通財産として保全・観光活用に役立てないか
日本橋魚河岸、月島の長屋と路地など。
回答:日本橋の旧魚河岸復元は、首都高移設などに合わせ地元と協議。
いままでも、日本橋室町三井本館を残したり、交詢ビルは、歴史的なものを保存している。
月島は、街並み誘導型まちづくりの指針で、保存と住環境整備を行う。
Ⅷ教育費
①道徳教育
教科ではどう教えるか
回答:例えば、体育で規則をまもることや協力を教えている
家庭との連携は?
回答:年一回道徳授業を公開。しかし保護者の出席少ない
家族・郷土・愛国心は入っているか?
回答:言葉の表記として入っていない場合、学校を指導していく
徳育という教科化は?
回答:平成20年1月17日の中央教育審議会で見送られた。
教員指導研修は?
回答:主任には、年三回指導研修。すべての教員がとりくむ学校もある。
②教育振興計画
中央区の中長期の計画は?
回答:本年5月、都の第二次のビジョンが出た。
本区では、小中一貫の導入検討、フロンティアスクール、独自の特区による特別教科指導など、取り組んでいく。
③特別支援教育
軽度発達障害の子の支援の現状は
回答:スクールカウンセラー配置、アドバイザー派遣。小学校では月島第一小学校に通級学級つばさを設置。25名程度の子が利用。
中学校では、平成21年度に晴海中学校に通級学級を作る検討中。
④子ども達の自然体験
きらら中央で、バスハイクを
回答:様々な観点から検討。
少年リーダー養成研修会
回答:定員80名が100名近くの希望があり、全員参加にした。高校生・大学生のボランティアスタッフが、成人式実行委員会になったりもしている。回数・日数の増加は困難だが、多くの子の参加は検討していく。
セカンドスクールで、ボランティアの支援は?
回答:現状で支援あり。少年リーダーの子達が支援する機会の拡大を考えて行く。
部局を超えて横断的な取組みを
回答:青少年問題協議会でも取り組む。部局を超え情報交換する。
⑤奨学金制度
区で創設は?
回答:都の制度で、高校生奨学金平成18年度4名、平成19年度2名の相談があり、認定の実績。既存制度のPRに努める。同時に他の制度を利用できない縛りなどもあることより整合性を検討していく。
⑥教育費の保護者負担の軽減を
軽減を
回答:給食費対策で、米の現物支給、食材の補助を実施。給食費は、個人負担。受益者負担の観点から、公平性や経済動向を配慮し検討する。
⑦中学生への職業教育
中1、中2で、各学期に1回ずつカリキュラムをもってみてはどうか
回答:中1~2年で3~4日職場体験を独自にもっている。
中学生職場体験連絡協議会も設置。生き方講座なども開催。
今後も積極的に務めていく。
⑧環境教育
実践的な環境教育を
回答:*ビオトープ、屋上緑化、太陽光発電・風力発電などを活用、*環境に関するポスター応募、*地域と環境祭り、*出張授業、*水道局出前事業、などをしている。今後も充実を図っていく。
⑨絵本の読み聞かせ
現在のサークル活動の人たちが中心となり、地域の人の力も借りながら、学校での絵本の読み聞かせの時間をつくってはどうか。
回答:*全幼稚園、小学校に読書週間、*図書指導員配置をしている。保護者やシニアに協力要請し、さらなる充実を図っていく。
Ⅸ三款(公債費、諸支出金、予備費)
Ⅹ国保会計
ⅩⅠ老健/介護会計
①長寿医療制度
制度廃止を
回答:医療制度は国の責任。国民全体の理解が得られるものを作るべき。推移を見守る。
②介護保険の第4期事業計画
ヘルパー人材の確保を
回答:区長会で、7月要望を出した。
区としても、平成19年8月社会福祉人材確保のための指針を出した。ヘルパー要請講座も行い、人材確保に務めている。
同居家族がいると、訪問介護が受けられない
回答:身体機能を評価し、生活実態を把握し、ケアマネがプランを作成。一律に決定していない。個々のケースで判断し、訪問介護を可能にしている。
特養ホームの基盤整備を
回答:9/1現在251人の待機。実態調査をし、夜間の介護や在宅医療整備などの対応をしていく。
保険料の値上げを抑えること
回答:財政調整交付金が削られている。あと5%あげるべき。都知事、厚労省に要望書を出している。一般財源からの補填は、法で定められ、出来ない。