9/4 中央区議会 企画総務委員会が開催された。
傍聴者として出席。
行政からの報告は、12件。
⇒は、小坂の考え
企画部より
1.豊洲新市場予定地における土壌汚染対策に関する東京都の今後の対応について
技術会議に関して概要の説明がなされた。東京都は、移転を押し進める姿勢、しかし、工費やスケジュールが明らかになってないことの確認の質疑。
⇒意見の中で出たが、現在地再整備案も出てくる可能性があり、それに向けた区の調査もしていく必要があるのではないだろうか。
2.中央区立人形町保育園等複合施設整備等事業の進捗状況について
PFIで事業を行う。
今後のスケジュールは、
PFI事業者は、9/29-30に入札提案書の受付
9/30開札
10月下旬 落札者の決定及び公表
11月下旬 基本協定の締結
11月下旬 仮契約の締結
議会の議決(事業者の本契約についての議決、債務負担行為)
12月上旬 本契約の締結
PFI事業者による設計の開始
平成21年9月 PFI事業者による工事着工
平成22年9月 保育園竣工
12月 駐輪場竣工
⇒コストパフォーマンス(≒VFM)がPFIの方がよいということでの採用。実際の今後の、サービスの質やコストパフォーマンスを、予想計算通りに進むか注視していきたい。
3.平成20年度都区財政調整の概要
中央区
基準財政収入額(A)25,327,025千円
基準財政需要額(B)38,917,366千円
普通交付金(B)-(A) 13,590,341千円
4.第38回区製世論調査結果のあらまし
平成20年6月2日~6月16日
中央区に居住する満20歳以上の男女個人
2000人を無作為抽出し、アンケート。
郵送配布、郵送回収(19年度までは、1000人対象に訪問調査だった)
アンケート結果の冊子は、9月に出る。
区の施策への要望は、上位三項目は、
高齢者福祉・介護37.9%
防災・防犯28.8%
子育て支援28.0%。
この要望は、常に上位を占めている。
区の姿勢としては、要望が高いものの施策だけでなく、データとしては、低く位置づけられていても行政がやるべきものは、施策としてやっていく姿勢を確認した。
⇒このアンケートを、如何にいかしていくかが、課題。
地域で活動するNPOにも、これからNPOを立ち上げようとする有志にも参考になる資料だと思う。
5.電子申請の導入について
電子申請を平成20年度から平成22年度までに230事業へ、計画的に導入
システムは、東京都と都内の産科区市町村とで設立した「東京電子自治体共同運営協議会」が運用する電子申請システムを活用。
コストパフォーマンス、従来の窓口でのやり取りの中での区民との交流の視点が、質疑の中で取り上げられた。
⇒セキュリティーを万全に。
総務部より
6.平成20年第三回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)
予算3件(平成20年度中央区一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計)
条例7件
決算1件
その他2件
意見聴取1件
報告2件
7.地方自治法の改正に伴う中央区議会政務調査費の交付に関する条例等の規定の整備について
条例中の用語「報酬」を「議員報酬」に改める
8.特殊勤務手当てに関する規定整備について
中央区職員の特殊勤務手当に関する条例で、感染症にかかる危険業務手当てに、「新型インフルエンザ等感染症」を加える。
⇒新型インフルエンザに対する体制整備の一歩か。さらなる体制整備を望む。
9.中央区土地開発公社定款の一部変更について
監事職務に関する規定、資産及び財務諸表に関する規定を変更
10.日本橋プラザ株式会社の運営状況について
資産合計は、平成20年3月31日現在
4,623,997,662円。
平成20年度の課題も、
①引き続き満室稼動の維持。
②空調・給排水の配管などの更新を平成20年度より3年間にわたり、工事費総額約8億円で実施。自己資金で賄う。
③展示場・会議室等の関連売り上げは、新規顧客の掘り起こしを図っていく。
11.裁判員候補者予定者の選定について
中央区では、選挙人名簿登録者数92,857人中中央区割当数362人。
約257人に1人が裁判員候補者予定者となる。
⇒区民周知に、なお一層の努力を。中学生からの法教育も全校で実施が必要。
12.中央区名誉区民選定委員会の開催について
学識経験者5人、区議会議員6人、区の公共的団体の代表者7人、区の職員3人で委員会を構成。開催日9月18日。
以上。