「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

第一回環境区民会議 開催!!

2008-09-18 18:23:23 | 地球環境問題
本日9/18、第一回環境区民会議が、開催された。

まずは、ひとこと。この会議、私は期待できると思います!!

すごく開かれた形で、
中央区行政も参加者のひとり。

私も、一区民として参加した。

事業所が16。
区民が24人。
中央区行政が、福島さん、中庭さん、永森さん、能勢部長、渡辺課長、賀口さんら。

会議で出た主な意見。

1)この会議でなにができるのか、どこまでできるのか。

2)経費はどうなるのか。予算の裏づけはあるのか。

3)個人の植木は、道路においてもいいのか。

4)緑化で、補助がもらえるのか。

5)中央区提案の中央みどりの30選、今から選定をはじめては。

6)労働スクエア跡地は、区が取得したのか。

7)公園街路樹の世話は、誰がしているのか。

8)会議の達成目標はなにか。

9)中央区から、「出来ることを、皆でやっていこう。ムーブメントを起こそう」

10)水辺でなにかできないか。

11)環境行動計画で、具体的におもしろい取組みをあげてみては。

12)中央区から、事業を立ち上げても、2-3年で事業化し、区の補助依存から独立してほしい。

13)区民の意識を高めていこう

14)温暖化防止機器への助成の検討を。

15)事業所の貢献は、その取り扱う製品などでの貢献と従業員の行動がある。

16)実際のCO2削減の実績を達成した企業がある。

17)歩きたばこは問題である。

18)区提案の、環境見本市は、2-3日で長く。また身近な展示も。

19)委員のメーリングリストをつくってほしい。

20)自転車の便をよく。駐輪場の整備を。

21)ゴミの徹底的な分別を。

などなど。

 感じ的には、なんの結論も出ない場で、一見不完全燃焼のようにみえるが、環境に対し、何とか取り組まなければならないという思いをもった人が、ボランティアで、雨の足元の悪い中、これだけ集い、なんの縛りもなく言いたいことをいった実績をまず高く評価したい。

 一区民として、一小児科医師として、子ども達が、環境に配慮した心を養うにはどうすればよいかを考えながら発言したいと思っている。

 一区議として、区民が、環境に対しどう思っているか、区内事業所がどう思っているか、耳を澄まして、生の声を聞きたい。

 楽しくやって行きたいと思う。
 協働推進協議会、自立支援協議会専門部会などとともに、私が大いに期待する会議の一つである。
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9/16第2回 月島三丁目まちづくり勉強会

2008-09-18 11:28:54 | 街づくり
 9/16第2回月島三丁目まちづくり勉強会が中央区都市整備部主催で開催され、参加した。

 月島三丁目のまちづくりの考え方等の説明が都市整備部からなされ、質疑応答があった。

 主な質疑は、
①再開発であるのか?

行政回答:再開発ありきでは、考えていない。


②川沿いのマンションが立っているが、移転できるものか?

行政回答:できる、できないの検証はない。イメージを示している段階。技術・制度は可能。

③いつ実現?

行政回答:できるだけ早く。まちづくりで、地域が善くなっていくのを目指す。


④Aブロックだけでも可能か?

行政回答:そのような考えがあったことを、資料作りで反映させる。


⑤西仲通りに面した部分の方の考えは?

行政回答:デベロッパーが土地を買っている段階。個別で開発されると、連続性を保てなくなる。
 西仲通り商店街からも区へ依頼あり。
 デベロッパーからは、いつまでも待てない。一定の時間で判断するといわれている。


⑥第3回は何をするのか

行政回答:10月下旬開催。土地利用のイメージを表現できれば。


⑦20年前は、何が足りなかったのか?

行政回答:「再開発ありき」で感じられてしまった点があるかもしれない。どのような形で進めるか考えて行く。
 生活を維持できる、住み続け、働き続けることができる、まちづくりとする。


⑧月島一丁目での再開発では、準備組合と住民の意見交換の場がなかった。

行政回答:今は、三丁目の住民の勉強会。


⑨法人へは知らせはあるのか?

行政回答:声かけしてもらっている。


⑩テーマを明確にしてもらわないと、声かけの仕様もない。

行政回答:出た意見を反映させていく
 

⑪他の開発の状況も知りたい

行政回答:出来る部分を、コーナーを持って知らせていく。

などなど、



 私は、以下の5点について、課題を感じた。

①個々の住民の声を反映していくことができるのか

行政回答:勉強会を開催している段階。勉強会で方向性を出し、ここの権利者に伝えていく。


②商店街の連続性を必ず守れるか

行政回答:商店街の連続性の必要性は理解している。連続性のある計画を出していく。実現の証明まではできない。


③三丁目内でも他のエリアや、二丁目などエリアを越えて、連携・連動して行えるか。他地域の開発と連動し、容積移転する手法もあるのでは。

行政回答:区域内がまずまとまっていないと、周辺へ広げることは難しい。
 

④二十年前より、まちづくりの話しは有るが頓挫した。その原因を行政側はどういうところにあったと認識しているか

行政回答:個々の権利者に関ることであり、回答を差し控える。


⑤議事録をまとめ、地域住民に広報しないのか

行政回答:議事録は出さない。

以上、


 
 勉強会に参加しながら、月島一丁目3・4・5番地再開発事業と同じ問題を生じる萌芽も見出せた。
 積極的な勉強会の地域内住民への広報が、果たしてなされているのであろうか。勉強会の結果やまとめを、地域内住民がきちんと情報共有できているのであろうか。
 月島三丁目は、まだまだ、まちづくりの勉強会の段階である。過去の再開発事業で生じた問題の同じ誤りを繰り返さぬように、見守り行動して行きたい。地域住民のひとりひとりの声を大切にして行きたいと思う。
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08年9月 ケアマネ勉強会

2008-09-18 10:25:11 | 医療
 昨日9/17、ケアマネージャーの勉強会が開催された。介護の現場を知るために、出来る限り参加させていただいている。

 自分自身のメモの意味もあるが、出た内容を順不同で書く。

*小規模多機能について

*がん患者の在宅でのケアプラン
 入院中に病院ケアカンファなどにも出てプランを立てても、結局退院できず、ケアマネージャーの労力が無料奉仕に終ることがある。
 実際に8人中5人が退院できず終ったケアマネジャーがいらっしゃった。
 「暫定プラン」の手法もある。

*リハビリをたくさんやりたい人
 2号保険者で多いかもしれない。
 デイケアをたくさん入れるか。

*老健から出て、訪問看護は使えない。
 ただし特定管理加算があれば別。(在宅酸素、IVH、チューブ使用など)

*リハビリでは、階段の上り下りはゴール。

*透析では、介護タクシーや病院の送り迎えがほしい。

*土日の訪問介護があまりない。

*一日数万円の自費デイサービスもある。

*認知症などで在宅診療してくれる精神科があれば、非常に助かる

*退院日同日のサービス提供では、保険上、しばりが出る可能性あり。

などなど。

 

 勉強会を聞いていて、思ったこと。

①今後、中央区で再開発事業などを行う場合、介護施設の充実を同時に盛り込む必要もあるのではないか。
 デイケア、デイサービス、リハビリテーション、小規模多機能など。

②ケアマネージャーの退院前にプランを立てながら、在宅でサービスが発生せず、無料奉仕となる問題は、なんらかの解決が望まれる。
 介護保険という国の制度で、来年度改まるのであろうか?
 少なくとも、区レベルでなにかできないだろうか?

③介護タクシーの充実ものぞまれる。
 中央区内であれば、コミュニティバスが、うまくルート設定することで、補完できないものか。

④ケアマネージャーを何でも相談できるとして、相談する場合がある。(ケアマネージャーはその相談に対し、コスト請求できる先がない。)それだけ、行政の相談窓口が知られていない可能性もあり、どこへ行けばどういう相談が受けられるか、もっと知らせていく必要性があるかもしれない。

⑤小規模多機能サービス。なんでもありのサービス提供が可能であり、介護サービスの充実に寄与できる可能性あり。今後研究する必要あり。




 次回、勉強会は、10月8日(水)。
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中央区防災システム2008フォーラム~災害に強い街を目指して~

2008-09-18 09:09:46 | 防災・減災
 昨日9/17、東京青年会議所中央地区と東京商工会議所中央支部共催、中央区後援で、『中央区防災システム2008フォーラム~災害に強い街を目指して~』が開催された。

 青年会議所メンバーは、非常に重要な点を問題提起してくれたと思っている。

 一つは、文化・商業・情報の一大中心地であり、事業所4万4千社、従業員72万4千人が集まっているという中央区の特性を考えた場合、防災に対して、事業所・企業と地域の連携は不可欠であるということ。

 もう一つは、防災に関する講習会を定期的に開催し、その講習会のメンバーが地域防災の核となり、ネットワークをもつことを目指しているが、防災というテーマをあらたな地域創りの手法として捉えていること。

 一つ目の事業所・企業と地域の連携。
 これは、中央区防災課のプレゼンでもあったが、
①地域と協力した防災→事業所・企業の従業員は、地域の大事な戦力である
②地域が行う防災訓練への参加→顔の見える関係をつくる
③資機材や物資の提供→町会と応援協力協定を結ぶ
 上記が、まず大事になってくる。
 このためには、先日9/11の防災等安全対策特別委員会で私も取り上げたが、防災拠点運営委員会が、開かれた組織として、地域の事業所・企業も取り込んで運営していく必要があると考える。同時に地域の防災訓練でも、一緒に取り組むことが必要であろう。
 ③の協定となると堅苦しいが、防災拠点運営委員会のメンバーとして話している中で、どういうことが協力できるか自ずと見えてくるであろう。
 
 二つ目は、実際に講習会開催し、地域の防災の核となる人材育成とそのネットワーク形成に青年会議所は取り組むということであり、その成果に期待したい。

 よく考えて、講習会テーマをラインアップしていると思う。

 行政も、防災関連のセミナーを企画してくださっているが、行政の取組みに遜色のない今回の青年会議所の地域の防災力を高める企画、地域力を高める企画には、感謝するとともに、その成功を祈る。

以下、中央区防災システムセミナー ラインアップ。

第1回「その時どうする?体験!!震度7の世界・応急救命講習」
日時:10月17日(金)12時30分~15時 本所防災館

第2回「知って得する!!知らなきゃ損する!?緊急地震速報」
日時:11月5日(水) 14時~16時  京橋区民館(予定)

第3回「帰宅困難者にならないために~中央区の歩き方~」
平成21年2月開催予定

第4回「正しい防災グッズの選び方~高層難民の悲劇~」
平成21年3月開催予定

第5回「Are You Ready? 防災備蓄」
平成21年4月開催予定

第6回「できていますか?事業継続計画(BCP)」
平成21年5月開催予定

第7回「本当に来るの?首都直下地震」
平成21年6月開催予定

第8回「検証!!あなたの防災力~地域で連携防災システム~」
平成21年7月開催予定
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