「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【H22年度予算に向けて16-1】平成22年度予算案 (1) 子どもが輝く子育て・教育のまちづくり

2010-02-05 17:00:15 | 財務分析(予算・決算)

平成22年度予算案がプレス発表されました。
まず、主要事業を見てみます。(1)~(5)に分かれています。

赤字、下線は、私が重要と思う事柄です。


私の注目点:
 聖路加国際病院で助産院が誕生します。安全なお産にむけた運営がうまくいくことを見守りたいと思います。
 病児保育は、当院で自主運営をしてまいりましたが(病児保育は、日本橋と月島にあり。)、今回、聖路加国際病院にも誕生します。期待したいと思います。病児保育の大きな進展だと思います。
 日本橋地域に、特別支援教育の場が、ございませんでしたが、今回、通級学級が誕生します。
 今まで、進展してこなかった、学校の芝生化が、計上。豊海小・京橋築地小・月島幼稚園で動き始めます。芝生づくりが、子ども達の体力向上と、地域づくりにつながることを期待したいと思います。
 残念なことは、建築学会など専門家・学識経験者や、地域・卒業生から多くの保存に向けた要望が出されている「明石小学校と中央小学校の取り壊し」に予算がつけられていることです。

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5 平成22年度予算における主要事業
(1) 子どもが輝く子育て・教育のまちづくり

すべての子育て世帯に対するサービスの充実
出産施設の開設費助成60,000千円
  現在、区内で出産可能な施設は1カ所のみであり、身近な地域でかつ利用しやすい費用で出産できる医療施設を確保するため、財団法人聖路加国際病院の新たな出産施設開設のための経費の一部を助成する。
  * 開設予定 平成22年6月
  * ベッド数 19床
  * 助成内容 開設費の1/10
    (平成21年度~平成22年度、2カ年で限度額120,000千円)

出産支援事業108,219千円
 1) 出産支援祝品61,224千円
   区内に住所を有する方の妊娠に際し、出産支援祝品(3万円分のタクシー利用
  券)を支給することにより、通院等の経済的な負担を軽減し、健やかな出産に
  寄与する。   
 2) 新生児誕生祝品46,995千円
   区内に住所を有する方の新生児の誕生に際し、誕生祝品(3万円分の中央区内
  共通買物券)を支給することにより、新たな区民の誕生を祝福し、その健やか
  な成長を祈念する。

子育て支援ガイドブックの発行2,389千円
  子育てに関連する事業や相談窓口等、区で利用できる子育てサービスを一冊の
 ガイドブックにまとめ、子育て支援事業の情報の一元化を図る。

充実 母子健康診査156,319千円
  安全な出産支援として、妊婦健康診査における超音波検査の年齢制限を撤廃
 (21年度までは35歳以上が補助対象)する。 
  また、母子健康手帳をカラー版とするなど、より分かりやすくする。

充実 母子保健指導17,662千円
 1) 両親学級
 参加者の増加に対応するため土曜日の両親学級の開催回数を現在の11回から14回に増やす。
 2) 新生児等訪問指導
 育児不安の解消等を目的として、保健師・助産師による新生児訪問指導体制を強化して全数訪問をめざす。

子どもの居場所「プレディ」155,063千円
  子どもの健全育成を図るため、学校施設を活用し、子どもが安全に安心して過ごせる子どもの居場所「プレディ」を開設している。
  * 開 設 校 明石,京橋築地,有馬,佃島,月島第一,月島第二,月島第三,
         豊海小学校
  * 対  象 当該小学校の全児童(登録制)
  * 日  時 月曜日~金曜日            放課後 ~午後5時
         学校休業日(日曜・祝日・年末年始を除く)午前9時~午後5時
         特別な事情がある場合は、午後6時までとする。

   「仕事と子育てを両立できる環境の充実
新規 PFI手法による人形町保育園等複合施設の整備《再掲42頁》27,919千円
  PFI手法を活用して保育園等複合施設の整備を行い、現在の日本橋保健セン
 ター等複合施設の仮園舎から移転し、定員を拡大する。
  * 所 在 地 日本橋人形町2丁目14番(複合施設棟1~4階)
  * 定  員 105人(35人増)
  * 移転予定 平成22年10月 ※定員拡大は11月から(予定)
新規 堀留町保育園の開設15,782千円
  日本橋保健センター等複合施設の人形町保育園仮園舎の移転に伴い、移転後の施設スペースを活用して指定管理者制度による公設民営の認可保育所を開設する。
  * 所 在 地 日本橋堀留町1丁目1番1号(日本橋保健センター等複合施設2階)
  * 定  員 70人程度
  * 開設予定 平成23年1月

新規 かちどき西保育園新園舎の取得1,321,725千円
  勝どき駅前再開発地区内「勝どきビュータワー」の3階部分を取得して、かちどき西保育園を移転し、定員を拡大する。
  * 所 在 地 勝どき1丁目 勝どき駅前再開発地区内
          勝どきビュータワー3階
  * 定  員 120人(26人増)
  * 移転予定 平成22年12月

新規 勝どき児童館新施設の取得1,719,348千円
  勝どき駅前再開発地区内「勝どきビュータワー」の3階の一部および4階部分を取得して勝どき児童館を移転する。
  * 所 在 地 勝どき1丁目 勝どき駅前再開発地区内
          勝どきビュータワー3・4階
  * 移転予定 平成22年12月

晴海二丁目児童館等複合施設(仮称)の整備87,021千円
  晴海2丁目に建設を予定している晴海二丁目児童館等複合施設(仮称)の実施設計を行う。
  * 規  模 耐火構造地上4階建て
  * 開設予定 平成24年度

私立認可保育所月島聖ルカ保育園への改築工事費補助194,469千円
  私立認可保育所月島聖ルカ保育園の改築工事に対し、工事費を補助する。
  * 所 在 地 月島4丁目5番8号
  * 定  員 101人(改築前より41人増) 新たに0歳児保育を実施
  * 運営開始 平成23年3月(予定) ※定員拡大は平成23年4月から(予定)

充実 認定こども園開設準備費補助65,828千円
  勝どき1丁目に開設する認定こども園に対し、施設整備等開設準備費を補助する。
  * 所 在 地 勝どき1丁目
         勝どき一丁目地区プロジェクト 45階建2階部分
  * 定  員 長時間保育 90人 短時間保育 15人
  * 開設予定 平成23年3月

充実 一時預かり保育74,033千円
  子ども家庭支援センター「きらら中央」で実施している一時預かり保育において、定員とは別に、新たに緊急保育(定員2人)を実施する。
  また、日本橋区民センター1階においても一時預かり保育施設を新設する。
  (平成22年9月開設予定、定員5人・緊急保育定員1人)

充実 病児・病後児保育48,438千円
  京橋地域の実施施設がポピンズナーサリー京橋から財団法人聖路加国際病院に変更となることに伴い、定員を4人から6人に拡大するとともに新たに病児保育を
 平成22年6月から実施する。
 また、月島地域の小森小児科医院において実施している病後児保育の定員を4人から6人に拡大する。

   「子育て世帯の経済的負担の軽減
充実 認可外保育施設保育料の助成105,000千円
  認証保育所等の認可外保育施設に子どもを預けている保護者の経済的負担のさらなる軽減を図るため、保護者が施設へ支払う保育料の一部助成を定額10,000円から認可保育所保育料との差額に応じて最大20,000円まで拡充する。
 また、第2子以降に対しては、3歳未満は20,000円、3歳以上は10,000円を加算する。

子ども医療費助成426,123千円
  就学前乳幼児および小・中学生の医療費(通・入院)を助成する。

充実 就学援助91,743千円
  経済的な理由によって就学困難と認められる児童・生徒に対し、就学援助費の支給を行っている。また、特別支援学級に在籍する児童・生徒に対し、就学奨励費の支給を行っている。
 平成22年度は、新たに新入学児童・生徒のいる就学援助・就学奨励世帯に対して、標準服相当分の上乗せを行う。

学校給食における食材料費補助13,728千円
 子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、学校給食の質を維持するために必要な食材料費を補助する。

充実 母子家庭自立支援の推進4,863千円
 母子家庭の母の就業を支援するため、パソコン教室を実施するとともに、指定の教育訓練講座を修了した場合にその経費の一部を助成する。
 また、看護師や介護福祉士等の資格取得のため、2年以上養成機関等で修業する場合に支給する「高等技能訓練促進費」について、支給額の増額および支給期間の拡大を行う。

   「学習指導の充実と学力の向上」
新規 学校間ネットワークの整備・運用208,544千円
 区立小・中学校、幼稚園、教育センターおよび教育委員会を結ぶ学校間ネットワークを構築することにより、ICT機器を有効活用する基盤整備を行うとともに、教員の事務的な負担の軽減やセキュリティの強化を図る。あわせてサポートデスクの導入により迅速なトラブル対応を行う。
 また、小学校パソコン教室の児童用パソコン台数を充実する。
  * パソコン教室の児童・生徒用パソコン台数
    小学校 1台/2人→1台/1人  中学校 1台/1人

充実 ICT環境の推進9,883千円
  フロンティアスクールを除く小学校および宇佐美学園に、大型テレビを活用する電子情報ボードを各1台整備する。
 また、フロンティアスクールでの電子情報ボードやWeb会議システムによる授業の支援や教材開発、教員研修などを行っているICTコーディネーターの配置をフロンティアスクール以外の小・中学校にも拡大し、ICT活用授業の推進を図るとともに、学校ホームページ等への支援を行う。

充実 学習力サポートテスト18,060千円
 本区独自の「学習力サポートテスト」を区立小学校4年から中学校3年までの各学年において実施し、テスト結果の整理分析を行い、きめ細かな指導の充実を図る。
 また、前回の結果と比較ができる個人別の学習診断カルテを作成・配布し、児童・生徒の学習意欲と学力の向上を図る。

 小学校の学力向上対策61,532千円
 1) 算数教育50,612千円
 基礎的学力の積み重ねが特に重視される算数について、非常勤講師を全小学校に各1名配置し、習熟度別指導や個別指導等を実施する。
 2) 理科教育10,920千円
 理科授業の充実および活性化を図るため、実験や観察等における教員の支援を行う理科支援員を配置する。

 中学校の学力向上対策75,917千円
 習熟度別指導や個別指導等の充実を図るため、国語・数学・英語の3教科について、中学校の全学級で少人数授業を実施するとともに、各校の実情に応じて、少人数指導教科の拡大(理科・社会)を行う。
 また、夏季休業期間中に教育センター等を利用して、習熟度別にコース設定をした集中講座を実施し、生徒の学力に応じたきめ細かな学習支援を行う。
  * 非常勤講師の配置 中学校 各校6人

充実 土曜学校公開- 千円
 土曜日を活用した学校公開を推進し、保護者や地域に対する児童・生徒の学習状況や学校の教育活動の取組などをより積極的に公開するとともに、あわせて新学習指導要領に対応した授業時間数の確保と、確かな学力の定着を図る。
  * 小学校 年5回程度  中学校 年2回程度

英語教育の推進75,631千円
  全小・中学校にALT(外国人英語指導講師)を配置する。
  * 小学校
  英語学習への関心や意欲を高めるとともに、英語を聞く力やコミュニケーション能力の向上および中学校英語への効果的な接続を図る。
  1・2年生 年間11時間(1時間/月)  3~6年生 年間35時間(1時間/週)
  * 中学校
 英会話の技術習得のみならず、国際理解教育の視点に立った授業内容の展開を図る。
     ALT配置日数 各校 年間190日

学校図書館システムの整備・運用25,353千円
  平成20年3月に策定した「中央区子ども読書活動推進計画」に基づき、学校における読書活動推進の一環として学校図書館図書のデータベース化を2カ年で行うとともに、学校図書館と区立図書館とのネットワーク化を図る。
 平成21年度に整備を行った12校に続き、平成22年度は8校(明石,有馬,久松,佃島,豊海小学校,銀座,晴海,日本橋中学校)の整備を行い、全小・中学校への整備を完了させる。


   「個性を生かす教育の充実
中学生の海外体験学習等32,793千円
  国際交流を深めるとともに、国際感覚豊かな中学生の育成を図るため、区立中学生による海外体験学習および海外中学生の受入れを行っている。
 平成22年度は、平成21年度に新型インフルエンザの流行により派遣を中止したことに伴い、通常の派遣生と合同で平成21年度の派遣予定生も派遣する。
 また、海外中学生の受入れについても同様の受入れを行う予定である。

充実 健康教育の推進53,198千円
 1) 小学校の体育指導39,248千円
 全小学校に体育指導補助員を配置し、児童の関心・意欲や技能に合った実技指導の補助など体育指導を充実するとともに、1校1運動(マイスクールスポーツ)への継続的な取組を図る。
 2) 中学校の体育指導【新規】500千円
 中学生の体力向上を図るため、新学習指導要領の保健体育に対応した「武道、ダンス」や運動種目ごとの専門的技能や能力をもつ種目別サポーターを配置し、体育指導の充実を図る。
 3) 小・中学校の食育指導1,450千円
 食育は、知育・徳育・体育の基礎となるべきものであることから、全小・中学校において食育指導を実施する。
   * 食育に関する授業
     大学講師、プロの料理人等「食」の専門家による授業を実施する。
   * 親子クッキングスクール等
     食育へのさらなる理解を促すため、子どもたちと保護者に対し、栄養士
    が主体となって給食を応用した簡単な朝食づくりを行う親子クッキングス
    クールなどの取組を推進する。
 4) 中学校の部活動指導12,000千円
   部活動を安定的に実施するため、専門的な知識・技術および指導能力を有す
  る指導員を外部から募り、部活動の活性化を図る。

教育センター特別課外授業「ロボットを創ろう」859千円
  教育センターにおいて、「学校ではできない特色ある授業」を実施し、児童・生徒の科学技術等に対する関心を高め、創造性や知的好奇心・探求心を育成する。
 「ロボットを創ろう」では、中学生を対象として、大学生等の派遣を受け、ロボットづくりの基本から二足歩行ロボット等の製作までの指導を行う。

心を育てる教育の推進17,827千円
 1) 命と心の授業1,050千円
  児童・生徒の心の問題(深刻ないじめ等)に対応するため、関連機関等と連携し、命の尊さや友情といった心に訴える授業を全小・中学校で実施する。
 2) 適応教室専門員の配置等16,777千円
  不登校の児童・生徒にさまざまな角度からアプローチするため、教育センターで実施する「わくわく21」に適応教室専門員を配置し、不登校の児童・生徒の生活や学習状況を把握するとともに、学校等と連携を図りながら自立に向けた支援を行う。

教育相談42,077千円
 教育センターでの来所相談や電話相談のほか、小学校、幼稚園および保育園へ専任教育相談員(臨床心理士等)を派遣し、教育全般に対する相談を行う。

充実 「いじめのない学校づくり」の推進- 千円
 いじめゼロをめざし、学校における教育相談体制を強化するほか、中央区版中学校生徒会長サミットを通じた生徒自らのいじめ問題への取組、生徒会・保護者・学校の三者共同によるスローガンづくりなどにより、いじめのない学校づくりを推進する。

充実 特別支援教育への対応139,214千円
 1) 特別支援教育専門員の配置【充実】7,302千円
   保健所、福祉センター等と連携しながら、児童・生徒一人ひとりに応じた適
  切な教育が受けられるように就学相談を行う。
   平成22年度は、配置人員を1人から2人に増員する。
 2) 特別支援教育アドバイザーの派遣【充実】2,419千円
 小・中学校等に医師や臨床心理士等を派遣し、心身に障害のある児童・生徒についての専門的な指導・助言等を教員に対して行う。
 平成22年度は、幼稚園への派遣回数を拡大するとともに、新たに宇佐美学園、特別支援学級および通級指導学級への派遣を行う。
   * 派遣回数
  小・中学校 年3回  宇佐美学園 年3回(新規)  幼稚園 年1回→年2回 
  特別支援学級・通級指導学級 年3回(新規)
 3) 特別支援学級の運営【充実】54,695千円
 心身に障害のある児童・生徒に対し、特別支援学級を設け、特別支援教育補佐員を配置するなど、一人ひとりの能力に応じた適切な教育を行う。
 平成22年度は、新たに日本橋地域の小学校に通級指導学級(情緒障害等)を開設するための準備を行う。
   * 開設予定 平成23年4月
 4) 特別支援教育コーディネート補佐員(仮称)の試行配置【新規】3,202千円
 教員による特別支援教育コーディネーターを補佐する特別支援教育コーディネート補佐員(仮称)を配置し、スクールカウンセラー、学習指導補助員等との連携体制づくりのコーディネートや、子どもの能力や可能性を伸長する手立ての検討の支援を行う。
 5) 通級指導学級に通う児童・生徒への支援15,600千円
 通級指導学級に通う児童・生徒が、通常学級で学習する際、その児童・生徒が在籍する学級に対し、きめ細かい支援を行い、学習指導を円滑にすることを目的として、学習指導補助員を配置する。
 6) 教育的支援を要する学級への学習指導補助員の配置拡大 【充実】45,500千円
 通常学級に通いながら教育的支援を必要とする児童・生徒が在籍する学級に対し、きめ細かい支援を行い、学習指導を円滑にすることを目的として、学習指導補助員を配置する。
 7) 小・中学校における介助員の配置10,496千円
 重い障害のある児童・生徒が在籍する学級に対し、介助員を配置する。

   「都心にふさわしい教育環境の整備

小学校・幼稚園の改築1,423,717千円
 築80年を経過した学校施設の老朽化への対応とともに、教室や体育館の狭さの解消など施設機能の更新を行い、新しい時代に即した教育環境の整備や良好な学習空間の確保を図るため、中央小学校・中央幼稚園と明石小学校・明石幼稚園の改築を行う。
  * スケジュール(予定) 平成22年度  既存校・園舎解体 建設工事
              平成23年度  建設工事
              平成24年9月 新校・園舎開設

スクールバスの運行10,448千円
 平成21年4月から特認校制度が実施されたことに伴い、就学人口の多い月島地域から比較的離れている城東、常盤、阪本小学校への交通手段として、スクールバスを登・下校時に運行している。
  * 運行便数 登校時 1便 下校時 2便

充実 学校等の主な改修920,170千円
 1) 城東小学校63,096千円
   屋上防水改修, 家庭科室改修
 2) 泰明小学校98,460千円
   電気設備改修, トイレ改修,幼稚園職員室移設
 3) 京橋築地小学校《再掲32頁》36,467千円
   校庭改修(一部芝生化
 4) 常盤小学校26,755千円
   電気設備改修,小荷物専用昇降機取替
 5) 有馬小学校168,399千円
   外壁および屋上防水改修
 6) 阪本小学校21,272千円
   家庭科室改修
 7) 豊海小学校《再掲32頁》119,458千円
   校庭改修(一部芝生化),プール蓋取替,トイレ改修
 8) 宇佐美学園63,005千円
   校舎棟外壁改修,校庭改修,普通教室冷暖房機設置
9) 銀座中学校199,315千円
   機械設備改修,トイレ(西側)改修,校庭排水改修
10) 日本橋中学校100,784千円
   電気設備改修,プール蓋取替
11) 月島幼稚園《再掲32頁》23,159千円
   園庭改修(一部芝生化

以上、(2)に続く

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【H22予算16-2】予算案 (2) すべての人々の健康と高齢者のいきがいのあるまちづくり

2010-02-05 16:59:54 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
(2) すべての人々の健康と高齢者のいきがいのあるまちづくり
   「健康づくりの推進
充実 予防接種164,375千円
 1) 季節性インフルエンザワクチン
   65歳以上の区民に対して接種料を半額、75歳以上の区民に対して全額助成す
  る。
 2) 肺炎球菌ワクチン
   高齢者(65歳以上)の肺炎を予防するため、肺炎球菌ワクチンの接種料の一部
  助成を行う。(1回につき4,000円)
 3) Hibワクチン
   乳幼児の髄膜炎等を予防するため「ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)
  ワクチン」の接種料の一部助成を行う。(1回につき4,000円)

がん検診402,078千円
  がんの早期発見・早期治療を目的として、各種がん検診を実施する。乳がん、子宮がん検診においては受診率を向上させるため、受診券の個別発送対象年齢を拡大する。
  * 検診内容 胃がん検診, 子宮がん検診, 大腸がん検診, 乳がん検診,
        前立腺がん検診, 肺疾患(肺がん等)検診

充実 結核予防26,279千円
  結核患者の早期発見と感染拡大防止のため、BCG予防接種や接触者健診を実施している。
 また、医療費公費負担のほか、新たに服薬支援として、薬局DOTS(直接服薬確認療法)やはがきDOTSを実施する。

充実 成人歯科健康診査の充実28,967千円
  現在、30歳以上70歳以下の5歳ごとの区民を対象に成人歯科健康診査を実施しているが、新たに72歳以上の偶数歳の区民を対象に高齢者歯科健康診査を実施する。

新規 さわやか体操リーダーの育成504千円
 高齢者がいつまでも健康であり続けるために、身体機能の維持・向上をめざしたトレーニング教室である「さわやか健康教室」を、京橋・日本橋・月島の3地域で開催している。
 平成22年度は、浜町高齢者トレーニングルームにおいて元気高齢者による体操リーダー育成講座を実施し、さわやか健康教室に準じた内容の教室をリーダー自らが企画し開催できるよう、自主的なサークルづくりに向けた支援を行う。

健康応援プログラム24,944千円
 生活機能評価の結果に基づき、特定高齢者に対して運動機能低下や低栄養などに応じた身体機能向上プログラムを実施する。
 1) 筋力アップ教室8,426千円
   * 対 象 者 運動機能が低下傾向にある特定高齢者
   * 実施場所 中央区保健所(区内1カ所での実施となるため送迎を行う)
 2) 介護予防サロン「はつらつ」13,278千円
   * 対 象 者 運動機能・栄養・口腔機能が低下傾向にある特定高齢者
   * 実施場所 中央区保健所,浜町高齢者トレーニングルーム,ケアプラザあいおい
 3) 訪問型介護予防事業3,240千円
   閉じこもり、認知症、うつ等のおそれのある特定高齢者を対象に、保健師が
  居宅を訪問し、生活機能に関する問題を把握・評価し、必要な相談・指導を行う。

新規 「出前はつらつ体験講座」の実施120千円
 介護予防の普及・啓発を目的として、おとしより相談センター(地域包括支援センター)の職員が地域に出向いて介護予防運動等の実技を交えた体験講座を行う。

敬老館いきいき元気クラブ2,760千円
  * いきいき体操
  * いきいき教室
    健康講座, 低栄養予防, 口腔ケア, 尿失禁予防などの介護予防教室

総合スポーツセンターにおける1,952千円
       高齢者向けトレーニング教室の開催等
 高齢者が継続的に運動機能向上をめざしたトレーニングを行えるよう、総合スポーツセンターにおいてトレーニング教室を実施する。
 また、トレーニング教室以外にも指導員を配置し、高齢者の特性にあわせた運動内容の案内・指導を行う。
  * トレーニング教室 毎週火曜日 午前10時~11時
  * 指 導 員 の 配 置 毎週金曜日 午前 9時~正午

   「元気高齢者応援プログラム“70歳就労社会の実現”
高年齢者合同就職面接会192千円
  おおむね55歳以上の高年齢者の就労機会拡大のため、ハローワーク飯田橋の協力により高年齢者と求人を希望する企業との合同就職面接会を開催する。 
  * 開催予定 平成23年2月

充実 無料職業紹介所「シルバーワーク中央」の運営支援13,691千円
 無料職業紹介所「シルバーワーク中央」による職業紹介等の業務を臨時的・短期的・軽易な業務から雇用全般に拡大したことにより相談者数が大幅に増加しているため、求人開拓を強化することを目的として新たに求人開拓員を1人配置する。
 
高齢者雇用促進支援事業7,000千円
 1) 高齢者雇用促進奨励金制度4,000千円
   定年の引上げなど65歳以上の高齢者雇用を制度化した事業主に対し奨励金を
  支給する。
   * 支給額 10万円
 2) 高齢者雇用企業奨励金制度3,000千円
   65歳以上の区民を雇用する事業主に対し奨励金を支給する。
   * 支給額 週20時間以上30時間未満 5万円
         週30時間以上      10万円

高齢者雇用推進事業所の顕彰960千円
 65歳以上の高齢者の雇用に積極的に取り組む区内事業所を顕彰し、区民および事業所等の高齢者雇用に対する意識啓発を図り、70歳就労社会の実現に寄与る。
  * 対 象 65歳以上の区民を雇用している事業所
        65歳以上の高齢者雇用を制度化した事業所
  * 内 容 記念品贈呈,啓発ステッカー配布,区のおしらせ・ホームページ
        等を活用した当該事業所の周知等

高齢者雇用推進事業所に対する- 千円
     商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
  事業所等の高齢者雇用に対する意識の啓発を図るため、65歳以上の高齢者雇用を実践した区内事業所に対し、商工業融資における優遇利率を適用する。
  * 対 象 65歳以上の区民を雇用している事業所
        65歳以上の高齢者雇用を制度化した事業所

元気高齢者人材バンク5,852千円
  地域社会貢献活動に高齢者の豊かな経験や知識を生かし、これからの高齢社会を活力ある社会とするために、「元気高齢者人材バンク」として人材登録を行うとともに、ボランティアやサークル等のマッチング、セミナーやイベントの実施、ホームページや情報誌による情報発信等を行い、高齢者の社会参加の促進を図る。
  
  「高齢者に対するサービスの充実
新規 認知症サポーター養成講座の実施346千円
 認知症についての正しい知識を学び認知症に対する理解を深め、適切な対応の仕方を身につけるため、区民と接することの多い職員を対象に講座を実施し、認知症サポーターの養成を図る。

地域見守り事業支援1,043千円
 ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯等が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域団体が行う声かけや見守り活動に対する支援事業を行う。
  * 見守り対象者 65歳以上のひとり暮らし高齢者,高齢者のみの世帯
           その他生活支援を要する者

新規 人形町認知症高齢者グループホーム(仮称)の整備《再掲42頁》343,825千円
 認知症高齢者が、身近な地域で安心して生活が送れるよう認知症高齢者グループホームを整備する。  
  * 所 在 地 日本橋人形町2丁目14番(複合施設棟7~9階)
  * 定  員 18人(9人×2ユニット)
  * 入 居 者 要支援2以上の区民で共同生活を営める認知症高齢者
  * 開設予定 平成22年11月

新規 小規模特別養護老人ホーム等複合施設の整備8,000千円
  日本橋地域に小規模特別養護老人ホーム等複合施設を整備するため、基本構想を策定する。
  * 整備予定地 日本橋小伝馬町5番1号(十思スクエア敷地内)

新規 介護サービス事業者に対する看護師等雇用補助36,846千円
 高度な医療を必要とすることから特別養護老人ホームに入所できない高齢者の受入れを促進するため、区内の民間特別養護老人ホームが看護師等を配置する場合の費用を補助する。
  * 補助限度額 1事業者あたり18,423千円

新規 在宅療養支援3,484千円
 経管栄養などの高度な医療行為を必要とする要介護高齢者を在宅で介護する家族の負担を軽減するとともに、医療的ケアを必要とする要介護者が可能な限り在宅での生活が継続できるよう、在宅療養支援を行う。
  * 在宅療養支援協議会運営
     医療機関・薬局・ケアマネジャー・介護サービス事業者等が連携し、在
    宅療養支援のための体制づくりに向けた協議を行う。
  * 在宅療養支援訪問看護指導事業【新規】
     経管栄養などの医療処置が必要な人が在宅でも療養できるよう、退院後
    に看護師を派遣して医療的ケアの指導を行う。

充実 巡回型ホームヘルプサービス71,130千円
 1) 巡回型ホームヘルプサービス
  区が介護保険の訪問介護事業所として指定を受け、要介護高齢者等のいる家庭に対して24時間巡回型ホームヘルパーを派遣する。
 2) ナイトサポート【充実】
  区が介護保険の夜間対応型訪問介護事業所として指定を受け、要介護高齢者等のいる家庭を対象に夜間における定期巡回および緊急の要請に応じた相談・アドバイスを行い、必要に応じて介護福祉士等を自宅へ派遣している。
 平成22年度からは、オペレーターの配置時間を拡大し午後6時から翌午前7時までの対応から24時間対応とする。

新規 高齢者あんしんコール事業4,988千円
 在宅におけるひとり暮らし高齢者または高齢者のみの世帯を対象として、オペレーターが緊急の要請に応じた相談・アドバイスを行い、必要に応じて介護福祉士またはタクシー会社等の応急救護講習を受講した社員による訪問サービス等を実施する。

高齢者食事サービス33,656千円
 調理が困難な70歳以上(要支援・要介護の認定を受けた者は65歳以上)のひとり暮らし・高齢者世帯・日中独居の高齢者に食事(昼食)を届けることにより、栄養補給および安否確認を行う。
  * 配食回数 週7回まで ※365日配食可能

充実 特別養護老人ホーム「マイホーム新川」における18,423千円
            経管栄養利用者受入枠の拡大
 入所待機者の中で経管栄養(胃に常時管を挿入し、流動性の栄養物を注入する等)などの医療行為を必要とする人が増加しているため、看護師を増員し経管栄養受入枠を拡大する。
  * 対象施設 マイホーム新川
  * 受 入 枠 12人→20人(8人増)
    ※「マイホームはるみ」は平成21年度に受入枠20人に拡大済

高齢者生活援助サービス8,636千円
  自立・要支援・要介護と認定された高齢者に対して民間事業者ヘルパーを派遣
 する。また、要支援・要介護認定者に対して、介護保険で対応できない院内介助
 (病院内での待ち時間)についてもヘルパーを派遣する。

敬老買物券等の贈呈99,824千円
  70歳以上の高齢者に対し長寿を祝し、中央区内共通買物券等を贈呈する。
   70~74歳        買物券3千円
   75~98歳(77・88歳除く) 買物券8千円
   77・88歳(喜・米寿)    買物券8千円およびすし券5千円
   99歳(白寿)・100歳以上  買物券2万円

充実 高齢者向け民間賃貸住宅の整備誘導58,256千円
 高齢者の居住安定の確保を図るため、民間事業者等による高齢者向け優良賃貸住宅の整備や家賃減額に要する費用の一部を助成し、質の高い良好な高齢者向け住宅の供給を促進する。
  * 供給計画策定費用助成          補助率 2/3 限度額 200万円
  * 建設費等助成(住宅の共用部分・バリアフリー設備の整備費) 補助率 2/3
   ・ 整備予定
      名  称 浜町公園前金田ビル(仮称)
      整 備 地 日本橋浜町2丁目38番
      戸  数 13戸
      完成予定 平成22年12月          
  * 家賃減額助成(月額所得26万8,000円以下の入居者)
                        1戸あたり限度額 25,600円/月

おとしより介護応援手当157,440千円
 区内において在宅介護を継続する65歳以上かつ要介護3以上の高齢者に対し、経済的・精神的負担の軽減を図るため、おとしより介護応援手当を支給する。
 (施設入所者を除く)
  * 支 給 額 月額20,000円

   「障害者に対するサービスの充実
充実 精神障害者グループホーム運営費助成780千円
 精神障害者の社会復帰の促進を図るため、一定期間生活の場を提供し日常生活における指導等を行うとともに地域社会への参加、自立を促進することを目的とした精神障害者グループホームを運営する団体に対し、運営費の一部(施設借上費)を助成する。
  平成22年度は借上居室を増やし入居者定員を拡大する。
  * 借上居室数 7室(6室から1室増) ※1室は交流室
  * 入居者定員 6人(5人から1人増)

新規 障害者就労支援モザイク平板設置事業1,610千円
 障害のある方が、建設廃材を活用して制作したモザイク平板を区施設の壁面等に設置することにより、障害のある方の自立を支援するとともに、良質なまちづくりを促進する。
  * 設置場所 浜町河岸緑道
  * 施工面積 11.68㎡(7.3m×0.8m×2カ所)

入院中精神障害者の地域移行支援4,066千円
 社会的入院といわれている比較的症状の安定した精神障害者について、区と関係のある入院者の実態等を把握し、退院と地域への移行を促進する。

   「福祉のまちづくり(バリアフリー)の推進
鉄道駅エレベーター等整備費補助70,000千円
  すべての人が自由にまちを歩き楽しむことができるまちづくりの一環として、
 鉄道駅におけるバリアフリーを推進するため、鉄道事業者に対しエレベーターの
 設置経費の一部を補助する。
  * 補助対象事業者   東日本旅客鉄道株式会社
  * エレベーター設置駅 総武本線新日本橋駅

充実 人にやさしい歩行環境の整備《再掲32頁》106,911千円
  すべての人が安全で快適に歩行できるように、歩行空間のバリアフリー整備を
 行うとともに、周辺環境と調和した街路灯の設置や街路樹の植栽を行う。
  * 日本橋室町2丁目3番先~日本橋本町3丁目4番先(植栽)
  * 日本橋本町4丁目4番先~日本橋本町4丁目6番先(歩道拡幅,デザイン灯)
  * 日本橋浜町3丁目21番先~日本橋浜町3丁目44番先
     (歩道拡幅,カラー舗装,デザイン灯,植栽)

新規 昭和通り銀座歩道橋昇降機の改修5,775千円
 昭和通り銀座歩道橋に設置されているエスカレーターの老朽化に伴い、エレべーターの新設やエスカレーターの更新を行い、歩行空間のバリアフリー機能の向上を図る。
 なお、平成22年度はエレベーター新設に向けた設計委託を実施する。
  * 歩道橋の場所 銀座7丁目13番先~銀座8丁目14番先

充実 公衆便所への「だれでもトイレ」の整備および15,119千円
      ベビーシート・チェアの設置《再掲37頁》
  * 元八通八橋際公衆便所
  * 中央市場脇公衆便所

以上、(3)に続く
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【H22予算16-3】予算案 (3) 歴史と先進性をいかした集いとにぎわいのあるまちづくり

2010-02-05 16:59:32 | 財務分析(予算・決算)
(3) 歴史と先進性をいかした集いとにぎわいのあるまちづくり
   「都心にふさわしい都市環境と基盤づくり
名橋「日本橋」上空の首都高速道路撤去および8,000千円
         日本橋川再生に向けたまちづくり
 名橋「日本橋」上空の首都高速道路の撤去実現および日本橋川河岸街区のオープンスペース化に向けた取組を進めていく。

まちづくり支援用施設の整備55,884千円
 築地場外市場地区における慢性的な駐車場不足を解消するため、築地川東支川を利用して駐車場等の整備を行う。

充実  街路環境(シンボルロード)の整備《再掲32頁》125,261千円
  広幅員の道路をうるおいのある地域のシンボル空間として整備する。
  * 東日本橋2丁目16番先~東日本橋3丁目12番先
     (歩道拡幅,カラー舗装,デザイン灯,植栽)

充実  駐輪場の整備《再掲42頁》5,284千円
  * 清杉通り駐輪場(仮称)    平置き式  70台(予定)
  * 人形町二丁目駐輪場(仮称)  機械式  204台(予定)

充実  江戸バス(コミュニティバス)の運行102,894千円
 地域内・地域間を結ぶ公共交通を補完し、区内交通不便エリアの解消と公共施設の利便性向上を図るため、江戸バスを運行する。
 また、「中央区地域公共交通会議(仮称)」を設置し、区民ニーズとの適合や事業収支を踏まえた改善点など、運行システム全般を一定期間の運行実績をもとに検証する。
  * 概 要
   ・ 運  賃 100円(未就学児のみ無料)
   ・ 運行間隔 20分(区役所発 毎時00分,20分,40分)
   ・ 運行時間 月曜日~土曜日 午前7時~午後6時40分(区役所発)
          日曜日・祝日  午前8時~午後6時40分(区役所発)
   ・ 運行系統 北循環(八重洲・日本橋方面)
          南循環(月島・勝どき・晴海方面)

充実 電線共同溝の整備206,417千円
 安全かつ円滑な道路交通の確保、都市景観の向上、都市災害の防止および情報通信ネットワークの信頼性の向上等の観点から、電線類の地中化を推進する。
  * 日本橋室町4丁目・日本橋本町4丁目地区
                  引込・連系管設計委託,電線共同溝整備工事
  * 日本橋本石町4丁目地区   詳細設計,試掘調査
  * 築地6丁目・7丁目(南)地区  予備設計
  * 日本橋本町2丁目地区    予備設計
  * 日本橋茅場町・八丁堀地区  試掘調査

新たな歩行者専用橋の整備50千円
 晴海通り(黎明橋およびトリトンブリッジ周辺)における歩行者の集中を緩和するとともに、朝潮運河沿いの行き止まりを解消するため、歩行者専用橋を設置する。
  なお、平成22年度は、運河周辺の歩行環境整備の方向性もあわせ、地元の合意形成を図る。

西仲橋の架替え432千円
 地震時における避難経路の確保や区民等の安全確保を図るため、西仲橋の架替えを行う。
 なお、平成22年度は、企業者による西仲橋から仮橋へ添架管の切り回し工事が行われるため、区は工事期間中の仮橋の維持管理を行う。

   「快適な住環境の実現
新規 地上デジタルテレビ放送への移行対策61,666千円
 1) 「デジアナ変換機」の導入の促進53,280千円
 平成23年7月24日に実施される地上デジタル放送への完全移行後も、引き続きアナログテレビでの受信を可能にするため、ケーブルテレビ事業者に対し、デジタル波をアナログ波に変換する「デジアナ変換機」の導入経費の一部を助成する。
   * 助成内容 導入経費の2/3(限度額26,640千円)
 2) 「相談ダイヤル」の設置8,386千円
 地上デジタル放送移行の対応方法など区民からのテレビに関する相談にきめ細かく対応するため、区およびケーブルテレビ事業者に「相談ダイヤル」を設置する。

まちづくり支援事業(コミュニティ・ファンド) 795,384千円
 区内の市街地整備とコミュニティの維持・活性化を推進するため、大規模開発事業者が負担する開発協力金を原資として、事業区域内の区民の居住継続や地域環境整備活動等の支援を行う。

充実 市街地再開発事業助成3,374,642千円
 1) 晴海三丁目西地区330,000千円
   住宅 約2,500戸・事務所・宿泊施設 完成予定 平成25年10月
 2) 勝どき駅前地区1,427,842千円
   住宅 712戸・店舗・事務所・公益施設 完成予定 平成22年11月
 3) 新川二丁目地区476,400千円
   住宅 36戸・事務所 完成予定 平成23年12月
 4) 湊二丁目東地区115,000千円
   住宅 約370戸・店舗 完成予定 平成28年8月
 5) 月島一丁目3・4・5番地区426,200千円
   住宅 約750戸・店舗・事務所・病院 完成予定 平成27年3月
 6) 京橋二丁目西地区442,000千円
   住宅 約10戸・店舗・事務所・公益施設 完成予定 平成27年8月
 7) 勝どき五丁目地区157,200千円
   住宅 約1,320戸・店舗・公益施設 完成予定 平成27年3月

都市再生土地区画整理事業助成10,000千円
 公共施設の整備改善と宅地利用の増進を図り、合理的かつ健全な土地利用を促進することにより、防災性の向上、土地の有効高度利用等を推進する。
  * 湊二丁目東地区土地区画整理事業 地区面積 約18,000㎡

新規 分譲マンション管理組合支援システム(仮称)構築に対する補助24,338千円
 分譲マンション管理組合の業務を支援するとともに、マンション居住者間の情報交換や町会・自治会からの情報提供等を通じてコミュニティの育成と振興を支援するインターネットを利用したシステムを、財団法人中央区都市整備公社が構築するにあたり、区が経費を補助する。
  
  「良好な都心コミュニティの創出
新規 浜町集会施設「浜町メモリアル」の管理運営46,569千円
 葬儀はもとより、集会、会議など、区民の交流やコミュニティの場として多目的に利用できる施設として開設する。
  * 所 在 地 日本橋浜町2丁目59番48号
  * 延 面 積 1,925.8㎡ 
  * 構造規模 鉄筋コンクリート造 地下1階地上4階
  * 開設予定 平成22年4月
  * 開館時間 午前9時~午後9時
  * 休 館 日 1月1日・2日,館内整理日

コミュニティふれあい銭湯46,199千円
 世代間の交流や在住者・在勤者のふれあいを通じてコミュニティ意識の高揚を図るため、区内10浴場を開放する。
  * 開 設 日 毎月第2・4金曜日(年24回)
  * 入浴料金 1人1回100円(敬老入浴証持参者と小学生以下は無料)

充実 町会等活性化支援情報誌の発行1,659千円
 町会・自治会活動の活性化と未加入者の加入促進を目的に発行している「こんにちは町会です」の発行回数を年1回から2回に拡充する。
  * 規  格 A4版,カラー,4頁
  * 発行部数 各67,000部

充実 地域の盆おどりに対する助成14,800千円
 町会等が実施する盆おどり大会に対し、実施に要する経費の一部を助成し、区民のふるさと意識の高揚と地域の活性化を図る。
  * 助成限度額 1,000世帯未満の町会等   20万円
          1,000~2,999世帯の町会等 20万円→30万円へ引上げ
          3,000世帯以上の町会等   20万円→40万円へ引上げ
          4,000世帯以上は、1,000世帯増えるごとに5万円増額する。

町会・自治会加入事業所に対する- 千円
    商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
  町会・自治会加入事業所に対して、商工業融資における優遇利率を適用する。

新規 青年リーダーの育成1,096千円
 本区で実施している少年リーダー養成研修会の修了者および新成人のつどい実行委員会の経験者を組織化し、定例会等で活動の推進を協議しながら、地域活動への参加を積極的に推進していくとともに、研修会を通してスキルアップを図るなど、幅広い活動を支援する。
  * 体  制 少年リーダー養成研修会OB会  30人
         新成人のつどい実行委員会OB会 20人
  * 実施回数 定例会 年6回  研修会 年1回

新規 外国人区民支援施策の推進4,706千円
 外国人区民とのコミュニケーションが円滑にとれるよう区役所内に英語による通訳・翻訳窓口を設置(週3日程度)し、外国人区民に対する通訳・相談業務および区内文書の翻訳を行う。
 また、外国人区民の生活に密着した区内公共施設の見学会を実施し、行政サービスへの理解と施設利用の促進を図る。

   「文化的環境づくりの推進
中央区まるごとミュージアム33,220千円
 中央区というまち全体が、名所・旧跡、画廊・美術館、水辺など数々の魅力にあふれるミュージアムであることから、区内を回遊できるバスや船を用意し、民間の文化事業を含む区内のさまざまな文化的な魅力を区民等に体験してもらうためのイベントを中央区文化・国際交流振興協会との共催で実施する。
  * 開催予定日 平成22年10月31日(日)

文化振興プロデュースチーム1,329千円
  中央区文化振興プランの提言のもとで区民や民間事業者等の自主的な文化活動の推進・拡大を図るため、中央区文化・国際交流振興協会に文化の専門家からなるプロデュースチームを設置し、具体的な文化事業の企画・立案、文化ボランテ
 ィアの育成等を行っていく。

新規 文化事業助成制度の運営500千円
  本区にふさわしい文化の創造や区民および民間事業者等による文化活動の活性化を図るため、文化振興基金を活用した文化事業助成制度を創設する。
  平成22年度は、平成23年度に実施される文化事業を対象に選考を行う。
  (助成金の交付は平成23年度に行う。)

図書館地域資料のデジタル化11,522千円
 区立図書館で所蔵する地域資料(中央区を主題としているもので、劣化が激しく保存が必要であり、かつ、著作権が消滅しているもの)のデジタル化を平成20年度から3カ年で実施している。
 また、作成したデジタル資料の公開を、ホームページ上で平成21年1月から行っている。

郷土天文館「タイムドーム明石」収蔵品のデータベース構築63,000千円
 郷土天文館が所蔵する歴史・民俗および考古資料の管理と活用の拡大を図るため、資料に関する調査・整理およびデータベースの構築を平成20年度から3カ年で実施している。
 平成22年度は、平成21年度に引き続き考古資料の調査・整理を行うとともに、平成23年度のホームページ公開に向けたデータベース構築を行う。

新規 国民読書年および京橋図書館100周年記念事業813千円
 平成22年が国の定めた「国民読書年」であるとともに、京橋図書館開設100周年にあたることから、講演会や展示会などの記念事業を行う。

   「観光振興への取り組み
中央区観光検定10,017千円
 本区の魅力を区内外の方々に再認識してもらうとともに、観光事業の拡大を図るため、区内の観光スポットや歴史、文化等を題材にして実施する。
 合格者への特典として、合格証とオリジナルポストカード、中央区の古地図を贈呈するとともに、得点上位者を観光協会特派員(観光協会ホームページおよび中央FMラジオの専用コーナーで観光情報の発信等)として1年間登録する。
  * 実施予定 平成23年2月
  * 受 検 料 3,150円
  * 合格者数 300人程度

観光写真コンクールの展開等1,217千円
 観光写真コンクールを実施し、入賞作品等を活用したポストカードを作成し販売するとともに、本区にちなんだ錦絵を題材としたオリジナル切手を販売する。

新規 朝潮運河小型船発着施設の運営《再掲36頁》12,476千円
  平成22年4月から、東京都港湾局が管理する朝潮運河小型船発着施設の管理運営を区が引き継ぐことにより、朝潮運河周辺における水辺を生かした地域のにぎわ
 いづくり施設として運営するとともに、災害発生時にも活用する。

充実 船着場の整備《再掲36頁》194,310千円
 静穏な水域や運河沿いのオープンスペースを生かした船着場を地域との協働により整備・活用することにより、快適でうるおいのある水辺のにぎわい空間を整備する。
 なお、平成22年度は、平成23年4月の日本橋架橋100周年にあわせて、日本橋際にある滝の広場周辺に防災船着場を整備する。
  * 整備箇所 日本橋1丁目9番先(日本橋川)

   「区内産業の活性化とまちのにぎわいの創出
観光商業まつり38,007千円
  歴史と伝統を誇る本区商業を広く内外に宣伝紹介するとともに、顧客サービス
 と商業意欲の向上を図り、あわせて観光客の誘致を促進するため、商店会、百貨
 店、業種別団体等と協力して実施する。
  * 開催予定 平成22年10月

産業文化展52,770千円
  本区における産業活動について、その歴史的な歩み、未来への展望などを広く
 紹介する。
  * 開 催 予 定 日 平成22年10月31日(日)~11月3日(祝)
  * 開催予定会場 晴海アイランド トリトンスクエア

アンテナショップ・スタンプラリー1,793千円
 新たなまちのにぎわいを創出するため、区内アンテナショップを巡るスタンプラリーを実施する。

充実 にぎわいのある道路の整備209,951千円
 区民や街行く人々が憩いと安らぎを感じ、本区にふさわしいにぎわいを創出するため、道路の整備を行い、上質な歩行空間の形成を図る。
  * 銀座1丁目9番先~銀座3丁目6番先(道路のカラー化,デザイン灯)
  * 銀座7丁目10番先~銀座8丁目9番先(道路のカラー化,デザイン灯)
  * 日本橋馬喰町1丁目12番先~日本橋横山町10番先外(道路のカラー化)

   「商店街・中小企業への応援による商工業のまちの活性化
充実商工業融資《再掲16・23・31・36・40頁》2,618,317千円
 区内中小企業の経営の合理化や設備の近代化の促進を図るため、金融機関を通じて融資を行う。
 平成22年度は、緊急景気対策として特別資金融資を実施するとともに、東京都が実施する緊急融資に係る信用保証料の補助を行う。あわせて、金融経済相談員を1名増員し、相談・融資あっせん事業の充実を図る。
 また、町会・自治会等に加入している事業所、高齢者雇用の促進に貢献している事業所、ワーク・ライフ・バランス認定企業等に対して優遇利率を適用する。
  * 緊急景気対策特別資金融資の概要
   ・ 実 施 期 間 平成22年4月~9月
   ・ 融 資 限 度 額 1,000万円
   ・ 資 金 使 途 運転資金,設備資金
   ・ 利用者負担利率 年0.1%
   ・ 信 用 保 証 料 全額補助

共通買物券の発行586,463千円
 消費者の購買意欲を刺激し、地域経済の活性化のため、共通買物券を発行する。
  * 発行予定  平成22年6月
  * 発行総額  5億5,000万円
  * 購入限度額 1人につき10万円

商店街の集客力向上支援3,000千円
 「商店街ビジョン」を作成し、その実現に向けた取組を着実に実行するなど、地域の活性化のために積極的に取り組む商店会が行う集客力向上事業に対して支援を行う。

産業支援施設(仮称)の整備および管理運営139,193千円
 日本橋問屋街中心部における慢性的な駐車場不足を解消するため、現在の区営横山町臨時駐車場を新たにタワー型駐車場として整備する。
 また、敷地内に荷物預かりスペースや待合いスペースを確保するなど利便性の向上を図り、日本橋問屋街地区の産業支援に資する。
  * 所 在 地 日本橋横山町6番 
  * 敷地面積 370.14㎡
  * 構造規模 エレベーター方式タワー型(高さ約20.3m,収容台数32台)
  * 開設予定 平成22年9月

日本橋問屋街活性化事業支援5,030千円
 日本橋問屋街地区のさらなる再生と活性化のため、日本橋問屋街活性化委員会が行う活性化事業に対し助成を行う。
  * 問屋街からの情報発信
   ・ 海外バイヤーへの積極的広報
   ・ 新聞・問屋街マップの作成,ホームページの改善
  * 文化服装学院との取組
   ・ スタイリスト科による「問屋街街角ディスプレイ」
   ・ インターンシップの継続

充実 特色ある地域商店街づくり16,394千円
 地域環境に適合した個性と魅力を持つ商店街づくりを促進するため、商店会が自ら行う施設整備事業や販売促進事業等に対し助成を行う。

   「雇用の促進と就労支援
若年者合同就職面接会600千円
 区内を中心とする中小企業の雇用促進を図るため、ハローワーク飯田橋の協力により、若年者(おおむね35歳以下)を対象に合同就職面接会を開催する。
  * 開 催 予 定 平成22年12月

職業相談・就職ミニ面接会662千円
 ハローワーク飯田橋の協力により、区内において職業相談が行えるようにするとともに、就職ミニ面接会を開催し、区民等の就労支援と雇用の安定化を図る。
  * 開催日時 毎月第2・3火曜日 午後1時~4時(延長は午後5時まで)
  * 会  場 シルバー人材センター会議室および準備室(京華スクエア2階)

雇用促進奨励金10,700千円
 国の緊急雇用対策として実施されている「若年者等正規雇用安定化特別奨励金」および「派遣労働者雇用安定化特別奨励金」にあわせ、区独自の奨励金制度を実施し、本区の若年者等の雇用安定の促進と中小企業支援の一層の強化を図る。
  * 若年者正規雇用促進奨励金
   ・ 支給対象 原則として区内に事業所を有し、区民である年長フリーター
          (25歳以上40歳未満)を正規雇用した中小企業の事業主
   ・ 支給金額 雇用後6カ月、1年6カ月、2年6カ月経過後の3回に分けて総額
          50万円
  * 派遣労働者雇用安定促進奨励金
   ・ 支給対象 原則として区内に事業所を有し、区民である派遣労働者を無
          期または有期(更新ありの場合に限る)で直接雇い入れた中小
          企業の事業主
   ・ 支給金額 雇用後6カ月、1年6カ月、2年6カ月経過後の3回に分けて、無
          期の場合は総額50万円、有期の場合は総額25万円

   「都心らしいイベントの開催による活力とふれあいのまちづくりの推進
東京湾大華火祭246,704千円
  区民にうるおいとやすらぎの場を提供することにより、ふるさと意識を高める
 とともに、観光商業の発展に資する。
  * 開催予定日 平成22年8月14日(土)
  * 会   場 晴海埠頭, 晴海運動場ほか
  * 規   模 花火打上数 約12,000発

大江戸まつり盆おどり大会40,062千円
 区民のふるさと意識の高揚と地域の活性化を図るため、江戸のまちにゆかりの深い盆踊りを中心に実施する。
  * 開催予定日 平成22年8月27日(金)・28日(土)
  * 会   場 浜町公園

雪まつり10,987千円
 自然の雪と接する機会の少ない区民が積極的に参加できる冬のイベントとして本区の友好都市である山形県東根市から雪の提供を受け実施する。
  * 開催予定 平成23年2月
  * 会  場 あかつき公園

以上、(4)へ続く
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【H22予算16-4】予算案 (4)地球にやさしい水と緑のまちづくり

2010-02-05 16:59:08 | 財務分析(予算・決算)

(4) 地球にやさしい水と緑のまちづくり

   「地球にやさしいまちづくりの推進
新規 中央区エコタウン構想の策定15,000千円
 地域特性や地域課題を踏まえた地域の環境のあるべき姿を描き、具体的に環境行動を実践していくためには、地域と区が協働して地域ごとの「エコタウン構想」を策定することが必要である。
 そこで、地域内での最新の省エネルギー機器や自然エネルギー機器の導入、壁面・屋上などの緑化、次世代自動車によるカーシェアや駐輪場確保など、区民が快適に住み、働き、生活を楽しむことができる「中央区エコタウン構想」を策定する。
  * 業務系モデル地区 東京駅前地区
  * 住宅系モデル地区 晴海地区

新規 中央区環境情報施設の設置- 千円
 「中央区環境行動計画」の基本目標に定める「区民・事業者・区が協働して、楽しみながら環境活動を実践しているまちをつくる」ことをめざし、「環境情報施設」を民間事業者が設置する「京橋環境ステーション(仮称)」内に整備する。
  * 整 備 地 「京橋三丁目1地区都市再生特別地区」の建築物内
  * 全体面積 約410㎡
  * 施設のコンセプト
    “都心中央区のど真ん中から「エコシティ中央」を実現”する。
   * 施設の特徴
  「京橋環境ステーション(仮称)」と連携して、今後策定予定の東京駅前地区や晴海地区のエコタウン構想に基づき、最先端の省エネビルや省エネ生活のあり方など、地域とともに環境問題に取り組む拠点とする。
  また、これら先導的な取組を周辺地区においても展開する。
  * 開設予定 平成25年4月

充実 中央区の森【中央区の森活性化構想の策定】12,962千円
 「中央区の森」においては間伐、植樹などの森林保全に加えて、区民等の活動や間伐材をはじめとする木材の活用などを通じて檜原村との交流を一層促進していく必要がある。
 そこで、森林保全活動を基軸として本区と檜原村との交流を深めつつ、区民等が豊かな自然に触れる機会の拡大を図るため、中長期的視点に立つ「中央区の森環境ふれあい村構想(仮称)」を策定する。

充実 低公害車の普及・啓発3,800千円
1) 電気自動車の庁有車への導入【充実】500千円
 自動車公害対策、地球温暖化対策の一環として低公害車の普及・促進のため庁有車に電気自動車を導入する。
2) 電気自動車の購入費助成3,300千円
 自動車公害対策、地球温暖化対策の一環として、電気自動車等を購入した区民および区内中小企業に対し、費用の一部を助成する。

充実 清掃事業の普及・啓発12,460千円
 『「資源」と「ごみ」の正しい分け方・出し方』の内容を一新し、写真やイラストを増やすとともに、ごみや資源の処理の流れ等について掲載するなどわかりやすい冊子を作成する。

充実 リサイクル事業の普及・啓発2,918千円
 1) エコまつりの開催【充実】2,184千円
 環境意識の向上等を図るため、フリーマーケットと同時開催するとともに、区内の小・中学校、保育園等から排出された生ごみの堆肥化により栽培している野菜(キャベツ)等の販売ブースを新たに設置する。
 2) フリーマーケットの開催734千円
  年3回、区内の公園で実施する。
  なお、平成22年度から土曜日が荒天の場合は日曜日に順延する。

充実 ほっとプラザはるみの屋上庭園を利用したリサイクル教室の実施348千円
 地域の方々が愛着を持ってほっとプラザはるみ屋上庭園や施設を利用してもらうことを目的として、庭園で栽培しているハーブなどを活用してラベンダースティック作りやコケ玉作りなどのリサイクル教室を実施する。

新規 宇佐美学園への太陽光発電システムの整備30,355千円
 自然エネルギーを活用し環境負荷の低減を図るとともに、環境学習を推進するため、太陽光発電システムを整備する。

充実 自然エネルギーおよび省エネルギー機器設置費助成22,415千円
 地球温暖化対策として、太陽光発電システムおよび高効率給湯器等の普及を促進するため、機器および設備費用の助成を行う。
 なお、平成22年度から新たに高反射率塗装工事に対する助成を行う。
  * 助成対象者  区民および区内中小企業
  * 対象建築物  戸建住宅,共同住宅,中小事業所
  * 助成対象機器 太陽光発電システム,太陽熱利用システム
           高効率給湯器(エコジョーズ, エコウィル, エコキュート)
           高反射率塗装,熱源機器,空調機器,給湯機器
           照明機器ほか
  * 助成額(上限) 太陽光発電システム 35万円(戸建住宅)
                     100万円(集合住宅・事業所)
           太陽熱利用システム 3万円~15万円(戸建住宅)
           高効率給湯器    5万円~15万円(戸建住宅)
           高反射率塗装    10万円(戸建住宅)
                     70万円(集合住宅)
           省エネルギー機器  20万円(事業所)
  * 上乗せ助成  中央区版二酸化炭素排出抑制システム認証取得者に対し、
           上乗せ助成を行う。

中央区版二酸化炭素排出抑制システム認証取得事業所に- 千円
        対する商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
 中央区版二酸化炭素排出抑制システム認証取得事業所に対して、商工業融資における優遇利率を適用する。

新規 区営駐車場照明のLED化1,240千円
  区営駐車場内照明の消費電力削減による環境負荷の低減および照明器具の長寿命化による維持管理経費の削減を図るため、照明器具のLED化を試験的に導入する。
  * 整備箇所 区営晴海一丁目駐車場

公衆浴場のクリーンエネルギー化助成3,200千円
 区内公衆浴場使用燃料の都市ガス等への切替え促進のため、対象経費を9割補助することにより、環境負荷を低減するとともに浴場経営の安定化を図る。
  * 補助率 4/10 (東京都 5/10)
  * 限度額 1,600千円

充実 環境にやさしい道路の整備127,515千円
 低騒音舗装、遮熱性舗装や透水性舗装など環境にやさしい舗装技術を導入し、道路交通による騒音抑制やヒートアイランド現象の緩和を図る。
 また、平成22年度は、遮熱性舗装の効果を区民や来街者に広く知ってもらうため、太陽光パネルを用いた路面温度表示板を設置する。
 低騒音・遮熱性舗装
  * 東日本橋2丁目16番先~東日本橋3丁目12番先(車道舗装)
 低騒音舗装
  * 日本橋浜町2丁目23番先~日本橋浜町2丁目31番先(車道舗装)
 遮熱性舗装
  * 日本橋人形町1丁目17番先~日本橋人形町2丁目6番先(車道舗装)
 透水性舗装
  * 入船2丁目3番先~入船2丁目4番先(車道舗装,雨水浸透ます設置)
  * 日本橋浜町3丁目37番先~日本橋浜町3丁目38番先(車道舗装)
 路面温度表示板設置【新規】
  * 設置予定場所 日本橋浜町2丁目(浜町公園前交差点付近) 

   「水と緑のうるおい空間の創出
充実 民間施設の緑化推進27,495千円
 1) 民間施設の緑化助成27,000千円
   * 緑化助成
     対 象 接道部 2万円/㎡,接道部以外の地上部 1万円/㎡
         屋上・ベランダ 3万円/㎡,壁面 5千円/㎡
  補助率 住宅系 2/3,非住宅系 1/2
     限度額 合算額で200万円
   * 保護育成費助成
     対 象 緑化助成を受けた緑地 1千円/㎡(3年間限り)
         樹木 1万円/本(年度内1回限り)
     限度額 それぞれ10万円
 2) 苗木即売会495千円
   緑化意識の高揚を図るために苗木即売会を開催し、緑の相談コーナーを設置
  するとともに、ベランダ緑化のモデルケース展示などを行う。

充実 公共施設の緑化推進44,827千円
 1) 久松町区民館・日本橋休日応急診療所複合施設5,503千円
   壁面緑化 72㎡
 2) 月島区民センター《再掲43頁》20,000千円
   壁面緑化 325㎡
 3) 子ども家庭支援センター等複合施設11,539千円
   壁面緑化 157㎡
 4) 日本橋小学校7,785千円
   区営人形町駐車場出入口の壁面 登はん式緑化 102㎡

新規 校庭・園庭の芝生化《再掲13頁》9,749千円
 1) 京橋築地小学校5,146千円
   校庭の一部芝生化 292㎡
 2) 豊海小学校2,527千円
   校庭の一部芝生化 150㎡
 3) 月島幼稚園2,076千円
   園庭の一部芝生化 127㎡

新規 地域の森づくりと街路樹の整備37,913千円
 1) 地域の森づくりに向けた環境調査【新規】5,500千円
   区内における緑のネットワークの構築および良好な歩行環境の形成を図るた
  め、風環境の実態調査を実施する。調査にあたっては、モデル地区を選定し、
  観測を行う。
 2) 街路樹の整備《再掲19・21頁》32,413千円
   歩道の新設や拡幅の際には、街路樹間に中木・低木を植栽するなど積極的に
  植樹し、街路樹の多層化・連続化等により緑豊かな歩行空間の整備を行う。
   * 八丁堀1丁目2番先~八丁堀2丁目23番先外(多層化・連続化)
   * 東日本橋2丁目16番先~東日本橋3丁目12番先(多層化・連続化)
   * 日本橋室町2丁目3番先~日本橋本町3丁目4番先(新規植栽)
   * 日本橋浜町3丁目21番先~日本橋浜町3丁目44番先(新規植栽)

充実 花と緑の見所づくり10,640千円
 「花の都中央区宣言」がめざす花と緑に包まれたまちを実現するため、「中央区緑の基本計画」に基づき公園や道路、緑道などに花や緑の見所を整備していく。
 見所づくりにおいては、水辺や史跡・旧跡を生かすなど、まち全体の魅力を高め、まち歩きなど観光やにぎわいに結びつくものとなるように、四季折々の花や緑、紅葉の見所などを計画的・効果的に整備していく。
  * 対象公園 浜町公園

充実 水の都プロジェクトの推進153,446千円
 隅田川の護岸等
 1) 中洲公園の改修6,782千円
   設計(面積 2,500㎡)
 2) 月島一丁目スーパー堤防上部修景・月島三丁目児童遊園の整備2,962千円
   設計(面積 1,549㎡)
 3) 浜町河岸緑道の整備88,898千円
   緑道整備(施工延長 233m)
 4) 月島三丁目緑道の整備33,264千円
   緑道整備(施工延長 132m)
 5) 隅田川テラス照明灯の整備21,540千円
   照明灯設置(施工延長 500m)

充実 公園・児童遊園の改修82,240千円
 1) 箱崎公園の改修66,442千円
   施設整備,植栽,舗装(施工面積 2,520㎡)
 2) 勝どき四丁目児童遊園の改修15,798千円
   施設整備,植栽,舗装(施工面積 800㎡)

   「地域とともにつくるポイ捨てのない美しいまちづくり

地域クリーンパトロールの展開38,851千円
 歩きたばこ・ポイ捨て防止のためのPRや条例に基づく規制、アイドリング・ストップの促進、有害鳥獣捕獲等を行い、区内環境の総合的な向上を図る。
  
  「地域と一体となった資源循環型社会の形成
新規 土のリサイクルのモデル実施580千円
 廃棄物として取り扱えない「園芸用の土」のリサイクルを、リサイクルハウスかざぐるま箱崎町においてモデル実施する。
 なお、回収した土は再生し、区民への無料配布やリサイクル教室(園芸教室)などで活用を図る。  

資源持ち去り防止対策11,360千円
 区民が安心して資源物を排出できる環境の確保およびリサイクル意識の高揚を図るため、資源物の持ち去り禁止を明確化するとともに、パトロールを実施する。
 また、資源持ち去り行為への禁止命令に違反した者に対して、住所・氏名(法人名)の公表を行う。

資源再利用(リサイクル)の推進444,469千円
 1) 集団回収の支援
 地域のリサイクル活動を推進するため、リサイクル活動団体に対する支援を行う。
 2) 拠点回収
   * 公共施設での回収
     牛乳パック, 食品用発泡スチロールトレイ, 乾電池, 布類
   * 小学校での回収
     廃食用油, 布類, 牛乳パック, 食品用発泡スチロールトレイ, 蛍光管,
     乾電池
   * 回収協力店での回収
     ペットボトル
 3) 集積所回収
  びん, 缶, 紙類, ペットボトル, 金属製のなべ・やかん・フライパン等
  なお、ごみの収集作業における安全性の確保を図るため、新たにスプレー缶およびカセットコンロ用ガスボンベの資源回収を実施する。

プラスチック製容器包装の集積所回収87,583千円
 容器包装リサイクル法の対象品目であるプラスチックを、区内全集積所で回収し、ごみの減量および資源の有効利用を図る。

以上、(5)に続く

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【H22予算16-5】予算案 (5) 地域ぐるみの安全・安心まちづくり(6)その他

2010-02-05 16:33:17 | 財務分析(予算・決算)
(5) 地域ぐるみの安全・安心まちづくり
   「地域防災力の向上

防災拠点運営委員会訓練12,465千円
  防災拠点運営委員会が実施する訓練に対し、メニュー方式による支援を行う。
  * 体験型訓練
    避難所開設訓練,仮設トイレ設置訓練,起震車による地震体験訓練など
  * 技能習得訓練
    応急手当講習会,資器材操作訓練など
  * 防災講演会
  * 自主企画の訓練

充実 防災拠点運営委員会への支援15,269千円
 災害時の円滑な防災拠点の運営や、平常時の地域ぐるみの防災対策を推進するため、町会・自治会や防災区民組織が主体となった「防災拠点運営委員会」(21委員会)の活動を支援する。
  * 運営支援
    資器材操作講習等への職員派遣,消防署等関係機関との連絡調整
    訓練ポスター作成,委員会開催(案内・資料の作成等)
  * 防災拠点運営委員会からのお知らせの作成・配布【新規】
  * 防災拠点活動マニュアルの更新【充実】
  * 防災拠点運営委員会連絡会議
    委員長連絡会議,リーダー向け防災講演会の開催

新規 広報掲示板の避難場所標識に外国語表記の追加1,283千円
 外国人に対する防災意識の向上と災害時の避難の円滑化を図るため、区内各所に設置している広報掲示板の避難場所標識に英語表記を追加する。

充実 高層住宅防災対策10,285千円
 8割を超える区民が共同住宅居住者であるという本区の特性を踏まえ、高層住宅の防災対策を推進する。
  * 高層住宅ごとに適した「防災対策マニュアル」の作成支援
  * 標準的な「高層住宅防災対策マニュアル」の作成・配布【新規】
  * マンション管理組合等防災対策支援【新規】
    防災講習会,防災対策推進マンションの登録

充実 安全・安心メールの充実4,725千円
 平成21年度から「安全・安心メール」で配信している防犯・消費生活情報に加え、新たに気象警報等の防災関連情報を配信し、さらなる区民生活の安全・安心を確保する。
  * 配信情報  地震情報,気象警報・注意報,荒川・神田川洪水情報,
          防犯情報,消費生活情報,新型インフルエンザ情報等

区、町会・自治会等との災害時支援協定締結事業所および- 千円
消防団協力事業所に対する商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
 区、町会・自治会・防災区民組織との災害時支援協定締結事業所および消防団協力事業所に対して、商工業融資における優遇利率を適用する。

新規 朝潮運河小型船発着施設の運営《再掲25頁》- 千円
 平成22年4月から、東京都港湾局が管理する朝潮運河小型船発着施設の管理運営を区が引き継ぐことにより、朝潮運河周辺における水辺を生かした地域のにぎわいづくり施設として運営するとともに、災害発生時にも活用する。

充実 船着場の整備《再掲25頁》- 千円
 静穏な水域や運河沿いのオープンスペースを生かした船着場を地域との協働により整備・活用することにより、快適でうるおいのある水辺のにぎわい空間を整備する。
 なお、平成22年度は、平成23年4月の日本橋架橋100周年にあわせて、日本橋際にある滝の広場周辺に防災船着場を整備する。
  * 整備箇所 日本橋1丁目9番先(日本橋川)
   「地域特性や社会の変化に即応した防災力の向上」

新規 地下街等の避難確保計画に関する調査6,642千円
 浸水想定区域内にある不特定多数の人々が利用する地下街等施設を「中央区地域防災計画」に定めるにあたり、該当施設を把握するための調査を行う。
 また、調査の結果、「中央区地域防災計画」に定められた地下街等施設の所有者等に対して、洪水時における施設利用者の避難確保計画の策定を促すとともに、計画のモデルを作成し支援する。

   「災害に強いまちづくりの推進
住宅・建築物耐震改修等支援事業37,100千円
 昭和56年に施行された新耐震基準適用前の建築物の耐震性向上を促進するため、耐震診断・耐震補強工事等を行う建築物の所有者に対して、費用の一部を助成する。
  * 木造住宅
   ・ 耐震診断・補強計画費助成            限度額 15万円
   ・ 耐震補強工事費助成 
       補助率 1/2(高齢者・障害者世帯は10/10)    限度額 200万円
   ・ 簡易補強工事(一部屋補強等)費助成
       補助率 1/2(高齢者・障害者世帯は10/10)    限度額 100万円
  * 木造住宅以外の建築物
   ・ マンション耐震診断費助成       補助率 2/3 限度額 100万円
   ・ 業務商業建築物等耐震診断費助成    補助率 2/3 限度額 50万円
   ・ 分譲マンション補強設計費助成    補助率 2/3 限度額  200万円
   ・ 分譲マンション耐震補強工事費助成  補助率 1/2 限度額 2,000万円
  * 緊急輸送道路沿道等建築物
   ・ 耐震診断費助成
      分譲マンション          補助率 2/3 限度額  200万円
      賃貸マンション          補助率 2/3 限度額  100万円
      業務商業建築物等         補助率 2/3 限度額  100万円
   ・ 補強設計費助成
      分譲マンション          補助率 2/3 限度額  200万円
      賃貸マンション          補助率 2/3 限度額  100万円
   ・ 補強工事費助成
      分譲マンション          補助率 2/3 限度額 2,000万円

公衆浴場の耐震化等助成5,000千円
 公衆浴場は火気を使用し、煙突・重油タンクを備えるなど、火災等の危険性が高い施設であることから、区内公衆浴場の耐震対策を促進するため、その整備に要する経費を助成することにより、浴場利用者および周辺住民の安全確保を図る。
  * 補助率 1/2 (東京都 1/2)
  * 限度額 5,000千円

橋りょうの健全度調査14,707千円
  亀井橋, 三吉橋, 築地橋, 南高橋, 豊海橋, 柳橋

充実 橋りょうの耐震補強整備49,880千円
  * 新亀島橋(落橋防止装置)

災害時対応型公衆便所の整備《再掲20頁》36,699千円
  * 中央市場脇公衆便所

   「犯罪を未然に防ぐ安全・安心なまちづくりの推進
新規 銀座地区における安全対策支援22,350千円
 銀座地区の安全で安心なまちづくりを推進するため、防犯設備の設置等を推進する。
  * 防犯設備等補助
    銀座地区の町会等が立ち上げる防犯推進協議会が設置する防犯カメラ等の
    経費の一部を補助する。
  * 地域防犯環境改善事業
    街路灯の整備,防犯ボランティア講習会,普及・啓発等

充実 消費者相談16,197千円
 平成22年4月に本庁舎1階に消費生活センターを設置し、相談員を増員するなど相談体制を充実するとともに、ホームページを活用した情報発信の充実を図る。
  * 相談業務
   ・ 概  要 消費生活センターでの相談業務のほか、出前講座や外出が困
          難な高齢者宅への訪問相談を行う。
   ・ 受付時間 月曜日~金曜日(祝日を除く) 午前9時~午後4時
   ・ 相談体制 相談員4人
  * 情報発信 新たに消費生活に関するホームページを作成し、相談窓口や講
         座の案内、相談事例集や消費者だより等を掲載する。
 
安全・安心おまかせ出前相談と住まいの防犯対策助成1,245千円
 安全で安心して生活できるまちづくりを推進するため、防犯アドバイザーを各家庭に派遣するとともに、住居の防犯対策経費の一部を助成する。
  * 対 象 者 区内に居住し住民登録している世帯
  * 助成対象 玄関、窓の防犯用具およびセンサーの取付等
  * 助 成 額 5千円以上の経費に対し1/2を助成。限度額 1万円

町会・自治会等生活安全(防犯) 10,945千円
        アドバイザー派遣事業と防犯設備整備費助成
 町会や自治会、共同住宅等に対して防犯対策の助言・提案等を行う防犯アドバイザーを派遣し、効率的な防犯設備設置の指導をしていくとともに必要な設備の設置費用の一部を助成する。
  * 対  象 町会・自治会,マンション管理組合,商店会等
  * 対象設備 防犯カメラ,センサー付きライト等
  * 助 成 額 補助率 1/2 限度額 50万円

防犯灯助成8,844千円
  * 防犯灯設置助成4,492千円
  * 防犯灯電気料助成4,352千円

こども安全安心メール2,772千円
 区内の小・中学校、幼稚園および保育園において、不審者情報や緊急連絡などの情報を保護者の携帯電話等にメール送信し、注意を喚起する。

   「感染症危機管理体制の推進
充実 新型インフルエンザ対策56,060千円
 強毒性の新型インフルエンザ発生に備えて、健康危機管理対策本部の体制強化を図り、実地訓練を実施し、その結果やこれまでの区の対策の検証などを踏まえ「中央区新型インフルエンザ対策行動計画」を改定する。
 また、健康危機管理ネットワーク情報システムを通じ、情報伝達を行うなど警察・消防・地区医師会等との連携を強化するとともに、必要な医療資材を整備する。
  * 新型インフルエンザワクチン接種体制の確保
  * マスク、防護服等の備蓄
  * 新型インフルエンザ相談センターの運営
  * 実地訓練の実施
  * 区民への情報提供と啓発の充実


(6) その他の主要事業
   「男女共同参画社会の実現
充実 「ブーケ21」女性相談の充実1,302千円
 女性センター「ブーケ21」で実施している女性相談の相談枠を拡大する。
 また、平成22年度から子育て中の方にも安心して相談できるよう託児を行う
  * 実 施 日 第1・5水曜日,第4火曜日 午前10時~午後4時(5枠)
         第2火曜日,第3水曜日   午後3時30分~午後8時30分(5枠)
  * 相談時間 1回1時間
  * 相 談 枠 年間144枠 → 235枠(91枠増)

ワーク・ライフ・バランス推進企業等の認定4,385千円
 仕事と家庭の両立支援や男女がともに働きやすい職場の実現に向けてワーク・ライフ・バランスを推進している中小企業等を認定し、その取組を広く紹介する。
 また、ワーク・ライフ・バランスに新たに取り組む、または取組の向上を希望する企業等には専門のアドバイザーを派遣し、支援する。
  * 対 象 常時雇用する従業員数が300人以下の区内事業所

ワーク・ライフ・バランス認定企業に対する優遇- 千円
 1) 商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
  ワーク・ライフ・バランス認定企業に対して、商工業融資における優遇利率を適用する。
 2) 区発注契約における優遇
  ワーク・ライフ・バランス認定企業に対して、区発注契約における総合評価入札の加点や優先指名等の優遇を適用する。

   「永遠の平和を願って」
新規 平和モニュメントの設置等15,000千円
 平和への理解を一層深めるための契機として、平和モニュメントが未設置である月島地域の「月島第二児童公園」を“平和を願い核兵器のない世界の実現”をテーマに整備し、平和モニュメントを設置する。
  * 概  要 月島第二児童公園内に「平和の広場(仮称)」を整備し、広場に
         平和モニュメント(モザイク平板を活用した壁画)を設置する。
  * 壁画面積 約50㎡(予定)

映像による戦災体験等の証言データ収集3,025千円
 戦後65年を迎え戦災体験者が減少していく中で、その体験を次世代へと語り継いでいくため、戦災体験者の証言を映像に記録し、平和であることの大切さや尊さを認識するとともに、次世代へ伝えていくための資料とする。

平和の都市(まち)の楽しい集い9,221千円
 平和の大切さを区民に訴えるため、中央区平和都市宣言の日にコンサートを実施する。
  * 内   容 クラシックコンサート
  * 開催予定日 平成23年3月15日(火)
  * 会   場 銀座ブロッサム(ホール)
平和展3,261千円
  本区の空襲被害、戦中・戦後の市民生活や子どもの様子など、当時を物語る写
 真や戦災資料を公開展示する。
  また、次代を担う児童・生徒に戦争の悲惨さ、平和の大切さを考えてもらうき
 っかけづくりとするため、区立小・中学校へ巡回して平和展を実施する。
  * 平和展
   ・ 開催予定 平成23年3月
   ・ 場  所 区役所本庁舎,日本橋区民センター,月島区民センター
  * 区立小・中学校巡回平和展
   ・ 開催予定 平成22年10月~平成23年2月(1校2週間程度)
   ・ 場  所 小学校16校,中学校4校

   「区民サービスのさらなる向上
充実 「区のおしらせ 中央」の発行回数の増48,967千円
 「区のおしらせ 中央」の発行回数を月2回から3回に増やし、情報伝達の迅速化を図る。
  * 発 行 日  各月1日,11日,21日
  * 配布方法  1月1日号を除く各月1日号 町会・自治会を通じて配布
          各月11日号,21日号および1月1日号 新聞折込にて配布

新規 区議会ホームページの開設6,448千円
 区議会広報活動のより一層の充実を図るため、区のホームページから独立した区議会ホームページを開設する。
  * 開設予定  平成23年1月

新規 PFI手法による人形町保育園等複合施設の整備377,582千円
 1) 人形町保育園《再掲7頁》27,919千円
   日本橋保健センター等複合施設の仮園舎から新園舎に移転し、定員を拡大す
  る。
   * 場  所 複合施設棟1~4階、駐輪場棟2階・屋上
   * 定  員 105人(35人増)
   * 延 面 積 1,147.27㎡
   * 移転予定 平成22年10月 ※定員拡大は11月から(予定)
2) 人形町区民館4,554千円
   * 場  所 複合施設棟 5・6階
   * 延 面 積 656.93㎡
   * 構  成 洋室4、和室2、談話室
   * 開設予定 平成22年10月
   * 開館時間 午前9時~午後9時
          (利用者からの申出があった場合は午後10時まで延長可能)
   * 休 館 日 年末年始(12月29日~1月3日)
3) 人形町認知症高齢者グループホーム(仮称)《再掲17頁》343,825千円
 認知症高齢者が、身近な地域で安心して生活が送れるよう、認知症高齢者グループホームを整備する。
   * 場  所 複合施設棟 7~9階
   * 定  員 18人(9人×2ユニット)
   * 入 居 者 要支援2以上の区民で共同生活を営める認知症高齢者
   * 延 面 積 776.49㎡
   * 開設予定 平成22年11月
4) 人形町二丁目駐輪場(仮称)《再掲21頁》1,284千円
   地域の放置自転車問題の解消を図るため、駐輪場を整備する。
   * 場  所 駐輪場棟1階~地下
   * 駐輪台数 204台(予定)
   * 延 面 積 257.87㎡
   * 形  式 機械式
   * 供用開始 平成22年11月(予定)

新規 「労働スクエア東京」跡地の活用検討24,675千円
  「労働スクエア東京」跡地の活用に向け、敷地測量、地盤等調査を行い、施設
 整備に関する基本計画を策定する。

   「その他の事業」
新規 社会貢献活動団体との協働の推進(中間支援拠点の管理運営) 17,381千円
 社会貢献活動団体間のネットワーク構築を支援するとともに、区と社会貢献活動団体をつなぐ新たな「中間支援拠点」を整備することにより、協働の普及・促進を図る。
  * 所 在 地 日本橋小伝馬町5番1号 十思スクエア2階
  * 開設予定 平成22年4月
  * 開館時間 午前10時~午後7時
         (利用登録団体の事前予約がある場合は午後9時まで)
  * 休 館 日 毎週月曜日,12月28日~1月4日,施設点検日

新規 結婚活動支援398千円
 全国的に未婚化や晩婚化が進む中、中央会館「銀座ブロッサム」結婚式場の利用件数が減少傾向にあることから、施設利用率の向上を目的として指定管理者が取り組む「未婚者への出会いの場」事業に対し、区民等への事業周知等の支援を行う。
  * 対 象 者 区内在住・在勤で20歳以上の独身男女
  * 実施回数 年6回程度
  * 参加者数 男女各15~25人程度
  * 参加費用 1人あたり3,500円程度

新規 特定不妊治療医療費助成5,000千円
  特定不妊治療(体外受精および顕微授精)の保険適用外医療費の一部を助成し、不妊治療への経済的負担の軽減を図る。
  * 助成金額 1年度あたり10万円(最大通算5年度まで)

新規 路上弁当販売監視指導13,123千円
 行商による路上でのルールを守らない弁当販売に対し、警察署等関係機関と連携を図りながら、食品取扱状況および衛生基準等について監視指導を行うとともに、新たに路上弁当販売監視指導員(仮称)を配置する。

充実 区施設の改修1,095,810千円
 1) 新川職員住宅55,342千円
   給排水設備等改修,昇降機改修
 2) 月島区民センター《再掲32頁》644,191千円
   (特別出張所,地域包括支援センター,児童館,図書館,社会教育会館)
   大規模改修
 3) 中央会館「銀座ブロッサム」53,873千円
   駐車場泡消火設備改修,その他内部改修
 4) 日本橋社会教育会館35,016千円
   ホール音響設備改修
 5) 月島スポーツプラザ53,701千円
   空気調和機取替,排水ポンプ配管取替,プール設備等改修
 6) 障害者就労促進施設「さわやかワーク中央」34,535千円
   冷暖房機取替
 7) 特別養護老人ホーム「マイホーム新川」42,572千円
   照明器具・自家発電設備整備・CCTV設備・電気設備・テレビ共聴設備改修
8) 特別養護老人ホーム「マイホームはるみ」65,580千円
   給湯管・テレビ共聴設備改修, UGS設置, 機械設備大規模改修設計
9) 八丁堀詰所・八丁堀職員住宅22,365千円
   電気設備改修
10) 京橋プラザ住宅88,635千円
   給湯器取替

以上、主要事業予算終わり
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