「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

消防団ポンプ操法大会 実施内容の大幅な変更。より実践に即した形へ。

2011-05-08 23:00:00 | 防災・減災
 所属する臨港消防団の恒例のポンプ操法大会の実施内容が、本年から大きく変わります。
 どのように変わるかの説明会が、本日執り行われました。
 


 より実践に即した形となります。

 指揮者の指示に従い消火と人命救助がなされます。

 以前の競技も、競技会としては意味があり、やりがいもあったものの、実践で使える技術の習得が第一です。
 今回の大幅な変更は、私も大いに賛同します。

 人命救助では、心肺停止者への心肺蘇生とAEDがなされます。
 心肺停止者へは、心臓マッサージ及び人工呼吸が行われます。
 心肺蘇生では、人工呼吸は不要というのが医学での流れであり、なかなか、その部分は、統一が難しいところではありますが、大会では、うまく見学者も含め知識普及がなされればと思います。
 “複数人”での心肺蘇生、幸いにして“人工呼吸マスク”があるという状況での心肺蘇生である点が今回の大会での想定です。
 ひとりでかつ、人工呼吸マスクがない場合は、心臓マッサージのみで、十分に対応できることの知識普及が合わせて欠かせないと思います。

 ともあれ、今年のポンプ操法大会。
 第二分団は、大会に向け、すでに4月から練習が開始されているところです。
 怪我をすることなく、選手の皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
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