「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

仙台市青葉区の放射線量

2011-05-22 23:25:04 | 防災・減災

仙台市青葉区の放射線量を計測されている方がおられました。

参考までにご紹介させていただきます。

https://spreadsheets.google.com/pub?hl=ja&hl=ja&key=0AqCNir5ySiBLdGc5eW8wcDUyRG9scHBvUTVaV0V4Znc&single=true&gid=0&output=html

 

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子ども達を放射線被ばくから必ず守る。すべてのひとを放射線被ばくから必ず守る。

2011-05-22 07:16:15 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 放射線被ばくに関するご不安の声やご意見を多数コメントとしていただいております。

 「子ども達を放射線被ばくから必ず守る。」もちろん「すべてのひとを放射線被ばくから必ず守る。」

 このことは、絶対になさねばならないことです。

 被災地の現場を体験し、その後の自分の行動に導いた問題意識のひとつはこのことから発しています。

 現に、このことを達成するための施策展開は、現在いかがでしょうか。(おそらく、施策として形をなすのに時間を要しているところとは存じますが。)

 

 このブログでも、情報発信をしてきたところです。

ブログ2011-04-29 14:12:06『子ども達を放射線被ばくから必ず守る。子どもに1~20mSv/年は安全か?』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/3591d3a49ca8763adbed191ab25bb2a0

 

ブログ2011-05-12 00:19:34『科学的な考察と施策展開のために、「低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大」ご参照を!』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/29157b35d2ff23c43be3a8972d24e0ea

 

ブログ2011-05-11 10:30:01『5月10日フジTV特ダネ 20mSvの問題への切り込みに対し敬意を表します。』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/d6ee0022f7824f0a234bf478bfba9ccc

 

ブログ2011-05-19 11:37:07『要チェック!5月18日収録 衆議院文部科学委員会 参考人武田邦彦教授ほか』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/70ea9bca5318fdbab8d43ca7739cc28e

 

ブログ2011-05-13 09:24:10『文部科学省「福島県内の学校・校庭等の利用判断における暫定的な考え方」に対する日本医師会の見解』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/9cacac0c2f3cbf9ecab289dae7e45f9a

 

ブログ2011-05-10 17:46:44『5月10日 広瀬隆氏 ご講演 原子力発電所事故問題。質疑では、地熱発電の可能性/子ども達の集団疎開』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/50f0f3f22b8a1385aa730536e52dd891

 

ブログ2011-05-01 00:18:20『小佐古内閣参与が抗議の辞任。法と正義、ヒューマニズムそして国際常識ある原子力安全行政の復活のために』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/2dc21b5e45d43110ff5be2dbd65d72d2

 

ブログ2011-05-01 00:00:00『20mSv/年を考える資料』http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/c6fca810546a50d540ed9167090d4b6c

 

 

 まず、なされなければならないことは、

一、正しい知識の普及

 放射線学、放射線医学の正しい知識の普及を行わねばなりません。

 各学校の学校保健会の場を借りたり、中央区保健所等が率先して、放射線学、放射線医学の正しい知識の普及にとりくまねばならないと考えます。

 

一、中央区独自のモニターもしくは、それに変わる測定結果の根拠となるデータの開示

 中央区内、そして中央区民や子ども達が利用する施設がある地域の放射線量のデータを、独自モニターであれ、他の機関が実施したモニターであれ、数値を区民に尾知らせし、健康被害に影響のない放射線量であることを、情報提供していかねばなりません。

 データを出す場合は、測定機関、測定条件を明示し、できれば時間系列で情報提供されることが望まれます。

 ⇒23区では、足立区が独自に放射線量をモニターしています。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/020/d06500100.html

一、できるかぎりの情報の公開

 コメントとして届けられておりますが、例えば、給食のいつの食材がどこの産地のものを使っているかそのトレーサビリティなど、求められる情報は、可能な限りあきらかにしていくべきであると思います。

 これらの情報発信は、インターネットもあることから、今は容易にできると思われます。

 

一、保護者が不安な場合、保護者の選択が許される自由の保障

 今の状況は、日々状況がめまぐるしく変わる緊急時出ることを鑑み、保護者が不安な場合、保護者の選択が許される自由を与えるべきであると考えます。

 もし、どうしても不安がある場合、子どもに学校活動に参加しないことや、お弁当持参等を許すことです。

 この点は、様々な議論があろうかと十分承知をしております。ただ、緊急時であり、原子力発電所事故の状況が落ち着くまでは、配慮されてもよいのではないかと考えます。

 

一、風評被害を出さない取り組み

 上記事柄がきっちりとなされるのであれば、風評被害を生む土壌もなくなるはずです。 

 

などなど、

 私も、様々な機関や学術団体と連携をし、「子ども達を放射線被ばくから必ず守る。すべてのひとを放射線被ばくから必ず守る。」ことに尽力してゆく所存です。

 皆様のご意見、ご提案をこれからもお待ち申し上げております。

 kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

 

 

 以下は、5月22日現在の放射線関連の区の情報です。放射線モニターの情報等、しっかりと更新をしていただくことを期待致します。

 

****中央区ホームページより*****

http://www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/kankyouhoushasenn/index.html

 

 

 

 放射線による健康への影響等について

放射線による健康への影響等について情報を掲載しています。

都内での環境放射線測定結果について

 都内での大気中の放射線は、東京都健康安全研究センター(新宿区)で測定しています。東日本大震災により被災した福島第一原子力発電所の放射能について、都内では3月15日以降微量の放射性物質が観測されています。これまで東京都健康安全研究センターで測定した値は、健康に影響を及ぼす数値ではありません。

 

1日単位の最大値(健康安全研究センター)                単位 マイクロシーベルト/h
測定日線量率最大値
5月18日 0.0669
5月17日 0.0722
5月16日 0.0671
5月15日 0.0677
5月14日 0.0676
3月16日 0.161
3月15日 0.809
3月11日 0.0376

 


【参考】健康影響と放射線被曝線量
がんになる人が増加(1年間)   100ミリシーベルト(100,000マイクロシーベルト)
胸部CTスキャン(1回)         6,900マイクロシーベルト
日常生活での被曝量(1年間)   2,400マイクロシーベルト

【単位】1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト

放射線量の基準

 一般の人に対する放射線量の基準としては、下記のとおり、国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に勧告を出しています。このため、国は、この値を考慮して事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのある区域を「計画的避難区域」としています。

 

一般の人に対する放射線量の基準(国際放射線防護委員会2007年勧告)
状況基準
平常時の放射線の管理基準 年間1ミリシーベルト
緊急事態の放射線の管理基準 20~100ミリシーベルトを超えないこと
事故収束後の復旧期の管理基準 年間1~20ミリシーベルト

 

水道水における放射能について

 東京都水道局によると3月22日、23日に金町浄水場で採水した水道水が、食品衛生法に基づく乳児(1歳未満)の飲用に関する暫定的な指標値100Bp/kgを超える放射性ヨウ素を検出したと発表していましたが、3月24日には指標値を下回り3月27日以降は不検出となっています。
 これにより東京都水道局は、1歳未満の乳児を含むすべての方に飲用をいただいても問題がないと公表しています。

【問合せ先】
 水道局お客様センター
 電話:03-5326-1101
 時間: 8:30~20:00

 ・東京都水道局ホームページ

乳児の水分接種による日本小児科学会等の共同会見について

 日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会からの共同見解について、下記よりダウンロードできます。

【関連リンク】
 ・(社)日本小児科学会ホームページ

【共同見解のダウンロード】

 日本小児科学会等の会見について(PDF:87KB)



【関連情報】
 詳しくは、各ホームページにおいて確認してください。

原子力災害発生時の住民としての対応については、原子力安全・保安院のホームページをご覧ください。
 原子力安全・保安院ホームページ

放射能の身体への影響については、独立行政法人放射線医学総合研究所のホームページをご覧ください。
  独立行政法人放射線医学総合研究所ホームページ

都内での環境放射線測定結果については、東京都健康安全研究センターのホームページをご覧ください。
(「都内の環境放射線測定結果」ボタンを押すと、1時間単位、1日単位の測定結果がご覧になれます。)
  東京都健康安全研究センターホームページ

ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません。
  独立行政法人 放射線医学総合研究所からのお知らせ

福島原発事故による放射線被曝について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内(特に母乳とヨウ化カリウムについて)
  日本産婦人科学会からのお知らせ

食品の安全性については、内閣府食品安全委員会のホームページの重要なお知らせをご覧ください。
 内閣府食品安全委員会ホームページ

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。 
アドビリーダーダウンロード Adobe Readerのダウンロードへ

【問合せ先】
・食品に関すること
 中央区保健所食品衛生第一係
 電話 03-3541-5939

・水に関すること
 中央区保健所環境衛生係
 電話 03-3541-5938

・健康に関すること
 中央区保健所健康推進課保健担当 
 電話 03-3541-4261  

 日本橋保健センター健康係 
 電話 03-3661-5071

 月島保健センター健康係 
 電話 03-5560-0765

 

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IAEA報告書(2006): チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復

2011-05-22 06:35:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 貴重な資料の抄訳です。

→『IAEA報告書(2006): チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復』

 http://www.numtech.co.jp/column/20110520/

 

 

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国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)敷地内における放射線の測定結果

2011-05-22 06:28:48 | 防災・減災

様々な民間や公的機関の放射線量モニターを注視し、

被ばく状況の現況把握をしていく必要性があります。

放射線量モニターに関する有益な情報があれば、皆さん、コメントもしくはメール(kauzki.kosaka@e-kosaka.jp)で教えてください。

 

柏市
http://www.ncc.go.jp/jp/information/sokutei_ncce.html

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今、放射線について知っておきたいこと 水野義之氏(京都女子大学現代社会学部)資料

2011-05-22 06:27:09 | 防災・減災

 放射線についてとてもわかりやすくまとまっている資料です。

 今、放射線について知っておきたいこと 水野義之氏(京都女子大学現代社会学部)

→ http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~mizuno/20110410-Rad-ChildRear-rev.ppt.pdf

 

 

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