本日24日、朝日新聞声欄とても悲しい声が届いていました。
子ども達に安心と安全を守っていくために、私たち大人が最大限の努力をしていかねばなりません。
このブログにも、多くのコメントをいただいています。
ツイッター(http://twitter.com/kosakakazuki)でも、不安の声を多々目にします。
もちろん、政府、都道府県、市町村の行政機関、そしてここ中央区も、区民の皆様の声をしっかりと受け止めて、放射能被ばくからの安心と安全を、必ず守っていくことにご努力いただくことをここらからお願い申し上げます。
まずは、先日ブログ(http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/fa61bc233a1d6a0f64650e67f7b601a5)でも書きましたが、1)放射線学、放射線医学の知識啓蒙、2)現実の被ばく量モニター、3)保育教育の現場での、親御さんが不安な場合の自主的な代替措置をとることの許容、4)食物、飲料水のトレーサビリティなどできる限りの情報の公開、5)風評被害への取り組み、6)万が一の場合は、原発周辺地域からの避難その受け入れ などをしっかりと行っていくべきと考えます。
*****朝日新聞(2011/05/24) 声欄 ******
~不安押し殺す福島の子ども~ 福島市 44歳 女性
13歳の娘と話をしていたときに「そういうところ、もう少し気がきくようになれば、嫁にいきやすくなるよ」と軽口で言ったら、「でも、福島だからもうどこにも嫁になんていけないんじゃない?」とまじめに返してきた。
思わず「大丈夫!福島の人の嫁になればいいから!」と言ったら、「そしたら、放射能に強い赤ちゃんが生まれてくるかもね~」と笑ったから、「そうそう、新しい人類だよ!」と冗談でごまかした。
以前、「いま伝えたい被災者の声」で飯館村の15歳の子が「子どもを産めますか」と心配していました。
きっと、「フクシマ」に済む女の子たちは、皆、不安に思っているのだ、と痛感しました。この不安を取り除くためにも、あらゆることを政府に望みます。
誰もが納得できる対処を切に願います。
避難地区はもちろんでしょうが、避難地区以外の大人も子どもも、毎日、心にある不安を押し殺しながら、見せかけの日常を生きている、そのことを、どうか忘れないでください。
以上、